ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

デジタルキッチンスケール(TANITA KD-400SV)を修理した 数週間ぶり3回目

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愛用19年目であることが発覚

 

何回か、キッチンスケールの修理をした話を書いています。

 

4年くらい前がこれ。

2020free.com

このときは断線が原因でした。

 

その後、4年後たってからボタンの調子が悪くなって接点復活材を注入した話がこちら。

2020free.com

 

その後、数週間は快調に活用していたのですが、あっという間にボタンの反応が悪くなってしまいました。

毎食のほか、飲み物でも計量は必要だったりするので使用頻度が極めて高く、このままだと生活に支障がでるため、結局ちゃんと修理することにしました。

 

今回はその記録です。

 

故障状況の詳細

症状は前回までと同様、電源が入らないとかではなく、

・電源ONの反応が悪い

・ONにさえなればTAREはそれなりに反応する

という実にビミョーな感じです。

 

前回は次のような理由からボタン部分の不具合と判断しました。

「使えるけど、ボタン押しても反応しないときがある」

→「ボタンの押す位置によって反応したりしなかったり」

→「徐々に反応しない場所が増えてきた」

 

ただ、接点復活材を流したのにダメってことは、他の部品かなぁ、TAREの反応からキャパシタ(コンデンサ)の容量抜け?とも思ったのですが、中の部品を見ても疑わしいところが見当たらないんですよね。(素人の見立てですが)

 

困った・・・

 

というわけで、とりあえずできることからやってみようということで、接点復活材がアカンかったんだろうという想定のもと、スイッチ部品の交換をしてみることにしました。

 

 

タクトスイッチはオムロンB3F-1000(6mm角4.3mm高さ)

注文したのはタクトスイッチ(タクタイルスイッチ)で、モノはこちら。

 

特殊なものではなく、一般的な6mm角の高さ4.3mmというものです。機構も「押すとONになる(通電する)」タイプで、最廉価クラスの品。

自分のイメージではタクトスイッチって1個10円とか20円の水準だったのですが、今は50円くらいするようです。

(別に購入する予定だった部品のついで買いにしたため、追加送料はかかりませんでした。単体で買うとそれなりに送料が必要かと・・・)

 

 

お店で見ると似たようなのがたくさんありますが、スイッチの重みの違いでバリエーションが用意されているだけみたいです。

押してON/OFFできれば何でもいい、ということであれば最も安いのでじゅうぶんです。

(マウスのボタンみたいに、押し込みの際の反応が大事!みたいな用途であれば好みものを選択する)

左の新しいものと並べてもほぼ同じ(色違い)

高さもほぼ同じ(ボタン部がやや高い?)

 

既存スイッチを分解して状況を確認しておく

今ついているタクトスイッチは取り外して廃棄予定ですが、どうせ撤去するならその前に接点がどうなっているか分解して確認しておきましょう。

 

上の四隅にある4つの黒い点がツメというか、ネジの代替をしているので、横からカッターでこそいで除去します。(さすがにこのサイズなので回転させて抜き取る、みたいな構造にはなっていない)

四隅の黒いのがツメのような役割を果たしている

すると上の銀色の板が取れるようになるので、ピンセットなどで持ち上げ。

中身はプラスチックのボタンと、丸い金属の板でした。

取り外した直後の状態

ボタンを押すと、反った状態の金属板が本体の接点をつないで通電するようです。

この状態で真ん中が押されると通電する

見ての通り、この金属板がけっこー汚れていて接触不良になっているような感じがします。

 

せっかくなので掃除してみます。

 

痛んでいる(汚れている)のは中央部かな?と思っていたのですが、汚れを除去してみると外周の黒い部分がかなりダメだったっぽいですね。

右半分を掃除したらかなり黒い汚れが取れた

(汚れ除去にはめん棒とアルコールを使います。こびり付いているようならヤスリか、メラミンスポンジなんかで削ります。)

 

汚れを除去した時点でキレイにして再組み立て(仮組み立て)してみたところ、実に反応良く動くようになりました。ここしばらくの反応が悪い状態とは雲泥の差です。

 

あれ? これはタクトスイッチの交換しなくても、そのまま元に戻すだけでイイのでは???

 

・・・と思ったのですが、スイッチの反応感がなんかイマイチ良くないです。

 

なんていうか、

・押せば通電するけど、反応(感覚)がまったくない

という感じ・・・

 

さきほどの金属の丸板がヘタって、跳ねない?ような感じになってしまったのかも・・・(数十万回という耐久性能はいったい!?)

 

タクトスイッチ交換作業

というわけで、当初の予定どおりタクトスイッチをちゃんと交換をすることにしました。

 

作業はスルーホールからハンダを抜いて、スイッチを取り外して交換するだけです。

狭いので作業は気を遣いますが・・・まぁ難しくはないです。(なお裏側は脚が出ているもののハンダは見えていないので、裏から抜くのは難しい)

左右端の4つの脚がタクトスイッチのもの

 

今回はバネのチカラでスポッと吸引するハンダ吸取機を使いました。

かなり古いので、今はもっといいやつがあるかもしれない

 

他の部品を傷つけないように気をつけながらハンダを除去して、、、

スポッと抜く

 

ピンセットでつまんで旧タクトスイッチを抜きます。

あとは新しいものをハンダづけするだけ。

 

 

交換後、動作チェックをしたところ非常に反応がよろしいです。

左側のOFFスイッチは面倒だったのでそのままに・・・

 

問題なさそうだったので組み立てて、実際に使用を続けています。

 

使用感ですが・・・まったく問題ありません。電源ON/OFF、バッチリです。

 

タクトスイッチを吟味しなかったため、ボタンの反応(クリック感)が以前のものに比べてかなり弱くなりましたが、軽く触るだけでスイッチが入るようになって、使い勝手はむしろよくなりました。(昨今主流のタッチパネルに近づいた感)

 

いやこれまで長らく、かなりストレスを感じながら使っていたんだなということが実感できる快適さです。

もっと早くスイッチ交換しておけばよかった!