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引ソロ家探し(その153 DIY日記 洗面所に簡易棚を据え付けたい4 ガチャ柱棚受けの比較)

棚受け3種の比較をする



家探しの話の続き。理想の家を追い求めていくぞって話です。(そんな大げさな話でもないんだけど)

 

ここ数回、洗面所の収納、というか棚についての話が続いています。

 

2020free.com

 

2020free.com

 

前回の「柱」の比較計測に続いて、今度は「棚受け」の比較をします。

 

一見、色と長さくらいしか違いがないように見える柱と異なり、棚受けについてはロイヤル以外のメーカーも色々とバリエーション(ハンガー用等)が多いのですが、今回は各社ともオーソドックスなガラス用の棚受けで比較します(接続部のギミックはガラス用も木材用も、パイプ用も同じハズ・・・)

 

固定用フック部分の比較

最初に3つ並べて見ます。

これは、上部のガラスが乗る場所の高さを揃えて並べた写真です。

3種の全体イメージ(左からロイヤルASF-1、ピラシェル、ファッション)

ピラシェルとファッションは柱こそ同じように見えましたが、棚受けについてはかなり別物に仕上がっています。

 

まず、3つのなかでファッションだけフック部の位置そのものがやや下方にあり、またフックの縦も他の2つよりやや長いというのが特徴。

前回見た通り棚柱の内側はフラット(空洞)になっているので多少長くても支障はないはずですが、柱を固定しているビス付近に差し込むときには干渉する可能性があります。(未確認)

 

ファッションだけ縦方向のサイズが13mmくらいある

2mm3mm程度の長さの違いなら、たいしたことないでしょ?という感じではあるのですが、このような金属部品で、かつ荷重がかかるものの場合は強度が問題になってくるので、差し込む方が2~3mm違うというのは「かなりの違い」といえます。

 

 

脱落防止機構の違い

地震の振動や何かがぶつかった衝撃などでブラケットが上に持ち上がり、スポッと柱から抜けて棚板ごと落下するのを防止するために、脱落防止機構がついています。

赤いのが脱落防止、青いのがグラつき防止(と思われる)

左のピラシェルは

・脱落防止用にゴム製の差し込みが標準添付

されています(リング付きの白濁パーツは販売時の吊り下げフック)。

これがあることで、衝撃などで棚受けに上向きの圧力がかかったときにフックが動かず、落下するのを防いでくれます。

また、左右に90度に曲げた「返し」があって、そこが棚柱に当たって、ブラケットが左右にぐらつかないように工夫されています(そのために柱の横幅がロイヤルより広いのは前回見た通り)

 

中央のファッション棚受けについてはフック部の差し込み部のサイズ(縦)がやや大きいものの

・脱落防止のギミックがない

のが他の2つと違うところ。(少なくとも標準では添付されていなかった)

ただ、柱と接する部分に左右に開いた気味の金属部があり、柱との密着度を高めています。これがある意味、脱落防止にもなっているといえます。

 

これはピラシェル同様に「幅広の柱と組み合わせることでグラつき防止」にもなっていて、合理的な構造に思えるのですが、現実の製品に落とし込むと

・キツキツのサイズに設計されており、取付の際に手ではブラケットをスライドできず、ゴムハンマーでたたき込む必要がある

・ガンガン叩くことで、柱を固定している部分(ネジ、または固定相手の壁、壁裏の柱等)に負荷がかかる

というデメリットも生じています。

まぁ「基本的には差したら差しっぱなしで、そんなに頻繁に抜き差しはしないでしょ?」という考えなのかもしれません。

(実際にやってみたところ、かなりガッシリハマるのでグラつきも脱落もしそうになく、非常に安定感があります。ゴムハンマーで叩かないと入らないくらいガチガチなので、当然です)

 

最後に右のロイヤルAAの脱落防止ギミックは

・プラスチックとバネを使ったやや高級そう=メカニカルな造りで、一部の製品を除いてオプション扱い

になっています。(現行の中核モデルR-11xシリーズには標準添付、上の写真で利用したコンパクトなBシリーズは添付なし)

 

以上のように、棚柱と異なり棚受けには各社の考えが反映されて異なる構造になっており、このあたり、どれが好ましいかは使う方の判断になってきそうです。(まぁ大半の人は、こんな細かいことどうでもいいのかもしれないが・・・)

 

※ロイヤルのグラつき防止については調べ足りず省略しますが、手持ちの2種類を見る限り脱落防止はあるものの、グラつき防止のメカニズムはなさそうです。(※オプションでそういう小物は販売されているようです)

 

棚受けの金属の厚み

前回の柱の計測でロイヤルだけ2mmで他の2つは1.5mm(1.6mm?)だったので、おそらく棚受けも同じかな・・・と思っていたのですが、ちょっと違いました。

 

例によってロイヤルだけ分厚い

目視なのでザックリですが、左ピラシェル中央ファッションの2つが2.0mm、右のロイヤルだけが3.0mmとなっています。

 

やはり業務用ということで丈夫に作られているのでしょうか・・・

 

(ただし、ロイヤルは同一モデルで仕様(規格)変更があり、現行販売品は2.6mmの厚さになっているようです。ブラケットに限らずロイヤル社はリネームせず同一型番のまま異なる仕様のものを販売継続する方針のようで、二次流通はもちろん、ホームセンターの店頭在庫などの既流通品を購入する場合は注意が必要かも)

手持ちのうち、比較的新しいロットは確かにt=2.6mmだった

 

フックの形状、サイズ等に関する考え方の違い

というわけで、棚受けブラケットの固定に関する各社の考え方は、次の通り整理できると思います。

 

【脱落防止】

 ロイヤルASF-1 バネを使ったしっかりしたもの(モデルによりけり/オプション)

 ピラシェル 標準添付のゴムをスライドさせて穴に差し込むタイプ(標準)

 ファッション 固定部の遊びをゼロに近くすることで脱落しないようにする(標準)

 

【グラつき防止】

 ロイヤルASF-1 特になし(オプション)

 ピラシェル 端部を左右に折り分けて柱や壁との間で3点支持を目指す?

 ファッション 左右に開いた固定部を設けてグラつきを抑制

 

ロイヤルについてはこうした配慮が弱いように感じられるかもしれませんが、カタログを見るとわかるとおり、多様なオプションが用意されていて、好み(というか考え方、と予算?)に応じて、様々な安全策や強化策がとれるようになっています。

 

一方、追う側の2つはそこまでのバリエーションや多様なオプションを用意できないため「本体のみである程度の対応をしていく」というスタンスをとっているんだな~という感じですね。

 

純正同士で組み合わせたときの噛み合い具合は?(雑感)

各所のレビューを見ていると、どれも各社噛み合いの硬さが違うようなので、他社組み合わせの前に純正組み合わせで感触を確かめておきます。

なお、棚板は乗せずに、手元で柱1本に棚受け1つを差し込んだだけの状態での評価になります。

 

ロイヤルASF-1

 差し込み、スライドともにスッと軽い

 各パーツ単体はガッシリしているものの、組むと上下左右にかなりグラグラする

 固定用金具(スプリング入り)を差し込むと多少マシになる

 上に棚を載せて、棚のチカラ(重力?)も利用して固定するという考えみたいだけど、それで本当にガッシリ固定できるのか不安になるほどの相当なグラグラ具合

 

星川金属ファッション棚受け

 差し込みはスッといくものの、手の力ではスライドができない(ハンマーが必要)

 レビューを見る限り「ギチギチでかなりカタい」との評判で、まさにそのとおり

 固定したあとの安定感は抜群だけど棚の位置を変えるのはムチャクチャ大変そう

 

WAKIピラシェル棚受け

 差し込み、スライドともにスッと軽い

 上下左右にかなりグラグラする

 標準添付のゴムスペーサーを差し込むと上下のグラグラはほぼゼロに改善される

 左右の揺れは大きく、やや不安を感じる(上で「返しが幅広の柱に当たることで左右のグラつきを緩和する」みたいな意図を書いたけど、その効果は感じられない)

 

次回は他社組み合わせでどうなるのか、確認していきます。