
家探しの話の続き。理想の家を追い求めていくぞって話です。(そんな大げさな話でもないんだけど)
ここ数回、洗面所の収納、というか棚についての話を少し。
今回はロイヤルのチャンネルサポートをアレコレ見て選んでいるときに、別の選択肢として出てきた「シューノ(SSシステム)」について、自分の頭の整理を兼ねて気になる点を書いておきます。
シューノとは
これは主に業務用にチャンネルサポート商品群(AAシステム、以下AA)を展開していたロイヤル社が、家庭用として開発した新世代のガチャ柱です。
シューノは2015年頃の発売で、1970年代に開発されたAAとは形状等に互換性はなく、まったく新しいラインナップとして展開しています。(19/32の2ラインになっていて、互換性がないためややゴチャついた印象がある)
家庭でも普通にAAを使えばよくて、実際に使われてもいるワケですが
・業務用なのでデザインが無骨
・定期的な交換が前提(3~5年で買い換え)の寿命設計
という点が、家庭で使う(売り込む)にはイマイチだったようです。
なんだろう、ディスプレイ(展示)にも使われるので見た目はシンプルで目立たない、強度はしっかり、でも(強度や構造に関係の無い)見た目についての長期的な維持は考慮されていないので、汚れやサビなどは発生しやすい、って感じでしょうか。
(確かに剥げたり錆びたりしている個体もまれに見られるけど、店舗などの室内使用であれば実際はもっと長期間使える・・・)
5年とかいうのはハードウェア的な要因というより、設備投資になるのでリースとか減価償却の期間が想定されている、、、といった業務用特有の経理上の理由があるのかなって感じがします(推測)。
シューノの特徴というか良いところ
おさらいというか、自分が見た範囲ですが・・・大半のコタツ記事はメーカー発表のコピペになっているので、シューノについて
・長期利用する家庭での利用に耐えるよう、塗装などの耐久性が高い
・耐荷重もシューノのほうがAAより高い(家庭ではいろいろ乗せがち)
・販売価格はほとんど変わらない
というメリットが強調され
・家庭で使うならシューノ一択
みたいなことが書かれています。
これだけ読むとなんか悪いところナシで、ウチで使うならシューノのほうが良さそう・・・っていうかシューノしかないんじゃね? と思ってしまいます。
実際AAは非常に古い設計のため、今の時代からするとたぶん改善点とかいっぱいあるんでしょう。
ただ、実際に商品やラインナップを見ていくと、現時点でシューノは選びづらいなぁと思うことがあったので、今回はそれを書いておきます。
なお、前提としては「ガラスの棚をメインに使いたい」というものがあります。ところどころ触れますが、木棚を使う場合はまた別の評価、判断になってくると思います。
シューノの欠点1 ラインナップが少ない
ざっくりしすぎですが、製品のラインナップ、バリエーションが圧倒的に少ないです。オプションなどの選択肢も同様。
、、、さすがに50年近い歴史を積み重ねてきたAAと比べるのは酷ということかもしれません。
もちろん自分のイメージにフィットする製品が存在していればバリエーションの少なさは問題じゃないので、これは欠点といえないかもしれません。
ただ、自分のように「変更の余地を残したい」「未完成状態で使っていきたい」というスタンスではじめると、ちょっと気になるところです。
ロイヤル社も別にやる気がないわけではなく、ときどきシューノ用新製品を発売はしているようなのですが、AAとはまだまだ圧倒的に差があるように思います。
シューノの欠点2 木棚メインで、ガラス棚はおまけ?
ガラス用のブラケットが1種しかありません。
最初「あれ? シューノってガラス棚は非対応なんだ」と理解したほど扱いが悪いです。(最初チェックしているときに、ガラス用のブラケットが目に入らなかった)
まったくのゼロじゃないので非対応ではないのですが、AAではメイン扱いなのに、シューノではガラス棚はカタログの後ろのほうにちょっと載っているだけ、と言えばわかるでしょうか。
そうなると当然、構造、サイズの選択肢も少ないです。
2026年5月現在、カタログを見る限りオーバーハング(=上乗せ、ソトソト)の1種類しかなく、サイズも150mmから50mm刻みの最大300mmという4サイズしかありません。
シューノの耐荷重がAAより(だいぶ)高い、という点に魅力を感じても、ガラス棚板では300mmを超えるものが使えず、浅い棚しか作れずたくさんは乗せられません。
(まぁそもそもガラス棚板に重いものを載せるのか?という話ではありますが、であれば耐荷重の高さは魅力としては弱くなる)
カタログを見る限り、同社販売のガラス棚板をソトソトで設置する、ということしか想定されていないようなんですよね~。(そのガラス棚板もオーダーのみの特注・・・)
自由なサイズの強化ガラスを使う、というのは難しい感じです。
(AAの場合は100~450mmまでと幅広く、かつサイズの刻みも350mm以下は20or30mmごとと、圧倒的にバリエーションが多い)
カタログだとこんな感じです。

左ページのように木棚については細かなパーツ、たとえば補修エッジテープまで扱っているのに、ガラスは基本的に右の1ページだけで終わりです。
木棚を選ぶ場合はシューノもサイズ展開、バリエーションとも多いので、次項以降の問題点が気にならないなら・・・って感じですね。
ただ、ガラスと違って「木材の棚板ってサイズ加工が容易」なんですよねぇ~、そんなに細かなサイズ違いって必要なのかなぁ~?と いう。
正直これくらい雑な扱いをするならもはやブラケットは木棚/ガラス棚共通として、ガラス棚を搭載したい時はオプションの固定用クリップで対応してね、ってほうがいいんじゃないの?って気がします。
(うちでは木棚用ブラケットにDIYでガラス棚板を搭載する予定)