えー、タイトルの通りですが、QRコード決済のファミペイが起動しなくなりました。
何もできません。
いやー、これはアカンでしょ。
残高どうしたらいいんですかね。
ファミペイの具体的な挙動
具体的にどんな動作になっているかというと
起動しようとアイコンをタップする
->アプリは起動するけど最新版アプリへの更新ポップがオーバーラップする(冒頭写真)
->OK以外の選択肢がない(冒頭写真)
->OKを押すとGooglePlayに飛ばされるが対応しなくなったと表示される(下の写真)
->アップグレードできないので仕方なくそのまま「開く」ボタンを押す
->最初に戻る
みたいな感じになってしまい、無限ループに入ってしまってアプリを使用できません。
原因はOSが古いことのようなのですが、OSのバージョンは使っている端末メーカーの都合でアップグレードされたりさなれかったりで、ユーザー側で選択することができません。
アプリが起動しないので、もはや何もできません。
繰り返しになりますが、このチャージした残高どうしたらいいんですかね。
こんなふうに金銭的な実害が生じるようだとQRコード決済なんて使うべきじゃないと言わざるを得なくなってきます。
にもかかわらず・・・
こんなふうに画面キャプチャができないように制御するような無駄な作業をしているヒマがあるなら、ちゃんと古いOSでも使えるように対応を考えてもらいたいものです。
なんか、「CDをコピーするのが許せません!」とか言って誰も求めていない「コピーコントロールCD」みたいなのを開発して総スカンを喰らって、そうこうしている間に全部外資のネットワーク配信に持って行かれてしまった音楽業界を思い出しますね。
ヤダヤダヤダヤダ! なのか?
とはいえ、これだけだとダダをこねる子供のような話になってしまうので、念のため書いておくとファミペイ側としては以前からOS対応の警告は出しています。
ただ、この書きぶりもね・・・ズルいんですよね。
「推奨OSバージョン」としてあたかも推奨外でも動作するかのような言葉使いですが、実際は「対応OSバージョン」なわけです。
もしかしたらプログラム的には動作するのかもしれない。
古いOSで動かないような制約など入っていないのかも知れない。
そう主張するかもしれない。
でも強制アップデート画面をポップアップし、遷移を回避不能とすることで「推奨していないOSは使えないようにしている」というのが事実。
そして使えなくなったからといって、ファミペイ残高は返してくれるわけではありません。
ククク・・・ヤツは四天王の中でも最弱!
まぁ何度も書いてきたような気がしますが、こういう新しい仕組みはサービス拡大のなかでこうした利用端末に関するリスクをすべて利用者側に転嫁することで浮いたコストを、さまざまなキャンペーンの原資として捻出してきたともいえます。
なので、そういうリスクを利用者側も負うべきでしょう、という話ではあります。
しかし、昨今のファミペイのチャージキャンペーンですが・・・
このように、もはや3000円チャージする価値がまったくない100円割引クーポンの連発となってしまった今となっては、「もう我々に還元されるものはなくなったんだな」と判断してこれを機にファミペイそのものの利用をクローズするかたちでよいのかもしれません。(ファミマルサラダはアリだったかもしれないがw)
残高を取り戻す方法
意地悪く「残高どうすればいいんですかね?」と書いてはきましたが、現行ファミペイが動く端末が手元にあるなら、「電話番号+パスワード+SMS認証」という組み合わせでログインして残高を引き継ぐことができます。
まぁそれ以前に「オマエの残高6円やんけ!」と笑われそうですが。