前回、2022年10月に鳥取~京都までの旅行をしてからちょうど1年。
2023年9月に九州の福岡~大阪まで5泊6日の旅行をしてきたので、その記録をつけております。
2日目は朝から
・バスツアー
・とんかつ屋でランチ
・科学館でプラネタリウム
・福岡タワーとその下の公園
と順番に見て回りました。
最初に書いたとおり今回はどこに行きたいというテーマ的なものが希薄で、福岡という街を見たい、みたいな感じだったので、実際に歩くこれからが(地味ながら)自分としては本番な感じ。
バスで市街地に戻ったらもう夕方やんけ!
とはいえ、タワーを出て市街地に戻ってきたらもう16時。早いですな。何が本番だよという感じです。
ただ、この日は初日と同じ宿に連泊なので、最後はそこに戻るだけです。つまり夜までまだ時間はあります。
というわけで、事前に候補として想定していた場所から、次のルートで街歩きをすることにしました。
・福岡大仏
・友安製作所とハンバーガー
・キャナルシティ博多
福岡タワーからの移動距離(立地)的には先にキャナルシティなのですが、福岡大仏の営業時間が16:45までということで、先にそちらに向かいます。
最寄り、、、かどうかわかりませんが、近そうだったので祇園町というバス停で降りました。
こういう裏道的なトコロを見つつ、大仏に向かいます。
見ての通り、すでにソコソコの量の雨が降ってきており地面も建物もしっとりと濡れております。
どこまで雨に好かれれば気が済むのか・・・orz
福岡大仏と暗黒ロード
やってきたのが福岡大仏のある東長寺。
五重塔が有名らしいですが、塔はなんかギットギトな色使いだったので横目で見つつもスルー。
大仏拝観は2Fが入り口なので階段を上ります。
この、1Fが駐車場になっている今風な感じの建物構造と50円という価格のギャップ感がすごい。
なお、拝観エリアは撮影禁止だったので写真はありません。
入り口で50円払って線香を焚きます。
そして中に入る・・・というか入り口らしきものがあるわけではなく、大仏のあるスペースに移動するという方が正しいかな・・・とデカい大仏があるのですが、それはそれとして、その横に「地獄極楽巡り」というアトラクション的な巡回路の入り口があります(特に別料金などは不要)。
入ってみると光がほとんど反射されず真っ暗です。本当に何も見えません。一面にハイミロンでも貼ってるんですかね。
ただ、床はフラットだし手すりはあるので、ちゃんと掴んでゆっくり歩く分には問題なさそうです。
途中で仏の輪だったか天使のわっかだったか、なにかそれっぽいものを見つけると極楽に行ける、みたいな話だったような気がします(かなりいい加減な記憶・・・バチ当たり?)
これ、真っ暗でどんなカタチをしているのかよくわかりませんが、手すりの近くにあったのでちゃんと見つけられました。なにか金属製で丸い輪のような形状をしていました(仏の輪というくらいだから当たり前か)。
そのほか地獄がどんなところなのかというのが壁に貼られた絵で表現されております。(順路のすべてが真っ暗なのではなく、最初と最後のほうはそういう展示があるので多少明るくなっている)
毎日あれこれ悩んだり悔やんだり右往左往している我々の人生ですが、しょせんは仏の足元で何も見えないままウロウロしているだけで、そんなたいそうなものではないから気楽に生きるべし、みたいな感じなんですかね。
ただ、こういうのを見たときは「なるほど~」と思うけど、またしばらく経つとウジウジ悩んだり後悔したりし始めるんですよねぇ・・・(自分だけ?)
友安製作所
仏の輪を見つけられたおかげか、外に出たときには雨がほとんど止んでいました。
多少歩きますが、なんとか徒歩圏内なので「友安製作所とハンバーガー」(店名)に向かいます。
友安製作所というのはもともとリフォームなどの会社らしいのですが、ココではPRのため自社で内装工事を行った店舗を利用して、DIY用品の販売やカフェ営業している、というわけです。
自分はDIY用の塗り壁素材「ひとりで塗れるもん」でここを知りました。(塗り壁の利用は検討中)
この日は平日の薄暮の時間帯ということで店舗周囲に人影が見えず、当然お店の中もお客は誰もいませんでした。
入り口は一つで、入って右側は奥に向かってカフェになっており、手前と向かって左側がDIYスペースになっています。
まだお昼のとんかつが消化しきれておらず、おなかは減っていなかったのでカフェの方は行かずDIYスペースのみ巡回。
店内はモノ(DIY素材)が結構多い印象でした。少なくともモデルルームやオフィスのようなスッキリした感じではないです。
ただ、圧縮展示的なゴチャッとした感じではなく、整理の行き届いたモノの多い工房、みたいな感じ。
こういうタイルなどの表面素材は、利用すると実際に目に付くものなので事前に現物の確認しておいたほうがいいでしょうから、店舗の価値はあるんでしょうね。
こちらは壁に貼るパネル。
このウッドパネルはビニールのシートに絵を描いただけのものとは違って、本物の木材を利用しているので1枚ごとに柄が違うし、結構イイ値段します。
とはいえ、家の内装に興味がある人で、「これだ!」と思える素材が見つかればアリなのかもしれません。
・・・自分はそこまでの興味、関心はないかなぁ。。。
店内をパラパラ見て撤収です。
店の規模からしてしかたないのでしょうが、この会社の取扱い商品のうち一部の素材を展示しているという感じで、普段ホームセンターや100均で大量の素材を見ながら素材捜しをしている身としては、かなりギャップを感じました。
このお店はモノを買うというよりは、カフェでのんびりしながら店内の素材を見てリフォームやDIYのイメージを膨らませる、みたいな感じの利用の仕方がいいのかもしれません。
アーケード街を歩く
予定ではこのあとキャナルシティに向かうのですが、なんか単なる商業集積施設のような気もしていてあまり乗り気になれません。(自分で行くと決めておいてコレ・・・)
というわけで、その前に地元の商店街を見ておこうと近くのアーケード街に向かいました。「川端通り商店街」というところ。
今さらですが、徒歩ルートはこんな感じ。
右の東長寺から友安製作所と歩いてきて、そのあと川に並行する感じのルートで移動しました。
上の地図で赤線を引いたところがアーケード街の川端通り商店街です。
googleさんの画像だとこんな感じで人がほとんどいませんが、、、
この日はこんな感じで結構人がいました。
だいぶ違いますね。
あ、でもgoogleのイメージだと照明に電気が通ってない感じなので、もう少し日中の早い時間なんでしょうかね。(撮影しやすいように早朝を選んでいたとすれば、人がいないのも納得ですが)
川端通り商店街はどうしてこんなに人が多いのか、を勝手に推測する
繰り返し書いているとおり、この日は9月の平日で天気はかなり悪く、時間帯も夕方の人の少ない頃なので自分は「割にムチャクチャ人がいるなぁ~」という印象を受けました。
少なくともよくあるシャッター商店街とはだいぶ違う風景です。
個々の店を見ていくと、仏壇のお店やら昔の駅前にあったようなオバチャン向けブティックみたいなのやらもあって、他の商店街とそんなに変わらないんじゃないかな~という印象を受けたのですが,どうしてこんなに客の入りが違うのか。
何の資料もないのでイチ観光客の勝手な推測になりますが
1.2つの駅の通路になっているから(中洲川端駅<->櫛田神社前駅)
2.福岡は昭和の日本のように人口が増えているから
といったあたりでしょうか。
1.は地図から推測したものですが、2.は昭和の日本で駅前のブティックがやっていけたように、昭和のように人口が増えている福岡ではブティックもやっていける、という感じの邪推です。
突き当たりにリバレインモール
アーケード街を抜けると、正面にリバレインモールという施設がありました。
何のノボリもなく非常にシンプルで地味ですが、オフィスビルではなくれっきとした商業施設です。
といっても若者向けの小売商売というより、どっちかというとちょっと高級な感じを狙ったものなのか、中にはショールームとか家具店など単価高めの商材を扱う店が入っていました。
少し前の百貨店が今風な外観で建て替えた、みたいなイメージです。
住宅設備のサンワカンパニーのショールームなんかもあったのですが、閉館時間が迫っておりほとんど見ることができませんでした。
商業施設にしてはテナント閉館時間が早すぎないか?とちょっと残念でしたが、旅行先に来て住宅設備のショールームかよ!?という感じもあるので、しょうがないかな・・・。
テナントには大塚家具も入っていたので、ベッドなんかも見て回りました。家を買って引っ越した際には買わないとならないので興味があるのです。
しかし、、、ベッドもイイ値段しますな・・・やっぱニトリに行くべきか・・・悶々。
・・・と思ったらこのモール、高島屋の運営だったんですね(今調べた)。なるほど、なんとなくわかりました。
どうりで「自分のような者は相手にされていないんだな・・・」感があったわけだ(苦笑
長くなったのでこのへんで。