ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その158 DIY日記 洗面所に簡易棚を据え付けたい9 シューノ SSシステムはガラス棚に向いていない? 続)

シューノのカタログ表紙(やはり見栄えが良いのはガラスか・・・)


前回シューノについて書いたのですが長くなったので途中で一息ついてまして、今回はその続きです。

 

2020free.com

セールストークはあちこちにあるので省略し、あまり書かれていない欠点について

・シューノの欠点1 ラインナップが少ない

・シューノの欠点2 木棚メインで、ガラス棚はおまけ?

と見てきました。

その続きです。

 

シューノの欠点3 色の選択肢が少ない(クロームがない)

AAで主流となっているクローム色がシューノ(SS)にはありません。

クロームは大量に販売されており価格も安く、塗装などチープと言えばそうなのですが、質実剛健というか、独特の色合いがあるんですよね。

 

両者の色の選択はこんな感じです。

 

AA=クローム、ニッケルサテン、黒、白、ゴールド、ブロンズの6種

SS=マットシルバー、アイボリー、ダークグレー、ホワイトの4種

 

注意点としては、

・AAも全製品に全色があるわけではなく、製品によっては選べない色もある

ということ。

ブロンズを選んだけど、このオプションはクロームしかない、みたいなこともあり得ます。

 

また、クローム以外は要納期で、ゴールド以上は価格も非常に高くなる、、、というか、ぶっちゃけ「クロームだけ、やたら安い」という状態。

 

一方、SSのほうは4色しかないものの、どの色でも値段は同じ。(ホワイトは要納期らしい)

両システムでかぶっている色がないので、仮に色で選ぶなら自動的にどちらかを選択する感じになります。

 

とはいえ木棚は透過しないわけで、正直ブラケットの色なんてどうでもよくて、色っていうのはガラス棚を使いたい人だけの問題な気がするんですけどね・・・

(それでも高い位置に設置すればブラケットは目に入るので、棚の色と揃えて一体感を出したいとか、逆に別の色にしたいとか、そういうニーズがあるのかな・・・??)

 

シューノは手元にないため、実は表面処理の質感を確認したくて店頭まで行ったのですが、

・店頭在庫の色がマットシルバーしかなかった

・ビニル袋に入っており、色はわかるけど表面処理の質感までは確認しづらかった

という状態でした。

シューノ、ブラケットのマットシルバーの質感は確認できず(他色は取扱なし)

まぁでも、袋越しでも「質感は良さげだなぁ・・・」という印象は受けました。

 

(試しに1個買ってみるかとも思ったのですが、財布の都合で諦めました・・・)

 

柱のほうもあって、そっちはむき出しだったので確認してみたところ、、、

穴が□四角いほうがAA、上下端が丸まっている穴のがシューノ

この柱を手に取ってみたところ、やはりシューノの表面仕上げについては設計の新しさや、価格なりの良さを感じました。

これ、梨地処理っていうんですかね、そんなにザラザラではなくて、手触りの際にスッと滑る、指紋が付かない、光を反射しない、程度の控えめなザラつきです。

うーん、良い。

 

見ての通り、比べるとAAのクロームは表面の処理に結構ムラが見られますが、シューノはサラッとして丁寧な感じです。

(とはいえ実際、実用でガチャガチャやったりブラケットを抜き差ししたときにこの丁寧な表面加工にどれくらい傷つくか、みたいなのは気になります・・・後述するとおり、キズ品のアウトレット品を販売する公式サイトがあるし、AAと違って店頭ではブラケットを袋に入れて販売しているくらいなので、もしかしたらSSはキズにかなり弱いのかもしれない・・・と)

 

そうそう、シューノのマットシルバーに近いものとして、AAでもニッケルサテンというのがあって手に取ってみると結構良い感じです。

ただ、どっちかというと「クロームのつや消し版」に近い色合いかなぁ。

 

手元にあるAAのクロームとニッケルサテンを比較してみると、、、うーん、手に取ったときはだいぶ違う印象だったのですが、実際室内で設置してしまうと、そんなに気にならないですね。

 

反射の具合をみるため、緑の柱を置いて比較してみたのがこちら。

上:ニッケルサテン 下:クローム

2つの状態で比較してみました。

左が光量の多い状態で、クローム(下の細い棚受け)のほうが緑の柱をクッキリハッキリ、クリアに反射していることがわかります。

右は逆光でやや暗めの印象を受けるポジション(方向)での撮影ですが、ニッケルはもちろん、クロームであっても反射がクッキリせず、ややぼんやりした感じになっています。

 

単体で見るとニッケルサテンのほうが明らかに上質な印象なのですが、このように設置してしまうと、実はどっちでも見た感じはたいして変わらないのかも知れません。

 

 

なお、ニッケルサテンについてのメーカーの説明はこのとおり。

公式Q&Aより

なるほど、ヘアライン加工とクリア塗装がされているわけですね・・・。

 

となると

・洗面所など湿気の多い場所(コーティング)

・リビングなど光量が多く明るい場所(ヘアライン加工)

での使用であれば、明確なアドバンテージはありそうです。

(ただし、シューノは粉体塗装されており、耐水性などの機能面でもさらに質が高い)

 

なお、手元にはないのですが、店頭で見たAAのホワイトについてはこんな感じ。

ホワイトは端部に塗装の切れ目やムラが見られる

まー、業務用なのでしかたないとはいえ、ホワイト(恐らくブラックも)についてはちょっと塗装の質感がねぇ~という感じではあります。

目に付くところにアラがあるわけではないので、単に満足度の問題かもしれませんが。同価格なので、自分ならニッケルサテンを選ぶかなと。

 

ちなみにホワイトは一般的な焼付塗装らしいので、機能的にも落ちます。

ホワイトは塗装が難しい、みたいなのがあるんですかね? それとも実質受注生産で個別対応だから?

シューノのホワイトも「サポート(柱)は粉体塗装だけど、それ以外(ブラケット=棚受けなど)は溶剤塗装」というややこしいことになっています。

 

シューノホワイト新発売チラシより

シューノのアドバンテージ(耐湿性)などを活かすことを考えると、ホワイトは避けて(諦めて)標準の3色から選んだ方が良いかもしれません。

 

 

シューノの欠点4 実売価格が高い

メーカー自身は大差ないと言っているようですが(実際、正価はさほど変わらない)、実際の販売価格はAAに比べてだいぶ高いです。

シューノはこんな感じ。

AAが安い店であっても、SS2シリーズは高い

これは1セットと書いてあるので左右ペアかと思ったらそうではなく、ガラス押さえパーツ(標準添付)がセットになっているという意味の1セットでした。

ほぼ定価販売になっています。(これのカタログ価格は680円+税)

 

一方、AAのガラス棚板の主力であるR-110GSについては、、、

同じ300mmで、色違いによる価格差

このように同じ300mmで比較しても

シューノ=642円(680円+税)

AAクローム=260円(480円+税)

AAニッケルサテン(黒、白)=380円(700円+税)

AAゴールド(ブロンズ)=594円(750円+税)

と、特にクロームでは半値未満と差がついてしまっています。(カッコ内はカタログ価格)

 

※ただ、R-110GSではシューノで標準添付の先端部保護キャップ(10個500円くらい)とガラス押さえパーツ(同)との2点が別売です。これらを使うとすれば、クロームの割安さは多少失われ(260円+100円=360円)、ニッケルサテンでかなり接近し(380円+100円=480円)になり、ゴールドに至っては価格が逆転します。

 

一応、シューノには「キズあり品の公式アウトレット」もあるのですが、残念ながら自分が見ている限りでは木棚用ばかりで、ガラス用のブラケットは入荷がありませんでした。

木棚用のはアウトレットになると半額くらいっぽいですが・・・アウトレットにあるのは50mm刻みだけで、サイズ選択肢は少ないようです。(この店の「メジャーサイズのみに限定された品揃え」からするとガラス用ブラケットの扱いは今後もなさそう)

 

上で触れた

・シューノって表面にキズが付きやすいのでは?

という疑惑はこのアウトレットも理由です。

上のほうで見た通り一応店頭流通はあるらしいので、その過程でキズなどが付いてしまった個体が多数できている可能性があります(単純にロイヤルの塗装技術力の問題で、粉体塗装の歩留まりが悪いだけかもしれないけど)

 

もう一つ、邪推になりますが営業上の理由として、

・価格を理由に検討の範囲外になっている人に訴求しつつ普及を図り、将来的にはアウトレットは終息させていって、市場での販売価格帯を正価に近いところに持っていきたい、という思惑があるのかな?

って感じがします。(公式店だけなら自分たちでコントロールがしやすい)

 

※シューノはガラス棚に限らず、木棚用についても市販価格は割引が低く、取り寄せ販売が多いのが現状

 

ガラス棚板はAAが最適で、シューノ(SS)は向いてなさそう

というわけで、モノとしてのSSの良さは感じるにしても、ガラス棚板の場合は総合的にAAのほうがいいのかなぁ~、というのが結論です。

特にコストを考えると、AAクロームの一択でしょう。メジャーサイズでなくても(例:180mmとか270mmみたいなサイズでも)流通には問題がなく、割高感もありません。

 

ただ、コストを考慮しなくていい、色もそれなりに選びたいって場合はシューノでもいいかもしれません。

その場合は

・現時点の拡張性の低さ

・サイズが50mm刻みの4種しかない

点だけはネックですね。

 

ウチのように320mmとか340mmのガラス棚板が使いたい、みたいな人はハナから対象外となってしまいます。

 

なんかうまいことシューノで自由にガラス棚板が使えないか・・・というのが次回の話。