企業の福利厚生の外注先の一つ、クラブオフ(UC)が3ヶ月0円キャンペーンをやっていたのでVIP会員になってみました。
クラブオフってどんなの?という説明に加え、実際にVIP会員のメニューをあれこれ見ながら、「これVIPのメリットってないんじゃね?」的な内容を書いたのが前回のこれ。
とはいえ、自分のようなビンボー人にも全くメリットがないかというとそうでもないようで、今回はイイところを書いてみたいと思います。(良かった探し的なムリヤリ感はありますが・・・)
抽選でコンビニクーポンがもらえるガチャ?
まずVIPだけが参加できる月イチの抽選。
最近はスマホにアプリを入れたら参加できる、といったキャンペーンが増えてきていて面倒なのですが、これはサイト上で普通に抽選応募でき、その場で即結果が出るのでわかりやすくていいですね。(当選した場合は、実際にクーポンを表示させるのにスマホが必要な場合もあるみたいですが)
商品となっているのは主にコンビニのこういう電子クーポン。100円前後の品で、すべての品に対して月に1回抽選参加ができる、というルールです。
ただ、8月9月と挑戦してみましたが、下のように全敗でした。(なお9月も同じような品揃え)
VIP会員が何人くらいいるのかわからないけど、少なくとも数十万人はいると思うのでこの当選数じゃ当たらないよなぁ・・・という感じです。1日100名とかなら可能性を感じられますが一ヶ月で100名ではね・・・
仮にVIP会員10万人として、そのうち2割がこの抽選に参加しているとすれば2万人です。全部で約500名の当選とすれば当選する率は2.5%ということになります。
VIP SUPER SALEで商品券を割引購入
続いてこちらは商品券の販売。
この販売にいったい何の意味があるのかまったくわかりませんが、とりあえず買っておきました。
なぜなら、ジェフグルメカード1枚500円->200円(手数料等なし)となっていたからです。
一人1枚となっているのでたいした額ではないのですが、送料や手数料等の負担が一切なしで割引購入できるので損はしないです。
ちなみに上の画像では販売期間が24日15:00~で既に終了マークがついていますが、これは画像をキャプチャしたのが9月に入ってからだったためで、自分が注文した26日時点でまだ買えました。(つまり、先着順とはいっても500円宿泊券のように即売り切れるわけではない、ということです)
そして注文の翌々日には簡易書留で到着しました。早い!
(注文時のメールでは2週間前後でのお届け、ということになっていた)
・・・とはいうものの。
これ、簡易書留そのものが手数料300円くらいするうえ、そのほかに郵送料をかけて500円のカード1枚を200円で割引販売する、というのは商売としてはいったい何なんだろう?という感じはするんですよね。ただまぁ、これがVIPの特権みたいなのでしょうがないです。一応これで300円ほど得したことになります。
なお、ジェフグルメカード自体は利用期限がないので保存しやすいといえばそうなのですが、外食系の券なので自炊派の人はあまり使い道がありません。お釣りが出る数少ない券なので、カルディなどで少額の買い物をするときに使っています。
9月は
こども商品券1枚1000円->500円
になっていました。こちらは3年くらいの使用期限がある券みたいです。使える店が良くわかりませんが、とりあえずオーダーしておきました。(上の写真にあるハーゲンダッツギフト券はスルーしました)
この商品券シリーズは無料キャンペーンではなく購入費用がかかるとはいえ明らかにお得なので、VIPの間は定期的にログインして拾っていきたいと思います。(注文時の作業はクリックとセキュリティコードの入力くらいでそんなに手間ではなかった)
後日、冊子とクーポンが送られてきた
VIP会員になってしばらくしてから、冊子2冊とクーポンがポスティングされていたので紹介しておきます。
冊子の方は・・・なんか紙質もツルツルだし内容も「豊かな生活」みたいな感じのイメージの、リッチ層向けのサービス紹介冊子かな? もちろんフルカラーです。
VIP会員というのは無料のスタンダード会員に飽き足らず自己負担してまで上のサービスを求める人たちでしょうから、こういうリッチ感を求めているのかもしれません。
とはいうものの・・・冊子に載っているのはサイトの情報とどこが違うのかよくわかりません。ページ数に限りがあるのでサイトのメニューの一部を(希望する出稿側企業から資金提供を受けて?)切り出して印刷しただけ、みたいな印象です。
また、冊子の後ろのほうに付いている紙の切り取りクーポンも同様に、100円引きとか煮卵無料トッピングとか、「正直こんなのわざわざ切り取って、店まで持って行って使う?」みたいな感じのショボい内容になっています。(おまけに新人の店員なんかに当たると「これってなんですか?」みたいなところから始まる・・・)
こういう少額の割引系クーポンって、旅行先の空港や駅のパンフレットについているのと大差ないんですよね・・・(というか、ほとんどが同じ)
下の写真にある、同封されていた宿泊補助券1000円は結構いいかも・・・と思ったのですが、よく読むと単純な宿の料金に使う場合は対象宿が限られているようです。一方、ツアーであれば全ツアーが対象、という微妙な条件。
ツアーとか行かないし、行くとしても単価が高いでしょうから1000円ぽっち割引されてもなぁ・・・という感じです。(たとえば5万円のツアーなら1000円の割引は2%にしかならない)
VIP会員とはいったい・・・
以上のような感じで終わりです。
その1で書いたような雑誌の割引なんかはニーズに合えばかなり安いんじゃ?という感じだし、今回の商品券バラマキ販売なんかもずっと続くなら550円の月会費を取り戻すくらいはできるかもしれませんが、入ってて良かった!と感じるようなものでもないんですよね。(当たり前だけど払わなくていい会費を払って、会費を取り戻すためにクリックしていたのでは意味がない)
徹底的に調べたわけではないので、もしかしたらもっと色々活用方法はあるのかもしれませんが、自分は近いうちに退会する方向で考えています。
商品券の販売方法も、上の宿泊クーポンも、結構な手間暇コストをかけている割に実際の還元率(額)としてはたかがしれており、かなりムダの多い運営をしているなーという印象を受けます。
ただ、運営会社であるリロ自体は業績もガンガン伸びているので、こういうのも含めて社会のニーズには合っているんだろうなぁと自分の社会一般からのズレを再認識させられるのでした・・・(ただビンボー人なだけ?