ふれふり!

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ダイソンV6用makitaのアダプタを購入するも、これは・・・

 

前回、ダイソンのV6のバッテリーが死亡したため、代替としてマキタバッテリーを取り付けるアダプタを購入して、色々あったものの何とか取り付けた、、、という話を書きました。

こちらです

2020free.com

 

その後少し使ってみたので、使用感や気になった点、留意点などを書いておきます。

正直、諸手を挙げては勧められないなぁという感じですが、選択肢としてはありかなと。

 

通常の使用感は問題ナシ・・・?

当初の使用感は前回記載の通り問題なく、

・モーターヘッドブラシを使っても止まったりすることはない

・ターボモードにしてもおかしな挙動をすることもない

・微妙にパワーが落ちている気もするけど気のせいかもしれないレベル

という感じでした。

 

バッテリの重量が増えて位置も変わって、持ったときのバランスが?

本体は除いたバッテリーだけの比較をすると、

・元の純正バッテリーが414g

・今回のアダプタ108g+マキタバッテリー612gで720g

と300gほど重くなっています。

オリジナルのダイソン純正バッテリー

今回買ったアダプタ+makitaバッテリー(こちらも互換品)

掃除機本体やノズルの重さ(どれを使うかによってピンキリ)などもあり一概には比べられませんが、バッテリー部分だけで300g、率にすると重量8割増になっており結構重量感はあります。

とはいえバッテリーの容量が増えたことと、間に変換アダプタという異物を追加していることを考えるとやむを得ないところかなと思います。

 

「バッテリーの位置が変わったことで掃除機の重心が変わってしまって持ちづらい」という評価もあるようですが、この点については、確かに違いはわかりますが自分の場合は気にならないかな、と。

重量のあるマキタのバッテリーがゴロッとした形状で、重心がかなり下の方に来る

「純正バッテリーのほうが本体との一体感があって、重心が一点に集中していて持ちやすいんだ!」と言われると,確かにそうかも・・・とは思うのですが、じゃあ是が非でも元に戻したいかと言われると別にどっちでもいいかなって感じの差です。

 

 

バッテリーの容量が減ると、モーターヘッドが停止する問題

ところで、Amazonのレビューによると

・バッテリー残量が50%以下になるモーターヘッドブラシが使えなくなる

という問題が発生するとの報告がありました。

 

実際にうちでも最初のあいだは調子良かったのですが、使っていると途中から(まだバッテリー残量があるはずなのに)挙動不審になって動作停止してしまいました。

 

このときの挙動を具体的に書いておくと、

・トリガーを引くと一応動くものの1~2秒ですぐ停止してしまう

という感じです。

再度トリガーを引いてもやはり動くのですが、1秒程度で沈黙してしまいます。

 

その後いろいろ試したところ、特にモーターヘッドブラシだけ負荷が高すぎて止まっているわけではなく、ブラシを外した状態でもバッテリー容量の低下で動作停止してしまうらしいことがわかりました。

 

うーん、、、これは持ちづらいとか感覚の問題ではなく、明確にアカンのでは?

少し確認してみます。

 

使えなくなる具体的なバッテリー残量は残4割くらい?

2回ほど掃除をしたものの、毎度この使用不可現象が起きており、このときのバッテリーの残量表示は次の通りでした。

1回目 45%

2回目 37%

うーん、多少ムラはありますが半分弱のタイミングです。

まぁ、このマキタ(互換のウェイトリー)のバッテリーの残量表示がどれくらい正確なのかというのもかなりアヤシいところではあるのですが・・・

 

これは当然の推測なのですが、バッテリーの容量というより電圧低下で問題が発生しているのではないかという話になります。(残量が減るのにともなって電圧も徐々に下がっていく)

おそらく、マキタバッテリーの18Vという電圧は、ダイソンを動かすのにはギリギリなんとかなるかならないか、ってレベルの電圧なのでしょう。(18Vというのは21.6Vの83%になり、通常の電化製品では電圧が83%にまで下がると動作範囲外になることが多い)

 

電圧が低下しているか確認してみる

というわけで、3回目のお掃除の段階で、せっかくなので(?)バッテリーの電圧を計測してみます。

マキタバッテリーの仕様を知っているわけではないので推測ですが、この右と左の大きな金属部が電流供給部であろうと推定して、そこの電圧を測ります。

(中央の金属部が何なのかは不明)

左右の金属部にテスターを当てて計測してみる

 

実際にダイソンに装着して掃除をしている使用途中、何回かバッテリを取り外して計測してみました。

 

まず、しばらく使ってまだ元気な状態、残量表示は78%で19.01Vありました。この段階ではモーターヘッドも含めて、完全に稼動しています。

makitaバッテリー78%

続いて53%段階の電圧です。

53%では17.69V

この段階では特に問題なく動いていました。


最後に、挙動がかなりアヤシくなって1秒しか稼動しない状態に陥ったときのもの。

35%16.76V

これは残量表示で35%、電圧は16.76Vとなっています。

この段階ではモーターヘッドはもちろん、ハンディブラシ(本体への負荷なし)でも動作不能でした。

 

このあとも掃除は繰り返しているのですが、何度か試した感じでは

・ストップ&ゴーの不連続使用であれば、残量表示40%くらいまではなんとか使えそう

・広い面積を続けて掃除するような場合(連続使用の場合)は安心して使えるのは残量表示50%くらいまで

というのが自分の感覚です。

 

ちなみに100%充電状態での電圧はというと、、、

100%だと20vを超えている

このように20Vを超えた値を示しています。

家電品のマージンを5%と考えるとこれでもまだ不足していますが(21.6v*95%=20.52V)かなり肉薄したいい値になっています。

 

80%くらいの電圧までは動くのかな?

上の4例それぞれがオリジナルの21.6Vに対して何パーセントの電圧かを比較すると

残量/電圧/21.6Vに対する割合

100% 20.38V ->94.3%

78% 19.01V ->88.0%

53% 17.69V ->81.9%

37% 16.76V ->77.6%

という感じになります。

残量53%まではなんとか動いていたことを考えると、80%くらいが動作限界なのかなという感じがします。(それ以上電圧が下がると動作停止するように制御されている)

 

6割の容量しか使えないのでは諸手を挙げては勧められないが・・・

あくまでいちユーザーとしての所感ですが、

・「バッテリーが大容量の6.0Aで即時交換可能」といっても、実際にはその6割程度の容量しか実使用できないとなると、ちょっとどうかな~?

・せめて8割くらいは使用できてほしかった

というのが正直なところ。

仮にバッテリー側に表示通りの容量があったとしても(ないかもしれないんだけど)、ダイソンでは3.6Aぶんしか使えず、そのたびに継ぎ足し充電を繰り返すことになります。

これではあまり他人様にお勧めできるものでもないような気がします。

 

・・・とはいうものの、じゃあアダプタではなく「大容量4500mA!」などとデカデカと謳っているダイソンの互換バッテリーにすべきか? というと、果たしてそうした商品も本当にその容量があるのか確証が持てないところであり・・・

 

まぁ継ぎ足し充電に強いと言われるリチウムイオンだし、いまどきあまり気にする人もいないかもしれず、、、半分くらい使った状態で交換して使い回していくというスタイルで問題なければアダプタのほうがマシかもしれません。

 

なんだろう、こういうの今風にいうと「ナシ寄りのアリ」って感じなんでしょうか。

 

※バッテリーは個体差のほか、使用回数で劣化したり、自然劣化(経年劣化)などもあるので、今回の話はあくまで一例だということで。