自分の数少ない趣味的なものの一つとして珈琲があり、ふだんは近所の喫茶店で焙煎された状態の豆を買ってきて、家で挽いて飲んでいます。(焙煎まで自宅でやる人もいるそうです)
・・・という書き出してコーヒー関係の話を何回か書いてきたのですが、前回に引き続き
ツインバード社の全自動コーヒーメーカー「CM-D457」
について。
今回は手入れ(お掃除、メンテナンス)をやってみたのでその記録です。
マニュアル通りの掃除方法
キッチンのスペース的な都合でしばらく使えない時期があって段ボールに収納してあったのですが、久しぶりに使えるような状態になったので、せっかくだしということで再使用前に掃除をしてみることにしました。
説明書によると、メンテナンスモードに入って添付の刷毛のようなもので付着したコーヒー粉を落とす、、、みたいなことが書いてありますが、やってみたところ・・・これではあんまり取れないですね。
まぁもしかしたらカフェバッハ的な業務用ベースだと
・あんまり掃除すべきではない、壊れる確率が増えるだけだから
ということかもしれませんが、店と家とでは使用頻度も違うので、飛び散って付着したコーヒーカスの酸化具合は気になります。
(店だと毎日挽いてるのでそんなに古くないコーヒーカスだから多少混ざっても問題ないけど、家だと古くて酸化の進んだコーヒーカスばかりになってしまってるんじゃないの? という意味で、違いがあるのでは?という疑問です)
クックアップで拭き掃除する
推奨はされないのかもしれませんが、、、不織布のクックアップで掃除してみました。
エンボス付きの織りの強い不織布って感じです。
なんでこれを出してきたか・・・ということですが、なにせ添付の刷毛が安っぽいんですよね。毛が抜けないようにということかもしれませんが、毛の一本一本が太くて、チープなプラスチックでできている感があって、正直あれで掃除してホントに汚れ落ちるの? という感じ。
実際、この刷毛でさすってもコーヒーカスはあんまり取れません(大きめの粉が落ちるくらい)。
余談ですがこのクックアップなる品、他の用途でも結構使っていますが繊維が抜けることはなくて、安心して使えているのでオススメです。
さすがに水に濡れるとせっかくのエンボスもなくなって、もとの繊維の薄さが気になるようになりますが・・・そのへんは1枚10円もしない価格帯なのでしかたないかなと。(確か40枚で300円弱程度だったような)
取り外したミルをキッチンのシンク上で振り回す
続いて、本体ではなく取り外したミル側ですが、上記の通りマニュアルにはこれをどうしろとは書かれていません。まるっと水洗いでもすればいいのでしょうが、内部がどうなっているのかわからない以上は下手に水につけるのも錆びそうで不安です。
というわけで、キッチンシンクの上で少し振ってみたところ・・・
うーん、かなり粉が落ちます。
さらに振り続けると・・・
さらにドバドバとコーヒーの粉が落ちてきます。これだけの粉が使われずに中に残っていたとは、まぁもったいない!!(貧乏性)
このように、ほんのちょびっとしか落ちなかった本体のコーヒーカスよりも、ミルに付着していたカスのほうが遙かに大量だということがわかります。
・・・と思っていたら実はミルは分解清掃できるらしい。えぇっそうなの?
ミルを分解するとかなりキレイになる
いやー、説明書はちゃんと読みましょうということですね。このように先ほどのページの次ページに、ミル部分の分解清掃方法がちゃんと記載されていました。お恥ずかしい限り。
分解してみると、かなりの量のコーヒー粉が出てきました。
せっかく挽いたのに、これだけの量の粉が使われずに中で滞留してしまっているというのは非常にもったいない感じがします。が、構造上しかたないのでしょうねぇ。
もったいない(しつこい
ここも取説では付属の刷毛で粉を落とすべし、とありますが実際にはあの刷毛ではあんまり落ちないし、そもそもこのように刷毛の入らない小さいスペースもあるので、何らか他の方法を考えた方がいいかなという気がします。(不織布で清掃する以外に、たとえばエアダスターやブロワーなどの使用が考えられる)
というわけで、せっかくのコーヒーメーカーなのでこうして定期的に粉をはらって新鮮な粉だけを使ってコーヒーを入れられるようにしていきます、という話でした。