ファミコン世代でこもり気味な割に、実はネットカフェというところに一度も行ったことがなかった。(ついでにいうとメイドカフェにも行ったことがない・・・え?)
興味はあったけど、なんか自分が行くようなトコロではないかな・・・という感じがしていました。自宅も結構快適なので、わざわざイマイチな環境のトコロに行くのもな・・・と思っていました。要するにめんどうくさい感じだったわけです。
しかし、読みたい漫画の続きを次々買っていると家のスペースがどんどん狭くなってくるし、kindleで買い続けると破産してしまいそうなので、ネットカフェで読んで済むならそのほうがいいんじゃね?ということに思い至りました。
店を快活CLUBに決めた理由は質(に対する評判)
調べてみると近所、というか自分の行動範囲にネットカフェは数店舗あることがわかりました。その中で快活CLUBという最大手のチェーンに行ってみることにしました。
この業界の過去の歴史は知らないのですが、事前に集めたネット上の情報を総合すると他のチェーンはフランチャイズ展開をしていて、それぞれの店舗オーナーの考えによって設備投資のレベルが違う、つまり同じ看板の店でもクオリティが違って、良いところはマトモだけどダメなところはダメだめらしい。
具体的には椅子がボロかったり、PCが古かったり、ネットが遅かったり、本が少なかったり古かったり。
一方、快活CLUBは全店直営のため店舗の質が均一で、かつ他と比べてクオリティが高い(値段もちょっと高いらしい)。紳士服のAOKIグループなので、多少の安心感がある。
といったところが選んだ理由です。
快活CLUBは会員制(要本人確認書類)
設備の汚損など、使われ方に問題があると困るからか、何らかの法的規制があるのかわかりませんが、事前に会員登録して使うシステムになっています。店内はファミレスやファーストフードと似たような雰囲気ですが、それらと違って突然フラッと行って座って利用する、という感じではありません。
本人確認書類というのは、免許証とか学生証とかのアレです。自分はちょうど学生証があったので、それを使いました。学生証でも住所の記載がないものはダメのようです。
会員登録は事前にアプリでしておいて、店頭では1分程度で登録完了
スマホのアプリで会員申し込みの事前登録ができます。
住所、氏名、生年月日、電話番号を入力し、アプリの仮登録が終わりました。
店頭にはその仮登録したスマホも持って行く必要があります。アプリのバーコードを見せて、本人確認書類と付き合わせて本登録をするという流れのようです。1分くらいで終わりました。
(なお、パスワード忘れの時に使うらしいので、登録する電場番号はSMSが受信できるものがよいかと思います。)
入会金は370円だけどキャンペーンで無料だった
年会費はないものの、初回のみ入会金370円ということです。
が、この入会金、今回はキャンペーンで無料になっていました。
一応370円という設定があることからわかるとおり、今回行った店は無料でしたが、店舗や時期によってはきちんと取られることもあるようです(常時無料だといまどきは誇大広告だ何だとアレコレ指摘を受けかねないので、ちゃんと取ってそうな気がする)。
ネットカフェに興味があれば無料期間中に会員登録しておくことをオススメします。
とはいえこれ、実はCLUBOFFなどの福利厚生サイトでも入会金無料クーポンの配布をやっているみたいなので、有料の店舗や有料の時期に登録する場合はそっちを利用するのもいいかもしれません。
(確認したのは「えらべる倶楽部」という福利厚生サイト。常時クーポンがあるかまでは確認してませんが・・・)
ついでだったので、クーポンサイトで「利用券」の割引販売してないかなぁと調べたのですが、軽く調べた範囲では見当たらず、正価での利用になりそうです。
初回のみ30分無料(380円相当)
これまた店頭POPがあって、初回は30分無料だそうです。この日は3時間パックの予定なので、3時間半までイケるということですね。
これも常時やっているのか、たまたまキャンペーン期間中だったのかはよくわかりません。(料金表に載っておらずPOP対応なので、キャンペーンのような気がする)
初回の30分無料に関しては、店内設備の配置や使い方を覚える時間ということで、キャンペーンではなく常時やるべきじゃないかと思いました。
なお、細かい話ですが、30分380円という料金は快活CLUBで最高価格のエリア(都内など)で、「鍵付き防音個室」という快活CLUBで最高価格の部屋の30分分の税込み金額です。
利用するブースを選ぶ
会員登録が終わったら、その日に利用するブース(椅子)を選びます。各ブースには番号が振られており、空いてるブースから好きな番号を選びます。
受付カウンターの端末には店内ブースの配置図が表示されており、空いているブースの番号だけが表示される仕組みになっていて、利用者がダブらないようになっています。(すでに利用されているブースは「イラストは表示されているけど番号は表示されていない」という状態になる)
ブースの種類によって料金が異なります(原則は10分単位の価格)。料金は退店時に利用実績をカウントして精算払いする仕組みなので、事前に利用時間を申告する必要はありません。
当然広い部屋とか個室は単価が高くなります。快活CLUBには「鍵付き完全個室」というグレードの高い部屋もあるらしいですが、自分の行った店では
オープン席かそれ以外か
という2択でした。
オープン席の様子
今回は初回なので安いほうのオープン席にしました。
・・・そうですねぇ。なんかマクドナルドとか、そういったファーストフードっぽい雰囲気の席でした。
それ以外の席は・・・ペアルームとか、女性専用ルームとかいろいろあるようです。全室試してみる予定。
簡単な案内をしてくれた
初めてということで店員の先導で、禁煙/喫煙ブースの違いや位置、ドリンクバーなどの案内を受けました。店内は誰も話をしておらず非常に静かなので、なんか案内がちょっと恥ずかしかった・・・「コイツ新入りかよ・・・」みたいに思われてそう。
いや新入りです、よろ~
喫煙エリア、女性専用エリアは完全に分離されており空調は問題なし
自分は喫煙者ではないのでタバコの臭いはかなり気になる方ですが、禁煙エリアにおいては、それらしき臭気はまったく感じられませんでした。
喫煙エリアはガラスの向こうに見えはするものの完全に分離されていて、ドアも密閉度の高いものが使われているようです。ドアを開けてときどき喫煙席の人がトイレやドリンクバーに来ますが、それでも臭いは感じませんでした。(喫煙席を利用しているだけで、吸っていないのかもしれないけど)
女性専用エリアは、扉が開くとブザーが鳴るようになっていて、安心して使えそうな感じです。(いや、それで安全なのかは知らんけど・・・)
オープン席のチープさにちとガッカリ
これから何日か通って全ての席を試す予定なのですが、初回ということで最安値のオープン席にしました。ただ、このオープン席は非常にチープで、有料のリザーブ席と考えると「うーん、どうかな?」って感じです。
イメージ的にはマクドナルドやケンタッキーの席のようで、ゆるりと過ごすという感じではないですね。
なお、オープン席といってもフリースペースというわけではないので、各椅子にはブース番号が振られており、誰か別の人が座ったりはしません。
食事は別料金で、無料サービスはドリンクバーとソフトクリームのみ
ドリンクバーのジュースと、ソフトクリームが無料です。
いずれも正直美味いかと言われると微妙でして、、、まぁソフトクリームはなかなか家では食べないのでアリかなと思います(薄味で細かい氷が入っているような・・・、コンビニアイスでいえば「爽」みたいな感じ?)
ドリンクバーはすごく種類は多くて、好きな人にはアリですね。
自分はあまり量を飲めない、食べられない体質なのでちょっと損した気分ですが・・・
なお、時間限定ですが無料モーニングがあり、パンとフライドポテトが無料らしいので、今度時間を調整して行ってみたいなと思っています。
東京のいくつかの店舗では、オニギリとかカレーが出るらしい・・・うらやましい。(たぶん料金が高い店舗だと思いますが)
ちなみに自分はこの日、朝から何も食べていない状態で入店し、店に3時間いてオレンジジュース、チョコレート、ソフトクリーム×2だけしか食べられ(飲め)ませんでした。
あ、そうだ、コーンスープがあると書いてあったような・・・次回要確認ですな。
コミックは少ないかもしれないけど、雑食ならなんとか
オープン席にはPCなどの設備がないため、自分で持ち込んだ機器を使うか、用意された書籍を読むことになります。実際、自分のタブレットを使って何か作業(仕事?)をしている人もいました。
店にある書籍も大半がコミックで、一部雑誌(たぶん今週号とか今月号のみ)がある程度です。
自分は予定通りコミックを読むことにしました。蔵書の数は・・・どうなんだろう。正直、そのへんのブックオフのほうが多いんじゃないかという感じではありますね。
ただ、シリーズものは揃える方針のようで、歯抜けがあるとか途中で入荷打ち切り、ということはないようです。リクエストも受け付けているようで、サイトでリクエストに対するレスポンスもありますが、やりとりを見ていると入荷見送りが多く、入荷したものもリクエストがあったから入荷したのか、入荷検討の際に参考にしているだけなのかはよくわからないです。(対応をオープンにしているのはいいことだと思う)
コミックは事前にネットで確認しておく
店舗に蔵書のあるコミックはサイトで確認できます。
料金は時間制なので、読みたい本があるかないか、どこの棚にあるかは事前にチェックしておいて、入店後はすぐに手に取って読み始めるのが無駄なく使うコツかと思います。
とはいえ、実際に棚に行くと「知らない本の中にも、自分の興味が湧くものがあるのでは?」という視点で気になってしまって、あちこち棚を見る感じになってしまいました。
探す時間も料金に含まれるので、非常にもったいないのですが・・・
自分は雑食で、少女漫画からグロいのまでOKなので、このまま通い続けたら全ての棚をチェックする感じになりそうです。
料金は納得のいく範囲(3時間600円-900円?)
利用料金は前述の通り10分あたりの単価×利用時間というかたちでカウントされて、退店時に利用実績に応じて清算されます。
が、10分単位のほかに3時間単位のパック料金というルールもあって、パック料金は正規料金に対してそこそこの割引が入っているため、どちらかというとこっちがメインになっているようです。
快活CLUBは店によって料金が違うそうですが、自分の住んでいるエリアでは3時間パックで600円前後、という感じのようです(オープン席の場合)。
利用時間は事前申告ではなく、清算制になっていて、使いやすいです。つまり3時間のつもりが5時間になってしまっても、3時間パック料金+10分料金×12、みたいなことにはならず安い6時間パックが適用される、というイメージです。
ちなみにこのパック料金、土日等は+100円/回だそうですが、都内の高い店だと+300円/回などもあるらしいです。田舎でよかった。。。
アプリはメリットありと判断(300円クーポンは強烈)
入会のところでサラッと書きましたが、この店に関してはアプリの利用をおすすめします。
理由は二つありますが、うち一つは割引クーポンなどがある点です。
2020年夏頃、何かシステムトラブルがあったらしくて、同年10月末までお詫びの300円引きクーポンが配布されています。このクーポンですが、
・利用金額に制限がない
・利用回数に制限がなく何回でも利用できる(ただし1日1回限り)
・他の割引と併用できる
という強力なものになっています。
もう一つの理由は、店内の混雑状況が事前に確認できることです。10分ごとに更新されており、◎○△×というマークでブースの種類ごとにおおまかな混雑状況が把握できます。(さすがに個々のブース番号ごとの利用状況は表示されない)
特に女性専用ブースやマッサージルームなど数が少ないブースを使いたいときは参考になるかと思います。
飲食物の持ち込み自由、入退室自由
店内ではスナック菓子などが販売されているほか、注文すればピザやラーメンなどが出てくるようですが、一方で持ち込みもOKとなっています。(当然禁止だとばかり思っていた)
実際、自分もファミペイのクーポンでゲットしたスパイシーチキンを持ち込みましたが、まったく問題ありませんでした。
利用結果は満足のいくレベル
昔の喫茶店のように珈琲一杯で何時間も、というわけにはいきませんが、きちんと場所代を払って一定時間利用できる、という点ではクリアな料金体系になっていて、悪くないかと思います。
前述の300円引きクーポンがある間はクエスト攻略的に、積極的に利用したいと考えています。