【メーカー】近所の農家のおばちゃん
【品名】晩白柚(ばんぺいゆ)
【概略】?kcal/1.6kg/400円
入手経路
近所のホームセンターの産直コーナーにあったので「晩白柚(ばんぺいゆ)」という果物を買ってみました。
auPAYで「400円以上で使える200円クーポン」があったため、ちょうどいい値段だったのです(アンタそんなんばっかやな~)。
日本では熊本が有名な産地らしいのですが、我が家は関東にあり、なぜ近所の産直にこれがあるのかよくわからない・・・
パッケージと全体印象
ただの袋。
シールには値段と育てた方の名前が書いてあるだけ。
外皮はヨゴレなのかキズなのか、かなり茶色い部分があって、各種サイトで見る晩白柚とはだいぶ違った感じになっています。(皮を食べるわけではないので気にしないけど)
写真だとサイズ感がわからないかもしれませんが、いつものTANITAのスケールに乗せてみるとかなり巨大なことがわかります。
食感
12月末に購入して、そのまま一ヶ月ほど家の玄関で放置。1月末にいただきました。(収穫後の熟成が必要な果物らしく、1月中旬以降に食べるように(店頭POPに)書いてありました)
切り方などまったく情報を持ってなかったのでいくつかのサイトを見たところ、異様に皮の下の白いワタみたいなのが分厚くて、フルーティーな身の部分は真ん中に少しあるだけらしい(少しといっても元のサイズがデカいのでそれなりの量)
上のほうを横にカットするように、とあったのでやってみたが・・・低い位置過ぎたようで、身まで見えてしまって失敗。
本当は白いワタの部分だけを横にカットして(上の写真でいえばもう少し高い位置でカットして)、あとはみかんの皮をむくように(花びら状に)切り広げていくといいらしい。
もう失敗したのでどうでもいいやと、とりあえず縦にもざっくりと深めの切り込みをいれて、手で広げてみた。
包丁を入れると香りが出てくるのですが、柑橘類の酸っぱい感じに加えて、残り香というか、酸っぱさに覆い被さるように独特のクセのある香りが鼻についてきました。このクセの部分は好みが分かれるかもしれません。なんかクスリっぽいというか、ハッカのようなスーッとする感じの・・・
実食ですが、こんな感じで手で身の部分を簡単にもぐことができます。これは文旦と同じです。
味は・・・なんだろう。甘いフルーツではなく、酸味が強いので、、、巨大なサイズのグレープフルーツ?
うーん、食べたことのあるものでいえば、一番近いのが文旦(ぶんたん)かなぁ。
以前、ふるさと納税でキズ物のお得な文旦を届けてもらったことがあり、身も取りやすく、おいしくいただきました。文旦はグレープフルーツとかに比べるとだいぶ大きくてサイズも晩白柚に近い。
・・・と思ったら、晩白柚は文旦の一種らしい。なるほど、そりゃ似てるわけだ・・・
総評
★★★★☆(4/5)
良い味でした。言うことはありません。胃もたれ気味になるくらい食べ続けてしまいました。
文旦やグレープフルーツのような酸味の好きな人には一度食べてみることをオススメします。
上記の通り味よりも香りにクセがあるので、とりあえず1個からスタートがよいかと思います。
ちなみに、身のみならず皮も活用できるらしいので、やたら皮が厚いからといって無駄なわけではありません。
コスパと今後
1個400円。身のボリュームからすればコスパは良くない気もするけど、同じフルーツで苺とか巨峰みたいなのに比べたら安い気もする。ただ、1個100円くらいで売られているリンゴよりは高い気がする。どうなんだろう。
どれくらい身の部分のボリュームがあったのかわからないんですよね、、、・・・でもよく考えたら「一気に剥いて、身の部分だけを一気にもいでしまって冷蔵庫で保管する」といった感じなら、身の部分だけの重さを量れたかもしれません。失敗した。
まぁ工場の生産品ではなく自然の素材なのでモノによって違うし、あんまり意味ないかも。
あと、文旦もそうですが、なにせ大きいので一人で食べきるのがキツいんですよね。自分はグレープフルーツ系の柑橘類はかなり好きなほうで、以前の文旦も,今回の晩白柚も味は良いので胃袋が大きければいくらでも食べたいくらいなのですが、いかんせん少し食べ過ぎると胃が不調になり人間としての活動がおかしくなってしまうくらい脆弱な消化器官なのがツラい。。。
というわけで同じくらいの価格でも、例えば5個セット2千円なんかだとキツいですが、今回のような1個400円くらいのバラ売りだったらアリかなと思います。