ふれふり!

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楽天ひかりから他社への移行検討(その5 BIGLOBEへIPv6で接続・・・するのにメチャ日数がかかった話)

 

先日、家の固定回線を楽天ひかりからBIGLOBEひかりに変更しました。

光コラボ内の事業者変更という手続きが初めてだったこともあり、ダラダラと経緯を書いてきたのですが、、、前回は「契約上の切り替え日より前」にBIGLOBEに接続してみた話でした。

 

2020free.com

 

今回はIPv6の切り替えの話です。

結論からいうと、楽天ひかりのIPv6がいつまでたっても解除されずに、BIGLOBEのIPv6がなかなか接続できませんでした。

 

再掲になりますが時系列はこんな感じ。

2022

0626 ネットからBIGLOBEと契約

0629 BIGLOBEから大きな封筒でIDなどが届く

0701 KDDIからauIDの通知ハガキが届く

0709 KDDIから支払い方法登録の封書が届く

0725 BIGLOBEから開通ハガキが届く

0726 BIGLOBEからルータがゆうパックで届く

0728 ルータの設定変更によりBIGLOBE経由でネット接続開始(ただしIPv4)

0801 開通(予定)日

0802 BIGLOBEから契約開始のメール連絡

0803 BIGLOBEからIPv6接続できない旨のメール連絡

0804or5 IPv6接続開始(予定)->実際BIGLOBEでは接続できず

0817 楽天ひかりにIPv6解除の依頼をする(チャット)

0818 楽天ひかりからIPv6解除の連絡

0819 BIGLOBEひかりにIPv6オプションの申し込み

0819 BIGLOBEひかりにIPv6で接続

 

赤字はわかりやすいように今回追加したところ。

 

とりあえず順を追ってみていきます。

 

IPv6接続においてBIGLOBE側が準備OKになるのは開通日から4~5日後

Q&Aを読むと、BIGLOBEのIPv6は「無料オプション」扱いで、開通から4~5日後にならないと使えるようにならないよ、とあります。

 

詳しくはわかりませんが、BIGLOBE側で何か設定作業をするようです。

繰り返しになりますが

「光コラボで即日切り替えができるのはIPv4だけ」

ということです。

 

じゃあIPv6だとやっぱり4~5日間、使えない期間が発生してしまうの?

その通りなのですが、IPv6の使用不可期間を短くするための対策が2つあります。

1.IPv6オプションを個別に申し込む

2.元のプロバイダのIPv6を(強制切断されるまで)そのまま使い続ける

 

1.は上の写真にあるとおり正式な手続きで、即時ではないものの2時間から1日程度で変更してくれるということで、4~5日よりはずっと短くなります。

ただし、前の会社でIPv6(オプション)を使っていた場合にどうなるのかは書いてないので自分のように前の会社でIPv6を使っていた場合は2時間とかでできるものなのか定かではありません。

たとえば

・楽天側が8月1日以降も使えるようにしてくれていて(例えば8月4日まで使えて)

・8月5日にはBIGLOBE側が使えるようにしてくれる

みたいな連携がとれていれば、1日くらいの切断期間だけで利用を続けることができそうです。

 

・・・というのがプロバイダの説明を見て理解できる建前の話で、実際は上の進捗スケジュールに書いたとおり4~5日どころか契約2日目の8月3日には「前の会社がまだ使っているのでIPv6使えませんよ」という連絡が来ました。(後述)

 

というわけで、楽天のIPv6がどうなっているのか実際に(ルータの設定を戻して)接続してみると・・・

 

楽天のIPv6は解約後も延々と使用できた(非推奨)

前回、契約開始前の7月28日にルータ設定をIPv4にしてBIGLOBEへ接続開始したことを書きました。

ここで、ルータの設定を再度IPv4からv6(自動判定)に戻してみたところ、普通にクロスパスのIPv6接続になりました。

プロバイダ名の表示は出ませんが、クロスパスというのは楽天ひかりで使っている仕組み(BIGLOBEで使っているのはクロスパスではなくv6プラス)なので、まだ楽天経由のままなのは間違いないでしょう。

つまり、まだIPv6では楽天経由で使用できていることになります。

もっとも(契約上どうなっているのかわかりませんが)、すでに解約しているはずの楽天ひかりなわけで、使った分料金を請求される可能性もなくはないと思うので推奨はしません。

 

IPv6接続ができなかったとBIGLOBEから連絡があった

タイミングがずれていて話が前後しますが、契約2日後の8月3日にはBIGLOBEからこのように

IPv6の設定手続きをしたけどうまくいかなかったよ

とメール連絡がありました。

 

4~5日後にやるのではなかったのか?と疑問を感じつつ・・・

要は楽天ひかりがまだIPv6を占有しているのでウチがつなぐことできなかった、ということです。

IPv4と異なり、v6では光回線一つで1社しか接続できない、ということのようです。

 

楽天に連絡しろとありますが、、、うーん・・・まぁそんなに困ってるわけでもないので、楽天側がIPv6を解放するまでのんびり待てばいいか・・・

 

しかし、2週間たっても切断されない楽天ひかりのIPv6

実際、そのあともずっと楽天のIPv6は接続可能な状態が続いており、2週間を過ぎた8月中旬、さすがにそろそろ心配になってきて、とりあえず楽天のメンバーステーションで契約状況を確認してみることにしました。

見るとメンバーステーションにはIPv6オプションの解約をするボタンがあったのですが、申し込みをしようとしてもこの状態で、先に進みません。

楽天ひかりでもIPv6はオプション扱いで、申し込み/解約ボタンが存在する

 

おそらく、本体の解約手続きがされているため、オプションの解約はできませんということだと思うのですがオーダとやらが何なのか表示されないのでよくわかりません。

エラーです、というエラーメッセージみたいなものですね(皮肉)

 

そして、本体の解約手続きが今現在どうなっているのか、という確認をするページはなく、解約ボタンを押すと手続きを進めるページに遷移したので、本当に解約されているのか少し不安になってきました。

IPv6オプションは一般的にはせいぜい一週間もあれば解除されるということなので、なんか本体の契約もどうなってるのか(解約がうまくいっていないのではないかと)不安になってきました。

つまり、

もしかして楽天ひかりって別の会社に事業者変更したあとに、自分で「楽天やめます」みたいな申請をしなければ契約が続くような特殊な会社なんだろうか・・・

ってことです。

(事業者変更承諾番号をとった際にも、そのようなことは言われなかったのだけど)

 

 

結局チャットで問い合わせてIPv6オプションの強制解除に

というわけで、しょうがないので楽天にチャットで問い合わせ。

前も書いたかもしれませんが、ここのチャットはメンバーページにログインしてようとしてなかろうと、やりとりの前に電話番号などの登録情報を改めて聞かれるのでちょっと面倒くさいです。

(なお、楽天チャットは疲れているのかいつも対応が極めて事務的で、それ以外の部分、つまりいわゆる接客という点で滲み出る「感じ」は最悪の部類です。そのあたりは覚悟しておきましょう。事務手続きはちゃんとやってくれるので問題はないけど。)

 

とりあえず、契約そのものの確認をとったところ、特段自分で手続きをしなくても自動解約される仕組みであることはわかりました。

本体の契約は、他社との契約で自動解約される旨の確認はとれた

とりあえず本体の契約が続いて延々料金を請求されるような事態は避けられたので一安心です。

 

続いてIPv6について確認すると、、、

3日~一週間程度というすっとぼけた回答をしてきますが、こちとら2週間以上たっているんじゃい! と説明。

 

それに対する説明や釈明は一切なく(毎度こんな感じなのですが、このあたりのスタンスが「感じ」の悪さよね)

事務的に!

淡々と!

これからやる手続きの説明が続きます。

 

まぁ、ともあれこのチャットでもう少し話をしてIPv6の解約申し込み手続き自体は無事に完了し、実際の解約完了メールが来たのは翌日、ほぼ24時間後のことでした。

(IPv6で接続したままネットを使っていれば、解約処理が終わった時点で突然ネット接続できなくなるので、メールを確認する手間が省けます)

 

BIGLOBE側は告知のとおり2時間もかからずにIPv6設定が完了

楽天側が解放されたので、続いてBIGLOBE側はサイトからIPv6オプションの申し込みをします。

これもまた申し込みの前段で電話認証などが必要でかなり面倒クサい感はあったのですが、実際の設定作業自体は公称の2時間~1日より短く済み、申し込みから1時間程度で設定終了のお知らせが届きました。(平日日中)

 

IPv6にしてもスピードは変わらない悲しいVDSL環境

IPv4にして少し遅くなった、みたいなことを書きましたが実際はほぼ変わりませんね。

せっかくIPv6にしてもこの状態です。(時間のあるときに写真を貼ります)

 

 

 

まとめ

そんなわけで、結局

・楽天が解約後2週間以上IPv6を解放してくれなかったので個別に依頼をするハメになった

・ルータの設定を何度も切り替えたり多少の手間があった

・とはいえ結局VDSLのマンションタイプの限界でIPv6にしてもスピードは上がらなかった

という散々なことになりました。

 

楽天め! というひと言につきます。

 

とはいえ一方のBIGLOBEはBIGLOBEで、4~5日後と公称しておきながらも実際は2日後には切り替え手続きをして「ハイできませんでしたー」みたいなのもどうかと思うんですよね。

実際は違ったけど楽天がちゃんと3日後とかにIPv6を解放してくれていた場合、BIGLOBEが公称どおりのスケジュールで進めてくれればこちらは何の手続きもすることなくIPv6へ切り替えられたわけです。

 

まぁそんなわけで、残念ながら自分の場合はIPv6だろうがv4だろうがたいした違いはなかったわけですが、v6でスピードが出る環境のひとはプロバイダの「何日後に~」みたいな説明はあまりアテにせずに自分から積極的に動いた方が良さそうですね、という話でした。