ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

島田屋製菓 長崎バウムクーヘン

高級主食とは!?


【メーカー】島田屋製菓
【品名】長崎バウムクーヘン
【概略】3,312kcal/900g/1,100円

3.76    0.80    3.01
kcal/g g/円 kcal/円

 

※100gあたり368kcal(パッケージどおり)、4個で約900g(風袋20g)として試算

 

入手経路(経緯かな?)

埼玉県の八潮というところに用事があったのですが、電車での行き方がよくわからず車で行くことにしました。
近くの店(主に工場直売)をリサーチしたところ付近にこの店を見つけたので寄ってみた次第。

現地到着は土曜日11時過ぎ。店は小さいものの、すでに行列が。

ひさしや椅子が用意されている

「行列をつくって買う」というスタイルが常態になっているため、外には行列用の椅子もあるし並ぶラインも引いてあるし、誘導員までいます。

小さい店ですがちゃんと駐車場を用意しているのでそこに駐車。駐車場の位置はこの写真の通りです(2021.05現在)

 

自分が行った当時はコロナ対策と言うことで1組づつの入店になっていました。

 

遅々として進まない行列に並ぶこと20分弱、ようやく店内に。

店内と言ってもカウンターがあるだけで、見て回るようなスペースはなし。

 

行列前提というスタイルながら、行列中に商品の案内があるでもなく、カウンターはおばちゃん(おばあちゃん?)一人で商品の説明、販売から会計までやっているため正直なところ非常に効率が悪い感じでした。
悪くいえばわざと販売に時間をかけて行列効果を作り出しているかのようで・・・まぁ今のご時世なので人手が足りないのかもしれないし、そうでなくても薄利多売のため接客にコストをかけられない、というスタンスなのかもしれない。

 

そんな感じなので、何をいくつ買うかは事前に決めておいた方がいいと思います。

 

ここのバウムクーヘンは皇室御用達ということで、贈答品にも使われているようですが、自分が買ったのはいわゆる切れ端、2等品です。

規格品は通販可能ですが、こうした二等品については店頭のみとのこと。

 

販売価格は次の通りです。

時間に関係なく販売されるタイムサービスとは・・・

 

店外に「タイムセールはやっていない」的な表示があったのですが実際は切れ端の販売はありました。切れ端が無いならないで普通の値段で少しだけ買って帰る予定だったのですが一安心です。

タイムセールと切れ端は違うのかなぁ? よくわかりません。(コロナ騒動以前?は10時、14時、16時・・・みたいな感じで1日3回タイムセールがあった)

 

切れ端は紙袋に入った状態でセットされてカウンターの上のほか、店の奥に大量に置かれていました。

大4個入り1100円のものを2袋購入。


ついでに「もろみ」という醤油味のもの(540円)も1個購入。もろみは紙袋ではなく、切り株状のものがプラパックに入っていました。

 

パッケージと全体印象

表面は一番上の写真の通りで、裏はこんな感じ。

密封はされていないけどアルコール剤は入っていて2週間強の日持ち

二等品?ということで、土台や形崩れを防ぐプラスチックなどはなく、ビニールで包まれているだけの状態です。

 

これが4個入って一袋1,100円。

1袋目は873gでした。

4個873g

2袋目は910gとやや重め。

4個910g

うろ覚えですが、マルキンとかスーパーで売られているバウムクーヘンだと1個250gくらいだと思うので、それからするとやや重量が少ない感じですかね。

(これは単なる印象ですが、このバウムクーヘンは柔らかく、軽い感じがするので密度が低く、体積的にはマルキン等と同じくらいじゃね?と推測)

 

食感

味の方は並です。原材料を見て想像つく感じの味。

パッケージが透明だったので下に茶色の紙を敷いて撮影

で、ですよね~、という感じの代物。


形状はバウムクーヘンですが食感はカステラのように非常に柔らかく、、、どれくらい柔らかいかというと手で端をつまんで持ち上げるのが難しいくらいの柔らかさです。

風味は卵の香りがあまりせず砂糖の甘さが強いですが、だからといって変な味がするわけではないし、パサつきもそんなにはなく、油っぽさも並程度。

スパッと切るのが難しいレベルの柔らかさ(たまたまここはうまくカットできた)

柔らかいタイプが好きな人は、そのままでも美味しくいただけるのではないかと思います。


堅めが好きな自分は最初にそのまま食べてすぐ飽きてしまったので、その後はいつものようにトースターで焼いて少し固めの食感にしていただくことにしました。(元がシンプルな味なので、パンと同じようにバターを載せたりジャムをつけたり、冷凍したりと色々やりようはある)

 

総評
★★★☆☆(3/5)

正直なところ、わざわざこれを買うために遠路行くものでもないかな~、という感じです。

が、その辺のスーパーで売られてるパック入りのやつ(賞味期限がやたら長いけど非常にアブラっぽい)よりはずっと美味しいです。

 

コスパと今後

正価でこの味というのは微妙ですが、切れ端に関して言えば、コスパ良いのではないかと思います。店の近所に自分が住んでいたら、たぶん時々買いに行きますね。

なお、自分の後ろに並んでいたオッチャンによると「前回は目の前で(切れ端が)売り切れてしまってガッカリした」とのことだったので、切れ端狙いで行くなら早い時間のほうがよさそうです。

 

ついでなので本当の端や崩れの生じているものを載せておきます。

多少の崩れ

これは完全に端

上のやつは端もいいところで、サイズも小さい

切れ端を買うような人がこうした崩れや端の混入を気にするとは思えませんが、気になるひとは買ったらすぐに別の袋に移し替える等したほうがいいかもしれません。

前述の通りかなり柔らかいお菓子なので、持って帰ってくる途中で圧がかかって形崩れが起きた可能性もあるので・・・。