さよならシリーズ
ウチではできるだけモノを捨てないで長いこと使おうと心がけているのですが、(貧乏人根性であります)ときどき「もうゴールしてもいいよね」的な状態になってしまったものとお別れすることがあります。
ここでは、そんな奴らに感謝をしつつ、その活躍を記憶にとどめておくため写真などをとって送りたいと思います。
100均で買って10年使った洗濯干し
ここ数年、ピンチが割れたり、取れたり、徐々に崩壊しつつあったのですが、そのたびに補修を繰り返して使っていました。
数年前から色があせて、もともとはピンクだったのが今では肌色というか、白に近い状態になってしまっていました。
徐々にピンチ部が取れて、吊せる数が減ってきた
個々のピンチは壊れて補修ができなくても、吊すものが減るだけ(だいぶ減ってきたけど)でなんとかなったのですが、つい先日は、センターのフックが完全に割れて壊れてしまいました。
これはフックそのものの構造を支えている凹凸部がダメになってしまったので、バネを再度差し込んで組み立てようにも無理でした。
そこで、ちょうどいいサイズのS字フックでムリヤリ代替をしていたのですが、これは結構問題が多かったのです。
バネがないため、引っかかりが弱く、引っかける場所によってはすぐにズレて下に落ちてしまう、という問題がありました(ベランダの物干し竿はしっかりフィットして落ちることはなくて、主に家の中で樋の部分に引っかけていた際の話なので、洗濯物がダメになることはなかった)
落ちた拍子に全体が崩壊し始めた
あまりによく落ちるので何か良い方法はないかなぁ~とぼんやり考えていたところ、、、、あるとき、落ちた瞬間に筐体の一辺がパキッと割れてしまいました。
あくまで一辺なので、強度は落ちるにしてもほかの3辺が使えるなとは思っていたのですが、手で持ってみるとあちこちに割れが・・・
気になって少し力を加えてみると、軽い力でもポキポキ割れる。
あっ
あっ?
あれっ??
・・・という間に、全体がボキボキに割れて原型をとどめない状態になってしまいました。
どうやら、プラスチックそのものが劣化して崩壊寸前だったようです。なるほど、これはもうしょうがない。
ありがとう洗濯物干し。100円で10年も持てば十分だよ。
いや、よくがんばったと思います。本当に役に立ってくれました。
ただ、10年という時間はあまりに長く、原材料費の高騰か、物価の高騰か、既に同じサイズの洗濯干しは100円では売られてないんですよね。みんな小さくなってしまった。だいたい2/3から半分くらいのサイズのしかない。
まぁ半分のサイズだって2個買えば同じだけ干せるしいいんじゃない? ということで、(たぶん)また100均で買うのであった・・・