ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

超音波ウォッシャーで襟首の染みが!



以前、シャープの「超音波ウォッシャー」なるイロモノ家電を買ってみて(本来の目的と違う)金属の汚れ落としに使ってみた、という記事を書きました。

2020free.com

 

今回はちゃんと本来の目的である「繊維の汚れ落とし」をやってみたのでその記録。

 

恥ずかしながらパジャマの襟首の汚れがひどすぎる

前々から洗濯のたびに気になってはいたのですが、いよいよ我慢がならないレベルの汚れになってきたので落としてみましょう、という話。

 

結構ひんぱんに洗濯はしてきているのですが、何回洗濯しても、この汚れはどんどんひどくなるばかりで改善されてきませんでした。

恥を忍んでそのまま載せておく・・・

 

しみ抜き剤を使うという手もあるのですが、その前にせっかく買った機械を活用していましょう、とやってみた次第。

 

水だけではあまり汚れが落ちない

まず、水だけでやってみたところ。

水だけだとあんまり・・・

うーん、規定の3分x2サイクルやってみたのですが(3分で自動電源OFFになる製品仕様)ざっくりいって

・濃い汚れ->薄くなる

・薄い汚れ->多少キレイになった感じがする

・全体的に薄汚れた状態なのは変化なし

という感じ。

 

洗剤をプラスすればそこそこ落ちる

続いて洗剤を塗布してやってみたのがこちら。(洗剤塗布は取説で推奨されている正規の方法)

洗剤塗布前の状態

最高の洗浄力を謳うためあえて「ドラム式専用」などと対象を限定している胡散臭い洗剤なのですが、特売で安いので使っています。襟の汚れが累積していくのはこの洗浄力の弱い洗剤のせいなのかも?という疑惑も抱きつつ・・・(ちなみにこの洗剤、アルカリ性ではなく中性になっています)

 

さっそく一部に塗布して・・・

青い洗剤を一部に振りかけてからウォッシャーを当てる

 

ペン先をあてて洗ってみたところ・・・

おぉぉぉ

うぉー、落ちてる~!(やや興奮気味w)

洗剤を塗布したところだけ茶色いのが明確になくなってます。

いやー、これはイイのでは!?

 

続けて、全体を洗っていきますわよ。

・・・と思ったのですが、洗濯用洗剤だと濃度調整が良くわからないので固形石けんを投入。(中性からアルカリにチェンジ・・・)

 

 

固形石けん+ウォッシャーで染みた汚れが落ちる!

石けんで汚れた部分をトントン叩き(しみ抜きでよくやる叩き洗いの要領)、霧吹きで水をじゃんじゃん吹きかけながらウォッシャーで洗っていきます。

 

すると・・・

 

こうなりましたー。

メッチャキレイになったー

 

下側の画像が水に濡れていてやや青みがかった色合いになっていますが、それでも茶色い汚れが極めて少なくなっていることは確認できると思います。

 

これは役に立つわー! 勃つわー!

 

※なお、本人は満足してますが、実際は石けんのアルカリ成分のおかげで汚れが落ちているだけの可能性もあるので、コレ見て買ってみようと思った人はそのあたりは覚悟了解のうえ・・・(ただ、石けんも単に塗布しただけでは汚れは落ちず、叩き洗いをするのが一般的なので、これは「単体で汚れを除去する機械ではなく、叩き作業を微細な振動レベルで半自動的にやってくれるもの」という理解をしておけば、そう間違いはないかと)

 

ただし、布の厚い部分の汚れは落ちづらい模様

というわけで試行錯誤色々やってみたのですが、残念ながらエリの付け根、布が重なって厚くなっているところはがんばっても満足いくレベルまではキレイになりませんでした(汚れが薄くはなるものの・・・)

写真だとわかりづらいかもしれませんが、こういうあたりにうっすらと茶色い汚れが残っています。

赤いところに汚れがあるのがわかる

 

残った汚れ、拡大するとこんな感じ。

盛り上がったところ(厚い部分)は薄汚れた感じのまま

 

このあたりの布の厚い部分って、3次元的に下の方まで汚れが染みてしまっていて、超音波のバブルが(途中ではじけてしまって)そこまでたどり着けない・・・ってことかもしれません。と推測。

 

一応、取説を見てみると・・・

厚手の布がダメとは書かれていない

厚手の布がNGとか汚れ落ちしないとは書かれていないんですが、「時間が経った黄ばみ」は挙げられてます。

今回のはかなりの長期間(10年以上)かけて蓄積してきた汚れなので(たぶん買ってから襟首だけの汚れ落としはしたことがない)、そう言われると諦めるしかありません。

 

ハッキリそうとは書かれてませんが、

・洗浄する部分は「平らにのばした」状態にすること

が手順として示されているので、文意を読むと

・「平らにならない(できない)厚みのある状態のもの」は汚れが落ちない

ということなのかもしれません。

「平らにのばす」とは、薄くするという意味(暗に厚い部分はダメといっている?)

 

超音波ウォッシャーで襟首がキレイになったので、それだけでもう満足

そんなわけで、得手不得手はあることがわかりましたが、ざっくり

・洗剤なし水だけで汚れを落とすのは難しいので何かしら洗剤は必須

・厚手のものは苦手

ではあるものの

・薄手の布であればたとえ古い汚れでも案外落ちるのでは?

という印象を受けました。

 

今後、ほかの服などで汚れが気になった場合には、汚れ落としにチャレンジしていきたい所存です。

冒頭写真のようによほどキタナくなってからやることになると思いますが・・・なにぶん面倒くさがりなもので(というか服にあまり興味がない)。