ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

発火リスクのティファール電気ポッドをリコール対応に出してみたが・・・

我が家のティファール電気ポッド君(ややくたびれ気味)



以前、製造業のリコールについてTDKの例を出して、なかなか大変だよね、という話を書きました。

2020free.com

 

先日、今さらながら2025年にティファールの電気ポッドでリコールがあったことを知り、我が家のモデルも対象っぽかったので修理or交換に出してみることにしました。

 

ティファール電気ポッドの大規模リコール、さすがにやりすぎでは?感

2025年秋にアナウンスのあったリコールはこんな感じです。

www.t-fal.co.jp

 

説明としては上記の通り

>2021年10月から24年7月までに製造されたティファールの電気ケトルのうち、特定の製造ロットにおきまして、電源コードの不適切な使用方法(※1によって電源プラグが破損し、場合によっては製品をお使いの際に、コンセント近辺での発煙ないし発火に至る可能性がある

というもの。

 

いやいや、「不適切な使用方法」なんて言いだしたら無限にあるし、キリがないじゃない。

さすがにちょっとやり過ぎでは?

 

・・・と思ったのだけど、まぁ、メーカーが決めたことだからしょうがない。

 

(ちなみに不適切な事例として「コードを持って電源抜く」とかの例示があるけど・・・まぁ、確かに不適切だけど、やっている人がいないとも言えない内容だな・・・というのが自分の所感)

 

というわけで、せっかくなのでうちも念のため見てもらうことにした、という次第。

自分はコードを引っ張ったりはしませんが、将来的に実家に払い下げをしたりして、高齢者がやらないとも限りませんのでこの機会に見ておいてもらったほうがいいかな・・・と。

 

ちなみに、今回のリコール対象は2021年から3年間の間に製造された400万台?という、途方もない数になっています。

 

 

 

リコール品は全てではなく、うちの個体が対象かどうか確認したいが・・・

ところで今回のリコール、大規模とはいえアナウンスのあったモデルの全個体ではなく一定期間内に製造されたものだけってことなので、製造番号で確認する必要があります

製品には製造時期の表示はなく、サイトには製造番号から対象か否か確認する画面があるという状態です。

 

ところが・・・。

 

実はうちの個体、水濡れで製造番号などが記されたシールがなくなっており、入力する番号がわからない・・・。

赤で囲ったところに製造番号記載のシールがあったらしい


なぜこのような水濡れしやすいところに大事な製造番号入りのシールを貼ったのか、意図がよくわかりません・・・(別にシールはがれの責任転嫁するわけではないが・・・)

 

一方、今回交換の対象となっている土台の部分は、そもそも製造番号のシールがありません。これは「土台は付属品」みたいな扱いなんですかね?

交換対象となった土台部分のシールにはシリアルの記載がない謎

あちこち見ても、製造番号らしきものが表示されたものは何もありません。


困りました。

 

しかたないので対応窓口に電話して聞いたところ、現物を工場に送付し、確認して必要があれば交換するということに。

 

対応してくれた方はかなりイヤそう・・・というか「適切に使っていれば発生しないトラブルなので大丈夫ですよ」的なことを言われて、何らかの「水際作戦」的な気配を感じましたが、もう電話して自分の時間を使った以上は、こちらとしては「何の成果も! 得られませんでした!」というわけにはいきません。

 

というわけで、念のためしっかり見てもらうことに。

 

 

まぁなにぶん400万台で、上に書いたような状態では正直、会社としても現場としてもできれば対応する数を減らしたい・・・というのもわからなくはないです。(たぶんエライ人がコンプラ?とか会社のイメージとかを考慮して決めたんだろうけど・・・)

 

製造番号ではなく、ハードウェア的にどこで対象モデルか否かを切り分けているのか教えてくれればこちらで確認をとったのですが・・・そういう情報はありません。

ここが今回のリコールの原因となった部位らしいが・・・???

なんか、目視では特に問題あるようには見えないんですけど。よくある、安っぽいプラグだなと。

このプラグの供給元である日本ウエルシンはサイトもあるのですが、この件については特に情報は挙げられていませんでした。(後述の通り、このプラグ個体は問題ナシとされたので、もしかしたらウエルシン供給分にはそもそも問題がなくて、他社が供給したロットに問題があったのかもしれない)

 

最初、自分で見たときはこの本体側のコード出入り部にゴムブッシュ(ケーブルが角に接触して断線したりしないようにする部材)がついていないのが原因かな?と思いましたが、そうではないようです。

矢印のトコロにブッシュがないのが気になった

 

金曜日発送、水曜日着で対応は迅速な感

さっそく梱包し、金曜の朝にクロネコの着払いで発送、週末に到着で、火曜日夕方には発送され、水曜日には手元に戻ってきました(返送もクロネコ)。

 

2025年の対応開始直後のレビューでは「かなり待たされた・・・」みたいなのを見かけましたが、今ではそんなに混雑していないようです。

 

それにしても、往復の送料だけでも(それが正規料金なら)電気ポッドの会社利益はそうとう吹っ飛びそうです。

原価ベースでも、土台の部分をまるっと交換していたら400万台x300円=12億円です。(土台部の原価300円というのは勝手な推測で、中の人ではないので正確なことはわかりません)

 

いまどきは送料も(ボリューム契約でも)それなりにかかるだろうし、梱包やらサポセン運営費などを考慮すれば、1台あたりの対応コストは千円じゃ効かないでしょう。

(数が多すぎるため、ユーザー登録してある人には交換品を強制送付?しているようですが・・・)

 

仮に1台千円として、半分の200万台に対応したとすればやはり20億円くらいはかかりそうです。

これはかなり厳しそうですねぇ。湯沸かしだけの単機能モデルだと、末端価格で1個3千円程度で売られてたりするのもありますからね・・・

 

※なお、勝手に工場に送るのではなく、事前に申込をして受付番号を発行してもらう必要があります。そのため今回は申込書類のようなものは作成することなく、クロネコ伝票に受付番号を記入した上、現物だけを発送しました。

 

リコール対象外なことを確認しただけで、修理、交換などはなし

さて、余談はいいとして、我が家で戻ってきた現物と伝票を確認すると、

・今回の個体についてはリコールの対象外

ということでした。

土台は電源プレートというらしい

良かった、、、けど、新品交換でなく残念・・・ともいえます。

 

まぁ、水アカで汚れた本体部分ならともかく、土台の部分だけ交換されてもあまりうれしくはないのですが、、、

(今回のリコールでは、該当製品であってもポッド本体部分は特に問題ないのでそのままで、土台の部分だけ交換するらしい。土台だけでも新品になるならありがたいという感じはするけど・・・)

内部のステンレスに水アカが水滴状に付着して、これがまったく取れない

 

とりあえず、今回の自分の成果としては

・多少乱雑に扱っても(?)発火などの問題は生じない個体である

ということが確認できただけでよしとしましょう。

 

心配性な人にはいいかもしれないけど、手間の割に・・・

今回やってみてどうだったかというと、、、まぁ、まぁ、まぁ・・・(沈黙)という感じですね。

ぶっちゃけ、「人の手でいちいちチェックしてたら、いくら時間があってもキリがないし、見逃したり誤判定するリスクもあるので、機械的に交換しているだけでは?」と思っていたのですが、一応ちゃんと見ているようです。

 

また、伝票には簡易清掃済みとあったので、それなりにキレイにしてくれたのかな?と期待していたのですが「軽く拭いた程度」って感じでした(主観ですが)。

自分でやれば作業1分、乾燥半日って感じかなと。

 

というわけで、サイトで対象か否か確認しておくくらいは簡単だけど、(仮に対象だったとしても)実際に送るとなると梱包したり発送したり、多少手間はかかるのでどうかな? って感じの作業でした、と。