ふれふり!

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引ソロ家探し(その157 DIY日記 洗面所に簡易棚を据え付けたい10 シューノ SSシステムでガラス棚板を使うための実験)

 

家探しの話の続き。理想の家を追い求めていくぞって話です。(そんな大げさな話でもないんだけど)

 

ここ数回、洗面所の収納、というか棚についての話を少し。

 

前回はロイヤルのチャンネルサポートについて、AA以外に新しくシューノ(SS)という規格ができて、モノはいいんだけどあまりに木棚メイン過ぎて、ガラス棚板に向いてないよねぇ~という話を書きました。

2020free.com

 

シューノも木棚用のブラケットはバリエーションは多いので、なんとかそれを活用していけないかというのが今回の話。

 

木棚用ブラケットとガラス棚板用ブラケットとの違い

そもそもガラス棚板といっても、特段何かギミックがあるわけじゃないんですよねこれが。

違いを列挙すると

・L字に折れ曲がっていて面固定の木棚用に対して、ガラス用はI字状で線固定になっている

・固定用のネジ穴がない

・手前にズレないようなツノが先端部に取り付けられている

・ほとんどのモデルでズレ防止のゴムシートがついている

というくらい。

 

違いは少ないといっても別物として販売されているので、それ以外にも何かしら形状やサイズの違いがあるとマズい・・・こともあるので重ねて確認してみました。

とりあえず手持ちのAAのうち、余っているものを2つ。

 

木棚用は折り曲げ部があるため、その厚みだけ高さがあります。

また、先端部のツノの分だけ、ガラス棚板のほうが長いです。

 

(・・・写真撮り忘れた・・・ので、そういうものだと思ってもらえれば。)

 

木棚用ブラケットをガラス棚板で・・・の実験

というわけでガラス用のブラケット、

・構造が単純で安価に製造可能そう

・見た目がコンパクトでガラスの透過性とあわせてディスプレイ(展示)に向いてそう

先端部の爪があるのでガラスの滑落を防止できそう

というくらいで、家庭用の棚用途だと木棚用のブラケットに比べて大きなアドバンテージがあるようには思えません。

 

・・・と書いてみて思ったのは、展示の際に棚自体の存在感を薄くするとか、ガラスが光を通す(影が減る、店内が明るくなる)といったことは店内のイメージづくりには非常に大事なことなんだろうな、ということですね。

だから業務用のAAシステムではガラスがメインになっていて、家庭用のSSでは木棚がメインになっているんだろう、という理解をしました。

 

なるほど、そういうことか・・・と。

シューノのときに書いた耐用年数がどうのという話の前段として、同じ棚板とはいっても、どういう点を気にして利用するか、という違いがそもそも根本的に重要そうです。

(だから、「シューノのほうが性能がいいのなら、AAシステムなんてやめて店舗でもシューノを使えばイイじゃん」とはならない、ってことですね。いや、シューノのガラス棚受けラインナップが増えれば・・・???)

 

ちなみに自分はガラスのほうが好きなので、家でガラスを使いたい・・・

 

 

というわけで余談が長くなりましたが、今回は、

・木棚用のブラケットにガラス棚板を取り付けるための加工

をしてみます。

 

手持ちの奥行き250mmほどのガラス棚板に対して200mm用木棚ブラケット(AA)を用いて、不足分の50mmを埋めつつ、脱落防止機構を付加する、というパーツを作ります。

木製ブラケット用で、かつ短い

 

これがうまくいけば(イケてれば)、シューノの木棚用ブラケットを購入して、ガラス棚板を取り付けるという作戦にも希望が持てるわけです。

 

 

L型アルミアングルを加工して先端部のサポートパーツを製造する

いつもどおり、そこらの廃材で・・・ということで、買ったけど使う前にヒネってしまって使い物にならなくなったL型アングルをカットして使います。

ヤワすぎる

 

これ、見るとこんな仕様らしいです。

厚みが0.8mmだからしかたないか・・・

薄すぎる感はありますが、今回は重量の支持用ではなく、あくまで端部のサポート用なのでこの程度でも十分だろうと判断。


 

実際にガラスを置いてみて、足りない距離(長さ)を計測します。

2つある穴の最奥までで63mm、ガラス厚みが5mm、ブラケットの厚みが3mm(最近の製造品は仕様変更されてt=2.6mm)。

奥まで63mm

棚板用だとだいたい5mm厚くらいはある

後に挟み込むクッション材を2mm厚とすれば、上下で計+4mmとなるのでガラスは実質9mm厚。

上の返しを3mmほど確保すると63+2+3+2+5+2+・・・うーん、わかんなくなってきたので、とりあえず100mm長で金具を作ってみます(ヒドい・・・)。

 

返して返して、余ったぶんは折り込みます。(落としてもいいと思うけど、切るより曲げる方が楽そうだし、多少強度面でも役立ちそうだったので)

端を少しずつ折っていく

 

こんなふうになっています。

位置決めだけはキッチリして、あとはペンチで曲げる

 

固定用の穴開け

この金具を棚受けに小ねじで取り付けるための穴をあけます。

棚受けにあいている穴は奥の長穴がΦ3.5mm、手前の丸穴はΦ5.5mmでした。

というわけで、とりあえず奥をΦ3.5mm、手前をΦ4mmのサイズで穴開け。

 

穴位置は、上記の折り込み作業を終えてからガラスを取り付け、その状態で現場あわせで設定しました。

現場で位置合わせをしつつ、ネジ穴の位置を確定させる

 

これでとりあえず仮設してみます。

 

取付は手持ちの超低頭M4ネジを利用。手前側のΦ5.5mmの穴に差し込んで固定しました。M5のほうがガタつきが少なくて良かったかもしれない・・・(手持ちがなかった)

 

奥の長穴は使いませんでした。木ネジと違って、小ねじのサイズって整数mm単位で、M3.5ってほとんど使われないんですよね。(そのまま木棚を取り付けるならM3.5で何ら問題ない)

M3があればそれでもよかったのですが、20mmの長いヤツしかなかった・・・

長穴はM3.5なので小ねじでは使いづらい

超低頭ネジを活用していく

固定はネジ1本なので脆弱

というわけで、ネジ固定した状態で実際にガラスをはめてみると、、、まぁまぁそれなりに。

ざっくり、サイズ感はヨシ

上の「返し」の部分は2~3mmしかありませんが、精度的にはそれくらいあればじゅうぶんな状態で仕上がったので問題なし。

 

ただ、上面をツライチにするためのオフセット加工などをせず単純に取り付けただけなので、棚受け本体部分はガラスに接していてもこの金具の部分はまったく接触できていない(隙間が大きい)し、何なら超低頭とはいえネジも出っ張っているので、ガラスはまるでフラットにはなっていません。

 

見た目の問題はともかく、荷重側が点支持みたいな状態になってしまっているのはよくないです。

というわけで、その高さの凸凹を均すのと、ズレ防止のためにシリコンのシートを付けてみよう! と思ったのですが、、、ちょうど厚みのあるシリコンシートが家になかったのでダイソーの滑り止めシートをカットして置いてみました。

 

こうなります。

手前の金具部分は大きな隙間を埋めるため、厚めに敷き込んでいる

一応、コレでガラスは点支持から面支持に変わり、フラットに置けた感じになりましてガタガタはしなくなりました。

結構大きいシートで100円なのでこれは安い!


ただ、この滑り止め、広い面積で使うときはいいのですが、このように狭い部分で使うときはイマイチかもしれません。

というのも、見ての通り(つながってはいるものの)全体としてはこのシート、ブツブツの点状構造で、狭いエリアに限ってみれば(使えば)、動きが生じやすいからです。(点と点の間隔が広がったり狭くなったり、動きやすい)

 

実際、ガラス棚板を乗せてみても、左右のグラつきは結構あるんですよね。(オリジナルのAAシステムのガラス棚受けは、ガラス棚板を取り付けると左右のグラつきが驚くほど激減する)

まぁ返しをつけたことと、返しとの間だの隙間が埋まることで、棚板が上に抜け落ちるということはなくなったので、これでもじゅうぶんな効果はあったと思いますが・・・

 

実験は成功だけど・・・

というわけで、今回の金具づくりでは

「木棚で、長さの足りない棚受けをガラス用棚受けとして活用できる」

ということはわかったのですが、一方で

「意味や効果はあるけど、わざわざこのような金具を製造してまでどうしても木製用棚受けをガラス用に流用して使いたいかと言われると・・・」

って感じです。

 

棚柱x棚受けの他社組み合わせのときにも思ったのですが、「できなくはないがあまり効率的ではない」ということになると、やる条件は限定的になってきそうです(コストをトコトン削減したいとか、すでにある手持ち品を流用したいとか・・・)

 

新たに買うのであれば本来の目的に沿ったモノを購入し、後日変更したければそれこそフリマサイトで処分して買い換える、みたいなことが合理的かもしれません。

 

唯一、返しを作ったことでガラスが外れ落ちることがなくなり、地震対策としての効果は明確にある(ハズな)ので、そこを求めるならアリかな、と。

 

あと、既製品のサイズが合わないときですね。

ガラスの棚板に標準規格のようなものはないだろうし、そもそも自分のような廃材ヤーの手元に来るガラスはサイズもバラバラなので・・・いくらAAのサイズバリエーションが多いといっても、以前みたとおりせいぜい2-3cm単位でしか選べません。

 

さらに、実際の製品における寸法差(公称=呼び寸法と実寸差)もあります。

たとえばこんなん。

乗ってはいるけどフィット感が足りない

これは250mmの棚受けに250mmのガラスを乗せたモノですが、このようにピッタリとはフィットしていません。

というのも実は棚受けは内寸が257mmあって(+7mmは誤差ではなく、いわゆる「呼び寸法」との差)、このように先端部のツメとの間には隙間が生じます。

 

ちなみにガラス棚板は本来

・このツメのある手前側にフィットするように乗せて、根元側(柱側)に押さえなどのギミックを取り付ける余裕スペースを持たせる

みたいな取り付け設計なのかな?と思いますが・・・