ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

スーパーのタコはどうしてあんなに高いのか

タコ焼き作りたい!

 

前回は、タコ焼きに使う新鮮なタコを手に入れたいとスーパーを回った話(実例)でした。

2020free.com

 

イメージと違ってすごく高いね~、という結果だったのですが、気になったのでどうして高いのか、このタコは何なのか?みたいなのを調べました。

まぁだいたいネットで調べた情報なので、自分以外に必要としている人がいるかはわかりませんが、メモ的に残しておきます・・・

 

 

生鮮売り場のタコは生ではなく蒸して解凍したもの(あるいは解凍して蒸したもの)

各ラベルを見るとわかるのですが、前回まわったスーパーの生鮮売り場のタコはすべて

・蒸したうえ、酸化防止や発色などの保存加工されたもの

でした。

そして、保存料を使っているにも関わらず、消費期限は3~4日程度ということになっています。

 

せっかくタコ焼きをやるなら未加工の、鮮度の高いピュアな(?)タコを使いたいと思っていたのですが・・・未加工のタコはどこの店でも販売されてないんですよね。

 

どうして未加工のタコはないのか。

 

調べてみるとどうも

・タコというのは日単位ではなく時間単位で痛む

ようで、国際輸送どころか国内でも生の状態で輸送するのは難しいそうです。

さらに食用にするための吸盤周りの洗浄が大変とか、蒸す作業も大量のお湯を使うとか、結構な臭気が出るとかで、スーパーの業務用調理スペースですら設備的に難しいため、工場での処理が必要な素材になっているそうです。(当然一般家庭の設備では厳しい・・・)

 

確かに、未加工の切り身魚ですら消費期限は2~3日程度あることが多いわけで、タコの「保存料使用したにも関わらず3~4日」というのは「生魚以上に痛みやすく、鮮度管理が難しい素材だ」ということを実感させます。

 

実際のところ、E店のラベルに「解凍」とあるとおり、蒸しダコは基本的にすべて「冷凍->解凍」のプロセスを通ってきたもの。

採ったタコをそのまま輸送するのは(内蔵などの鮮度問題で)できないため、産地国で下処理をしたあとに冷凍して輸入、スーパー近くの工場で解凍してから店頭に運搬して小分けしてパッキングしている、という感じなんでしょう。

あるいはスーパーのバックヤードに解凍用設備があるのかな???

 

なるほど、、、お気軽に「美味しいタコ焼きを作りたいから、新鮮なタコを使いたい、新鮮なのは生のタコでしょ!?」みたいなユルみきった思考で挑んでも歯が立たない、ということがよくわかりました。

 

そりゃ鮮度管理が難しいモノを遠距離輸送したら間接費が高くなるよね

前回の最初のほうで「タコってあんまり売れないから利幅を取らなければならず、店頭価格が高くなってしまうのでは?」みたいに書きましたが、この推測はこぴ君に否定されてしまいました。

店の戦略による価格差はさほど大きくないらしい

良い蒸しタコは「大きいタコ」「国内加工」みたいですが・・・そもそも、遠くアフリカから冷凍した状態のタコを運んでくるのでは、全体的にコストがかかって高くなるのもしかたないところでしょう。

(ちなみに、一般に食材って再冷凍はNGだけど、タコの場合は悪影響が少ないらしい。そのため、現地で冷凍したものを中国工場で蒸し加工した後、再冷凍して日本に運ぶのも普通にアリアリだとか・・・。ただし、前回のラベルを見る限り、スーパーの店頭ラベルには加工地が書かれていないので、中国加工なのか日本国内加工なのかはわかりません。

「そもそもモーリタニア現地で蒸し加工まで済ませてから輸送すればいいのでは?」と思ったのですが、日本以外に需要がないタコのためだけに蒸し設備の投資をするのは難しく、ほとんど行われないらしい・・・byこぴ君)

 

国産のタコは絶滅寸前らしい?

遠距離輸送+加工費で間接費が高くなることはわかったのですが、そんなにかかるならわざわざ遠い国から輸入しなくてもいいのでは? だって日本にもあるでしょ? と思ったのですが、どうも

・国産のタコっていうのは絶滅寸前らしい

です。

 

ただ、まったくゼロってわけでもなく・・・

 

前回は触れませんでしたが、酢だこなど他の加工ダコ製品では、北海道や岩手産のものを店頭で見かけました。

 

たとえばこの北海道産の柳たこは(広告品で安くなっているとはいえ)259円です。

国産だけど柳ダコは安い(POPでは北海道だけどラベルでは宮城になっていた謎)

絶滅寸前と言う割に、単価はモーリタニア産より安くらいで特に希少食材になっているという印象はありませんでした。

 

もしかしたら国内漁業の商材にはなり得ない状態(漁獲量極小)なので市場形成(独自の価格形成)にまで至らず、積極的に採るというよりは、たまたま採れたらそれが市場に回る、みたいな感じなのかもしれません。

(味覚や触感の面で輸入品に対するアドバンテージがないので、希少性はあるものの価格は上がらない、みたいな感じかな?)

 

あ、この話の前提ですが、タコ焼きに使うタコは歯ごたえなどの関係から「真だこ」という品種がよくて、それが捕れるのがアフリカ(モーリタニア)だということです。

日本で真だこがまったく捕れないのかはわかりませんが、店頭で見つけられた国産のタコは柳ダコとミズダコの2種だけで、国産真ダコは見かけませんでした。

一瞬、国産が安いならそれでもいいか、みたいに思ったのですが、タコ焼きなんて昨日今日できたものではないし、長年の蓄積で「真だこじゃなきゃダメ」みたいに言われている以上は、おそらく柳ダコやミズダコはまったく向いていないんでしょう・・・と思ってやめました。

(もしタコ焼き大好き!みたいな状態だったら比較検証してみたいと思いますが、今のところそこまで好きではないので・・・)

 

というわけで、次回は実際にタコを買ってタコパしてみた話です。