【メーカー】ミニストップ
【品名】安納芋モンブランソフト(2021.011.5-)
【概略】1.96kcal/g(314kcal/160g)
(参考)
0.85kcal/円(314kcal/368円)
0.43g/円(160g/368円)
※公式に重量表示なしのため実測値で試算。
入手経路
2021年の秋モデル・・・という感じ。9月に(中継ぎ的に?)発売された定番品ベルギーチョコを除けば夏のシャインマスカットからの切り替え的な次モデル。
和栗系の新製品を期待していた身としては、「え? 芋?」みたいな感じだったのですが、食べてみないとわからないところもあるので、行きつけ?のミニストップで購入。
パッケージと全体印象
価格的にプレミアム品だとばかり・・・これを書いている今の今まで思い込んでいたのですが、どこを見てもプレミアムの表現がなく、実はノーマル品扱いだったみたいです。(ミニストップが勝手に区分・命名しているだけで、社会的にプレミアムソフトの定義があるわけではないので、どうでもいいっちゃいいのですが・・・)
提供はカップとコーンの2種類だけで、得盛りはなし。コーンの方は通常タイプではなく、プレミアムソフト同様にワッフルタイプが使われています。
食感
安納芋モンブランソフトという名称から「特別なもの」という思い込みを持ってしまったのですが、このソフトクリーム本体はなんてことのない、普通のバニラソフトです。ソフトクリームそのものには何も加えられていません。
言い換えれば、通常のバニラソフトのコーンをワッフルタイプに変更し、上に安納芋ペーストをモンブランっぽく絞り出したのが本品。
ぶっちゃけ、新フレーバーというより
「バニラソフトに安納芋をトッピングした」
というレベルですね。
上部の芋ペースト部分を食べ終わってしまうと残りはタダのバニラソフトに成り下がり(?)ます。
芋ペースト部分の味は・・・まさに芋そのもの。ちゃんと芋の風味は感じられて、悪くはない、悪くはないのだけど・・・
モンブランと称するケーキの中でも、安いものになると栗ではなく芋ペーストを使ったものがありますが、そんな感じです。栗と芋に優劣なんてないのですが、商業的な取引単価は栗のほうが上だろうし、自分の好みとしても栗なんですよね。
もっとも、久々にノーマルのバニラソフトを食べて、あっさりしていてこれはこれで悪くない感じでした。
総評
★★☆☆☆(2/5)
ちょっと厳しめの評価になりますが、、、今回のソフトクリームは手抜き感が否めない。甘いソフトクリームに甘い芋の組み合わせだとクドいので、甘いだけではない何かが欲しくなるのですが、ハッとするような芋の魅力というのは今回、感じられず。(芋の部分が甘すぎてソフトクリームの甘さは控えめに感じられた)
安納芋ソフトも以前は、ソフトクリーム本体やキャラメリゼに安納芋を仕込んだプレミアム版が販売されていたんですよね。モンブランという呼称はついていませんが、当時もペーストは同じ形状になっていたわけで、明らかにグレードが落ちている今回の安納芋ソフトは本当に何もウリがなくて、苦し紛れに絞り出してモンブランの呼称が使われた感じがします。
とはいえ、、、これは別の観点になりますが、ベルギーチョコのところでも書いたとおり、複雑なトッピングをした商品は店頭のオペレーションに混乱を招くので、企業としてはこういう手間のかからない商品を出すのもやむを得ないところかなと思います。(同業他社と同様、フランチャイズと揉めているなかこれ以上現場に負担をかけられないという判断もあったのかなと。それにしてもミニストップはあまりに業績が悪すぎる・・・)
コスパと今後
コスパを考えるなら、ミニストップでバニラソフト買って、それとは別にスーパーで焼き芋を買ったほうが満足度が高そう。(どうしても冷たい芋のペーストが食べたいなら別ですが)
新製品なので一度は食べてみましたが、次はないですねぇ。
幸いにもベルギーチョコの方は通常品、プレミアムとも併売されています。(繰り返しになるけど、安納芋モンブランが実態はただのバニラソフトにトッピングをしただけであるがゆえにこのような併売ができている)
なので、しばらくはベルギーチョコを食していく所存です。