ふれふり!

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加湿器のコスト比較してみる(ダイニチ加湿器の実使用の感想 2回目)

 

3月も末になり気温も上がってきて、なんだか加湿器必須って感じの気候じゃなくなってますが・・・来年に向けてという意味もあり。

 

先日、

・ダイニチ加湿器のエコモードでは狭い部屋でもパワーが足りなすぎる

みたいなコトを書きましたが、これ、自分としては結構残念だったんですよね。

 

2020free.com

 

なので、ちょっともう少し環境の良い(気温の高い)条件で再度調べてみることにしたのでその記録です。

(これを書いている時期より少し前の、まだかなり寒くて湿度も低かった時期の記録です)

 

17度スタートで2時間稼動してどうなったか

前回は気温が15度くらいからスタートでしたが、今回は2度あがって17度スタート。

 

2時間ほどの稼動でどうなったかというと・・・

アーッッ

7.2gから9.2gまで+2gの加湿になりました。電気代はエコモードなので同じ1円ほどです。

 

あれーっ? 3.6g/㎥の湿度アップのあった前回より成績悪くないですか!??

 

前回のを再掲すると

 

気温15.3度 -> 17.5度

湿度4.7g/㎥ -> 8.3g/㎥

湿度(相対)36% -> 55%

 

となります。

そして今回が

 

気温17.0度 -> 18.3度

湿度7.2g/㎥ -> 9.2g/㎥

湿度(相対)49% -> 59%

 

となっています。

 

気温は前回よりあがっているにもかかわらず、元の湿度が7.2g/㎥とカタログ値の想定湿度(5.2g/㎥)よりかなり高かったことで、空気中の水分がなかなか上がらないという感じに。

 

前回の結果と組み合わせると

 

今回)ダイニチ気化式(17度) 加湿力+2.0g/㎥ 電気代1円

前回)ダイニチ気化式(15度) 加湿力+3.6g/㎥ 電気代1円

参考)YAMAZENスチーム式 加湿力+3.9g/㎥ 電気代16円

 

でした。

 

ちなみに今回の試験ですが、念のため本体の目標湿度を60%にあげておき、多少湿度があがっても超エコモード(?)には入らないようにしてあったので最後まで通常のエコモードで加湿されていました。

念のため設定を相対湿度60%としたため湿度表示が58%でもまだ通常のエコモード

 

※超エコモードというのは加湿がかなり止まった巡航モードのことで、自分が勝手にそう呼んでいます。計測湿度が設定湿度をオーバー(いずれも相対湿度ベースで)すると入るモードで、確か3Wくらいの超消費電力だったような・・・

 

タンク内の水分の減少が極めて少なくてショックを受ける

前回同様に、実際にどれだけの水分が空気中にばらまかれたのかを調べるため、加湿前/後のタンクの水分量を比較してみました。

 

前が4.2kg

そして2時間の加湿運転後が・・・

 

あ、あれーっ?

 

今回は3時間ではなくちゃんと2時間の使用前後で比べましたが、えーっ?という感じの量、たった200mLの減少でした。

(01未満が四捨五入だと思うので本当は4.24kg->3.95gで290mL/hかもしれないけど)

 

これだとカタログ値の460mL/hからすると1/4以下の100mL/hになってしまいます。

これは少なすぎる。

うーん、どういうことなのか・・・

 

相対湿度で満足すべきか?

ところで、これまでほとんど相対湿度を無視してきましたが、今回の加湿結果って相対湿度でいうと59%なので、いわゆる「快適な湿度」ではあるんですよね・・・

パナソニックの説明がこちら。

パナソニック公式より

ウィルスやカビといったものにとっては「(絶対湿度ではなく)相対湿度で40-60%が過ごしにくい」ということらしい。

上ほうで撮影したみはりん坊の数値に話を戻すと、相対湿度でいうと59%と確かに悪くない数値になってはいるのですが(今回みはりん坊も加湿器自身のセンサーも60%弱で似たような相対湿度になっていた)、絶対湿度としては足りない。

 

気化式は環境の影響を受けすぎるため絶対湿度のコントロールには向かない

考えてみれば、気化式というのはファンを使っているとはいえ元々

・自然にフィルターから気化する湿気を部屋にばらまく

という仕組みです。

 

対してスチーム式は

・加熱して強制的に蒸発させた水分を部屋にばらまく

という仕組み。

 

気化式は周辺環境、つまり気温や湿度の影響を極めて受けやすい、といえます。そして相対湿度というのは気温、つまり環境に応じて変わる値です。

 

こういう自然ベースの世界では、

・気温が低いのに高湿度、みたいな状況は生まれづらい

わけです。

 

室温が低かったり、周囲の湿度が高ければければ自然と気化される水分量も減る。使っている方としては、その自然に逆らって湿度をあげていきたいわけです。

にもかかわらず、自然の原理を利用してなんとか低消費電力で加湿しようというのは無理があるのかもしれない。

 

要するに気化式という自然の力に依存した方式では、相対湿度をコントロールするのに相性が良くても、絶対湿度をコントロールするのには向いていない。

 

じゃあどうすればいいか・・・

これは結構簡単で、ヒーターを使って加熱してやればいいわけです。

あれ? これじゃエコじゃないじゃん、通常モードじゃん。

 

うーん、これだと本来の

・ローコストなエコモードで加湿

というのが否定されてしまう・・・

 

ど、どうすればいいんだ・・・

 

続く・・・(案はあるけどモチベーション的には来年?)