ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

シャワーここにくっついて! をつけてみた

 

お風呂の話が続いたのでついでに。

 

お風呂のシャワー取付位置(シャワーヘッドを引っかける位置)って、基本的に最初に決められていて、あとから勝手に変えられるようになっていませんよね。

これ。

前の家と全然取付位置が違う・・・

 

これって新築とかリフォームでユニットバス入れるときに「この位置に付けて」って言えば付けてくれるもんなんですかね・・・?

(どこに付けるか必ず指示を求められるのか、こちらから言えばその位置に付けるけど言わなければデフォルトの位置になるのか、あるいは言っても変更なんてできないもなのか)

 

今回、転居先ではユニットバスの交換はしていないため、前の居住者が使っていたのをそのまま使っています。

バスの話はここに書いたとおり、見に行って色々考えたけどちょっとリフォームの優先順位が低い感じになったので・・・

2020free.com

 

で、浴槽の位置とシャワーの位置がだいぶ離れていて、お風呂に入るときではなく掃除をするときにちょっと不便だなと思いました。(風呂をちゃんと風呂として使っているより、その他の目的で使っていることが多い・・・)

 

そんなとき、店先でたまたま見つけたのがこちら。

パッケージ破損のため300円くらいだった

シャワーの取付位置を別の場所にすることができるようです。

あ、磁石かと思っていたのですが、よく見たら吸盤。

(ユニットバスは一般的に金属板が中に入っているので、磁石でくっつけるオプションが多い)

 

ホースとシャワーヘッドの間にこれを取り付けて、吸盤で壁にくっつけるというシンプルな仕組み。

 

一般的なシャワーヘッドであれば、そのまま取付が可能とのこと。

一般的な形状であれば取り付け可能とのこと

中身はこんなです。

アウトレットだけど中身は新品なのでキレイ

吸盤とホースアダプタ本体との付け根とが90度回転するようになっていて、そこが吸盤のロック機構になっています(吸盤を壁に取り付けた状態で、ホースアダプタのほうを90度回転させるとロックがかかる)

 

 

取り付けるが・・・水漏れが?

さっそく取り付けてみます

シャワーヘッドを取り外したところ

うちのはごく普通のホースにごく普通?のシャワーヘッド(TOTOワンダービート)なので、そのまま取付可能。

 

クルクル回して取り付けて、さっそく水を流してみると・・・

水がボタボタ漏れている・・・

あれ? なんかひどい漏水が・・・

 

よく見ると本体のプラスチック、白い部分と水色の間に隙間が見えますね。

どういうことだろう? 元々こういうカチャカチャする状態でヨシ、という製品なのかな? イラストを見るとこの部分は隙間なくピッタリくっついているように見えるけど・・・

(漏水はその隙間ではなく、ホースとのねじ込み部から生じているので関係がなさそう)

 

うーん、漏水って少しならいいか~と最初に見逃すと、そのうちだんだん水量が増えてきてロクなことにならないんですよね。

 

べ、べつに好きで分解したんじゃないんだからね!

・・・しょうがない、一度取り外すか・・・と逆回しにねじってみたところ・・・

バラバラやん・・・

いきなり本体がバラバラになりました。

 

おぃおぃ・・・

 

 

なんか、この製品って、この写真の部品たちを差し込み、捻って固定しているだけみたいなんですね。ネジとかの金属部品や、何か差し込んで固定するようなパーツがまったくない。なので逆方向に捻ったら簡単に分解できてしまう(されてしまう)という・・・

 

 

再組み立てして取り付ける

見たところプラスチックが割れているわけではないので、(パッケージ写真を参考に)差し込んで右回りに捻っていくと元通りになり、色違い部分の隙間もなくなりました。

 

その状態で再度ホースとシャワーヘッドの間に挟み込んでいくと、今度は無事に固定されたようです。

 

水を流すとちゃんとシャワーが出ます。

ただ、上の分解写真にあるとおり、白いゴムパッキン一つで水が留められているだけなので、逆側なんかはやや水が漏れ気味。

シャワーヘッド側(上側)からチロチロと水が漏れている感・・・

とはいえ、このシャワーヘッド側の漏水は、もとからシャワーヘッド側に付いているゴムパッキンの劣化が原因のようにも思えるので、この製品の非ではないのかもしれませんが・・・

チと気になりますね。

このワンダービート、ゴムパッキンだけ交換できるのかな・・・今度確認してみよう・・・

 

プラスチックの悪いところは、どこまで力を入れていいのかわからないところ。

もっと力任せにギギっと捻って漏水が止まるならそうしたいところなのだけど、あまり力を入れると割れてしまうリスクがあるんですよね・・・金属なら自分程度がどんなに力を入れても割れたりはしないので安心して捻れるんですけど。

 

安ければアリだと思えるが、「自由に動かす」がしづらくなるのが欠点

目の付け所はいいし、モノとしてはしっかりしていると思います。

ワンダービートを一般的なものと書きましたが、実際はノーマルで付いているふつうのシャワーヘッドに比べると倍くらいの重量があります。それが問題なく固定できているので強度は問題なさそう。

(ただし、パッケージの説明では、これはあくまで一時固定用なので風呂からあがるときには吸盤の吸着をやめてもとのフックに引っかけるように、という注意書きがあります)

 

問題があるとすれば、冒頭写真のような差し込み型の固定具と違って、

・シャワーヘッドと一体になった吸盤で一箇所に固定してしまうタイプ

なので、固定した場所から動かすのに一手間かかるってことでしょうか。

 

たとえばですが、自分がよくやる

・手に持って使う、使い終わったらすぐ引っかける、また手に持って使う、みたいな一連の機動的な動きができない

ということです。

 

これくらいであれば自作できそうだけど・・・

最初は「なんだこの漏水は・・・」と思っていたのですが、よく考えたら強力な結束バンドみたいなのでシャワーヘッド付近に吸盤を取り付ければそれでいいのでは・・・? わざわざホースとヘッドの間に挟み込んで漏水のリスクをおかす必要ないんじゃないの・・・? と思ったのですが、たぶんどっかにそんな製品はあるんじゃなかろうかと(というか、自作できそうな気がする・・・)

 

あるいは、上記の問題点を解消するために、直径10cmくらいの巨大な吸盤を使って強力に壁に固定しつつも、シャワーヘッドは差し込み受け(抜き差し)できるようなタイプがあればよかったのになと思います。