ふれふり!

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引ソロ家探し(その63 HC日記 窓枠木部のあく抜き?で苦闘して苦悶)

国土交通省サイトより(加工済)


家探しの話の続き。今回が63回目。

 

ハウスクリーニングあれこれ

ハウスクリーニングというと一般的には業者に依頼するものを指すことが多いようですが、いつもどおりセルフでやります。

ハウスというだけあって家の中全般なので、内容は多岐にわたります。また、クリーニングと言いつつもクリーニングしきれずに(もしくは非合理的なので)部品交換をすることもあります。

 

・・・というのが前置き。

 

今回は窓枠木部のアク抜きです。

 

・・・のつもりだったのですが、結果的に除去したのがアクだったのか、別の何かだったのか、よくわからない感じに。

 

アクなのか変色なのか汚れなのか塗装残渣なのかカビなのか・・・がわからない!

少し前に網戸張替の話を書きましたが、そこで出てきたアルミの窓枠。

その窓枠のさらに外周は何かというと、木でできた枠になっています(屋内側)。

ここがかなり劣化、、、といっていいのか、汚くなっていたのでそれをどうにかしようというのが今回の話。

 

こういう状態のやつです。

窓枠の一部が黒くなり、他は筋が見えたり変色がみられたり・・・

 

ただ、ねぇ。

 

この黒いの、何なんでしょうね? っていうのが最初の疑問。

見てもなんだかわからないんですよね。たぶんこれを見てパッとわかるのとわからないのがプロと素人との間にある、圧倒的な経験の差なんでしょうねぇ。

 

この差は容易に埋めることはできません。

 

とはいえ、相手がなんであろうと「除去する」という一点に限って言えばどれも同じことです。(再発の可能性とその予防は考慮しない、とすれば)

 

相手の候補としては

・灰汁(アク)

・木材そのものが劣化、変色してしまっている

・汚れの付着

・塗装剤(ウレタンなど)の劣化、部分剥がれ

・カビ

くらいが考えられます。

 

この中で除外してよさそうなのは変色ですかね。プラスチックなどと違って木そのものがこういう風に黒く変色っていうのは違ってそう。(紫外線とかで色あせが生じるのならわかる)

 

であれば、残りのやつは除去できそうな「何らかの物質」なので、強めの薬剤を使いながら除去していきましょう、というのが今回のスタート。

一応、アク抜き作業をするというスタンスで作業を進めます。

 

アク抜き作業で使ったもの、準備したもの

準備はこんな感じ。

劇薬扱いなので・・・

刺激の強いものを使うので、このようにちゃんと準備をしました。一応、手持ちの中では最強?装備となります・・・

 

ペットボトルの底部をカットしたものは、薬剤を入れてかき混ぜる用。いつもどおりリユースです。上半分は後日また別の用途で利用します。

 

使用薬剤はこちら。

過酸化水素6%超なので医薬用外劇物になる・・・らしい

マイクロクリーナーシリーズは各種ありまして、今回はステインリムーバーというアク抜き、染み抜き剤を使いました。

これは劇物扱いなので取扱には注意が必要とされています。

過酸化水素も少しであればよいのですが、コレみたいに濃度が高い場合、皮膚に付着すると痕が残ったりします。(ヤケドのような感じで皮膚表面がやられて白くなった・・・)

 

この製品を選んだ理由は、木部のアク抜き作業について調べていてたまたま見かけたため。評判のほうはよくわかりませんでした。

これを購入したのは引っ越し作業でバタバタしている時期で、あまり詳細に調べている時間がなく、エイヤで注文した記憶があります。

本当は入居前にこのアク抜き剤で木部を全部洗ってキレイにしておく予定だったのですが、その時期の他の作業が思ったより重く、時間がなくて諦めた経緯があります。(そして今ごろになってやっているという次第・・・)

今回の作業をみていくとわかるとおりかなり手間のかかる作業なので、当時着手すらせずに思い切ってまるごと先送りしたのは結果的に良い判断だったといえます。

 

 

木枠の上や横はそんなに汚くない

さて、木枠の状態、上のほうで挙げた写真はわかりやすいところをピックアップしたもので、他の部分がどうかというと・・・これが天井側のほうで、下部と異なり黒いのは少ないです。

上部は黒い部分も控えめ

ただ、全体的には目立たないものの、アルミ枠との境界に近い部分は木目に沿って黒いものが散見されるので、、、まぁこの黒いやつはアクではなく結露によるカビなのかも・・・というのが今のところの推測。

 

薬剤で溶かしてから除去するのはかなりの手間

今回、木部のクリーニング作業ははじめてということもあり、どういう手順でやるべきかわかりませんでした。

除去すべき相手の素性もわからず、手順もわからないとはまさに五里霧中というか暗中模索というか。

 

というわけで、

・左半分はいきなり薬剤を塗布

・右半分はヤスリで研磨して濃い色の付いた部分を除去してから薬剤を塗布

という2パターンに分けて作業をしてみました。

 

結論からいうと、

・いきなり薬剤を塗布しても、ウエス程度では取り切れない「何か」がワサワサ出てくる

ので、

・乾いた状態で色の濃いもの(汚れ?塗装桟?)を削ってから薬剤塗布したほうがよさそう

ということになりました。

 

「何か」がネチョネチョ・・・

まず、いきなり薬剤を塗布した方からみていきます。

上記ステインリムーバーの説明書通り、薬剤を塗布してしばらくしてから水拭きをしていくと、この写真↓のように黒かった「何か」が溶け、ムラっぽく、波うつように木部にネチョッとくっついたままになってしまいます。

テープの粘着層の残りのような取りづらさ(金属ブラシや粗いヤスリで少しずつ取れる)

これ、なんなんでしょうね。ものすごい粘りです。ベチョッとしたガムみたいな・・・

木材の毛羽立ちとゴムとが混ざったような・・・何か。

 

あくまで感覚ですが、ウレタンか何か、木部の表面に塗装されたものが取れているだけの気がします(少なくとも灰汁ではないような・・・)

 

ウレタンワックスだとすれば、手持ちにワックス剥がし液があるので次の機会にはそういうのを使ってみたいと思います。(木部への悪影響は気になるところですが、フローリング用のワックス剥がし液なら同じじゃないかと・・・)

 

ちなみにこれ、乾くとこんな状態です。

ネチョネチョを取り切れずに残したままで、乾いてしまうとこんな感じ

なんだろうこの黒いのと木材繊維の毛羽が混ざり合った汚れ・・・なんかこれまでの人生で類似したモノを見たことのない物体で、どう認識したらいいのかわかりません。

 

ヤスリで研磨するのはいいけど、アルミまで削ってしまう件

続いて研磨作業をした側。

こんな感じ。

マスキングテープは貼ったけど・・・一部削れてしまって銀色のアルミ下地が表出・・・

一応、削る前にアルミ部にマスキングテープは貼ったのですが、汚れって本当にそのマスキングテープ(アルミ)と接する境界部分に集中しているので、削るのに気を遣います。


よく動画等では電動サンダーでガーッと広い面を削っていく、色がみるみる変わっていくのがわかってスッキリ! みたいな作業プロセスが紹介されていて、削られていく様子は気持ちいいのですが、今回の一連のハウスクリーニング作業ではあれ、まったく役立ちませんでした。

というのも、こういう家の中の場合、実際はそんなに広い面積を削ることってないんですよね。

今回も削りたい場所は細い木材の端だとかその入り隅(凹んだ面)だったりで、電動機材の苦手とするところです。

黒いのは入り隅(凹み)に多い

結局どうしたかというと、

・紙やすりを使って手で削って

いきました。

この作業、時間も筋力も必要でして一気にやろうとするとかなり大変・・・局所とはいえ窓枠は1辺が2m近くあり、家中のものを全部つなげるときっと100m近くになります。それを全部手で、紙やすりを使ってチマチマ削っていくのか・・・と考えるとシンドい。(今後、リビングの窓枠なども同じように作業をしていくことを考えていたのですが、リアルに作業量を考えると気が遠くなるレベルで、コレ以外の他の作業もアレコレあるので5年計画くらいになりそう)

 

 

このような研磨作業を終えたあとに薬剤を塗布したところ、多少汚れは浮いてきたものの、どちらかというと表面の木材の毛羽だけが出てきてしまった感じになりました。

湿っている間はあまり目立たないのですが、乾くとこのように毛羽立っているのがわかります。

拭いているときはそうでもなかったけど、乾くとこんな感じに毛羽立ちが残る

結局のところ、どっちの方法でもこの木材の毛羽のようなものは出てくるようです。

 

 

よくわからないですが、上の薬剤いきなり塗布のパターンと同じように木材の毛羽立ちが出てきてしまうのは・・・

・薬剤が強すぎて木材の表面を侵している

・木材の表面が劣化していて少しの湿り気、摩擦で繊維?が剥がれるようになってしまった

のいずれかかなぁ、という感じです。

 

・・・結局のところ

・ネチョネチョはイヤだけど、だからといってこちらの研磨作業も大変であまりやりたくない

感じ。

 

 

取っても取っても出てくるネチョネチョや毛羽立ちに1日がかりでヘロヘロに

いやー、疲れました。

・朝から取りかかって夕方まで飲まず食わずで、ようやく6畳間の2つの窓の黒いやつをおおむね除去できた

というレベルの重労働でした。

 

翌日、乾いた状態で一通りチェックして再度400~800番の紙やすりで軽く研磨、木目の毛羽を取って、ザラつきを整えました。(これもほぼ1日がかり)

 

その結果、全体的にこんな感じのレベルまではキレイになりました。

削ったアルミ枠に近いエリアが薄い色になり、その手前が濃いなど多少ムラは残った

 

全体に削ったところとそうでないところのムラも目立ちますね。全体を研磨して仕上げるのが本来なのでしょうが、もう疲れ切っていてやりたくない(あと、和室は寝室を兼ねているので、繊維ものが多く、研磨した際に出る粉塵との相性が極めて悪いのでできるだけやりたくない)

 

というわけで、色むらをごまかす意味もあり、先日購入したワトコオイルを塗布して仕上げました。カラーは薄めのナチュラルで重ね塗りも避けて薄い仕上げにしたつもりですが、それなりに色は濃くなりました。

 

ここまでの作業を終了するとこんな感じに。

作業前後

細かく見ていくとあちこちにムラは見えますが、パッと見だとだいぶキレイになった感じはあります。

 

今後作業方法は改めるべきだが・・・苦悶が続く

しかし今回のこの作業の重さよ、、、これはアカンやつですわ。やり方を間違えているのか、やってはいけない作業だった(見て見ぬ振りをすべき汚れだった)のか、あるいは水のような仕事だったのか。

※「水のような仕事」とは、どうがんばっても圧縮(効率化)できずにひたすら物量投入して処理していくしかないタイプの作業をいいます。そして生存に必要な水であるだけに放棄することができず、やるしかないという・・・

 

作業ですっかりくたびれてしまいグッタリです。今後どうするのか、というのを考えるパワーが残っていない感じです。

 

ただ、そうはいってもこのまま見過ごすにはこの黒い汚れはあまりに汚すぎるんですよね(ほかにもいくつか似たような状態になっている窓がある)。

自分としては汚れの許容度は高いつもりなのですが、それでもちょっと・・・という感じ。それに、単なる汚れならまだいいのですが、仮にカビだとすれば身体にも良くなさそう。

 

うーん、どうしたらいいんだろう。

こうした問題の大半は、仮に行き詰まることがあっても、次にどうしたらいいのか、数時間~翌日のうちには解決案(もしくはその端緒)がつかめるのですが、今回はまったく思いつきません。

 

とりあえず前述の「ワックス剥がし液を使ってみたらどうかな?」ってぐらいなのですが、なんか単純にワックスだけ剥がしてキレイになる予感もしないのが・・・。

 

困ったぞ・・・

 

というわけで、別の場所の作業をやるまでの間に何か良い案を考えなくては、と頭にひっかけつつ今回の作業を終えます。

幸いなことに緊急性のある場所、作業ではないので、案が出てくるまでの間は作業は中断ってことにするかな・・・

 

 

ちなみに今回の作業中に思ったことのメモです。次やるまでに間があきそうなので、忘れないように自分用メモ。

・削っても削っても取れないネチョネチョに心が折れそうになる

・金タワシなどで取ると、取ったネチョネチョをタワシから除去する作業が発生してそれまた作業に時間がかかる(タワシに絡みついていて除去もかなり手間)

・よって、ネチョネチョは梱包用の紙や新聞紙などを使って、こそぐ、巻き取るように取るべし

・ネチョったものを取った紙は再利用せず順次捨てていく(ネチョネチョの戻りを避ける)

・ステインリムーバーが急に発泡しだしてビビった(刷毛についた木片と反応した?)