ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

ACタップの極性が気になったので手持ち品をチェックしてみた

家に転がっているもろもろのACタップ



前回、キッチンのACケーブルが邪魔なのでどうにかしたい、ということで横出し(横差し)用のタップを使ってスッキリした話を書きました。

2020free.com

 

そのときに、購入したACタップの極性がよくわからなくてモニョモニョとしたわけですが、、、気になったので手持ちのいくつかで確認してみました。

 

世の全部を確認したわけでもないし、一つの会社の統一性を確認したわけでもありませんが、おそらく各社「方針や考えがあってそうしている」と思うので、事例と傾向というレベルでは参考になる気がするのでメモ的に残しておきます。

 

カッコ内にN極の表示をどのように行っているか、を記載しました。

 

パナソニック「ザ・タップX」(長穴、「W」表示、プラグ側「-」マーク)

電設機材のデファクトスタンダードみたいになっているパナだからそれなりに・・・という感じだったのですが、N極は差し込み口が長くなっており、「W」の印字がありました。

また、プラグ側はN極に小さく「-」状のクサビが入っておりました。

分かりやすい表示になっているうえ、このモデルは埃よけのシャッターも付いている

極性について知っている人にとって、使用にあたって疑義が生じる余地はなく問題ない表示だと思います。

 

サンワサプライ「TAP-FB1」(長穴、「N」表示、プラグ側マークなし)

PC用サプライ品を扱うサンワサプライのちょっとデザインに振った感じのACタップです。こちらもN側の穴は非常にわかりやすい表示です。

穴はOK、プラグはマークなしで??

穴側はN側にマークがあり、サイズもハッキリと長くなっていて明確に判別できるようになっています。

ただ、プラグ側はパナのようなマーク表示がなく、どちらがN極なのかわかりませんでした。

メーカー名の打刻があるので、それが読めるように(この写真のとおりに)壁コンセントに差し込めばいいのでは・・・

という感じではあるのですが、、、

裏側にも打刻はある(こっちは製品型番?と製造地)

このように、反対側も文字が入っており、どちらが正面かは判断がつきかねます。(一般論として、製品名が正面で、メーカー名などは裏側というイメージもある)

 

前回みたエレコムのタップのように中でクロスしている可能性もあるので、念のため確認すると・・・

テスターで通電をテストする

どうやらメーカー名のある側が正面(手前側)、ということでよいみたいです。

※画像は正しく、文章が誤っていました。

 

つまりこういうことで、メーカー名を手前にして手に持って、そのまま壁コンセントに差すとN極が右になってしまいます。

この向き(サンワサプライの文字が見える)ではN極が右

 

よって、サンワサプライの(この)タップは「型番が見える方を手前にしてコンセントに差し込むべし」となります。

 

買ったばかりのタップですが、目印を入れておきましょう。

※コレ、説明は誤っていたけど写真は正しく、目印も正しく書いてあった・・・なんで間違ったんだろう??

 

なお、同じサンワサプライでも一体型の3口タップ(型番「TAP-B104UN」)をみると、何のマークも付いておらず、差し込み口についても左右同サイズでN極の判断はつきませんでした。

一体型タップは目印が無かったが「左がN極」で統一されていた

ただこれ「正面にメーカー名のシルク印刷、裏面には型番などの記載されたシールが貼られている」という造りだったので、どちらが正面か、上下かといったことはわかりやすく、N極の位置についてもそれに準じたものになっていてわかりやすかったです。(一応、上の写真の通りマジックでマークはしておいたけど・・)

 

こうなると、前回見たELECOMのも一切マークがなかったのは「単に小型の一体型だったから」という可能性もありますね。あとで他のタップで確認してみましょう。

 

星光商事「フラットスイッチタップ(型番不明)」(長穴、「N」表示、プラグ側表示なし)

SEIKOSHOJIの3口タップです。聞いたことないメーカーで、どこで入手したのかも記憶にないのですが・・・業販メインだったり、どっかのOEM元とかだったりするんですかね?(家電量販店nojimaのPBエルソニックで似たようなモデルを見た気がする・・・)

スイッチが押しボタン式のフラット形状で、オルタネート動作(一度押すとロックがかかってONのままになる)になっています。ONのときもOFFのときもこのフラット状態で凸凹がないので、何かに引っかかったりぶつかって勝手にON/OFFされるリスクが低く、使い勝手は良いです。(ON/OFFは通電した際に光るランプの色で判別する)

思ったより便利なフラットタイプのスイッチ、最右がACアダプタ用に離されている

長穴に加えて、すぐ横にNのマークがあって極性は非常にわかりやすいです。

後述するエレコムと異なり、スイッチが下ではなく上にあるためACアダプタを差してもスイッチ操作が可能です。(スイッチが接近しすぎており、アダプタのサイズによっては操作できないかもしれないけど)

 

一方、プラグ側には何のマークもなく、そのままではどちらがN極かはわかりませんでした。

PSEマークなどの表示が読める方向でそのまま差せば良いみたいです・・・。サンワサプライと異なり、片面にしか文字が印字されていないので、コレは判断がしやすいです。

プラグ反対側に印字がないため判断に迷うことは少ないが、念のためマークをしておく

 

残念なのは製品名(型番)がわからないことで・・・

製品の型番が不明 C20とは???

 

「SEIKO SHOJI AC」でAmazonを検索すると、STARLIGHTというブランドでACタップの製品展開していることはわかるのですが、上記製品は販売が見当たらず。

 

メーカー・・・というか商社なのかな? 公式サイトだとこういう感じです。

seikoshoji.com

コレも4個口なので、まったく同一品ではないようですが、おそらく同じシリーズかと・・・

 

オーディオテクニカ「AT-PT3」(長穴、「N」表示、プラグ側▲マーク)

ちょっと毛色の違うメーカーですが、、、オーディオテクニカのタップです。

家電メーカーというよりオーディオ専業メーカーの印象ですが、とはいってもコレはオーディオ用として高価格で売られているゴッツいタイプではなく、そこらの家電量販店で扱いのある「ちょっとしたオプション」みたいな水準(価格帯)のものです。

かなり古いものなのでプラグ側は黄変している(崩れなど素材の劣化は感じられない)

見ての通り長穴かつN表示があり、プラグ側には「▲」マークが付いています。

パナソニック同様、わかりやすいです。

 

 

エレコム「T-BR02-2420BR」(穴サイズ同じ、マークなし、プラグ側「-」マークあり)

前回同様のエレコムで、今回は別製品で2Mくらいの4個口ACタップを見てみました。

が・・・たいへん残念なことにパッと見、何のマークも見当たりませんでした。N極の判別がまったくできません。前回の3個口直結タップと同様です。

 

コンセントの差し口を見ると、このように何のマークもなければ左右のサイズ差もないように見えます。

パッと見、目視で左右のサイズ差は判別できない(同サイズに見える)

 

しかたないので、とりあえず前回みた噂?のとおり「ELECOMのE側をN極」として確認していきます。

EマークがN極らしいが・・・

(とはいえ、ELECOMの最後の文字Mだって、90°回転させればEみたいに見えるフォントが使われているので、本当にE側がN極なのか?って感じもしないではない・・・)

 

・・・と思っていたのですが、あとで裏をよくよく見たところ、N極側とおぼしきマークが入っていました。コレは失礼しました。

裏を見ると・・・mの上にバー状の目印が(表面から見るとEで裏面ではm?)



というわけで、それをもとに何のマークもないコンセント側のN極がどっちか、テスターで確認すると・・・

スイッチをしたにして左

どうやら「スイッチを下にした状態で置いて、左側がN極」という区分けで良いようです。あとでマーキングしておきます。

スイッチが上にきていたSEIKOSHOJIとは上下逆向きになりますね。

どうして違うのか?という感じもしますが、こうした配置は使い勝手の問題なのでどちらが正解ということでもないんですよね・・・(しかし実は・・・後述)

 

念のため全クチ確認したのですが、この4つ横に並んだコンセントはすべて左側がN極となっていました。

そりゃそうだろう、という話ではあるのですが、前回は中で配線がクロスしてましたからね・・・(さすがに疑い過ぎ?

 

ところでこのモデル、4つのコンセントのうち一つだけが隙間が大きく取られて(離れて)います。

最左の1個口だけが離れた位置に配置(N極側にマジックでマーキング済み)

これはときどきある

「大型化したACアダプタをタップに差すと、干渉して隣のコンセントが使えなく(差せなく)なる」

という問題を回避するためのもので、気が利いた仕様だと思います。

 

ただ、ただね。

 

このモデルの場合・・・今回の確認をふまえて

・N極側を揃えてACアダプタを差すと、ON/OFFスイッチが操作できなくなる

んですわ。

ACアダプタを取り付けるとスイッチが押せなくなる仕様

いやいやコレ、どういうこと??

 

どっかの議員ではないですが「ちーがーうーだーろーっ!?」って感じです。

 

いやここまでアレだとむしろ

「ACアダプタを差したら絶対にスイッチは押さない(押せない)ように、敢えてこういう仕様として設計した」

という強い意思が感じられます(パッケージ≒取説にはそんなことひと言も書いてないがw

 

まぁこう↓いうふうに、メインスイッチのあるモデル/ないモデルで金型を共有化してコストダウンを図る(その痕跡を隠そうともしない)、みたいなことをするくらいなのでお察しください・・・ということかもしれません。

右の穴、何のための窪みかと思ったら・・・一括切り替えスイッチのあるモデルはここにスイッチが取り付けられる模様

 

というわけで、前回の小型ACタップ(T-TR06-2300)だけでなく通常のACタップでもこの状態なので、どうやらELECOM自体が電源の極性というものに興味が無いようです。

 

 

ACのスイッチを活用したり、極性が気になる人はELECOM避けるべし!?

前回冒頭でみたとおり、市販の大半の家電品はACの極性がどうだろうが、差せば普通に動きます。なので、別にどうだっていいといえばいいのかもしれません。

が・・・わたし、気になります、ってタイプの人。

それから、スイッチ付きのタップでスイッチを活用している人。※

そういう人は極性の明示された製品を買った方が良さげ。今回みたように、ハッキリわかれてますからね。

 

※後者は、ACタップのスイッチはN極じゃないほう(L極と呼ばれる)を切断するような仕組みになっているからです。今回確認したものはすべてそうなっていたので、そこは各社最低限守っていると思われ・・・。平時は逆向きでも動くので問題ないわけですが、差しっぱなしでACタップのスイッチをOFFにしてあっても、コンセントから抜いていることにはならない、って可能性があります。要は、落雷時とかにアカンのでは?ということです・・・

 

というわけで、気になる人はとりあえずELECOMだけは避けた方がよさそうだし、手持ちでELECOMがある人は一度N極側を確認しておいた方がよさそう、というのが結論です。(今回やったみたいにマークをつけてわかるようにさえしておけば、ELECOMだからといって別になんということはないので・・・使い勝手はともかく・・・)