ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その125 DIY日記 浴室乾燥機交換 MAX BS-133HM 騒音問題編)

 

【これまでのお話】

築20年以上の中古マンション

当初から一度も更新されていなかったユニットバスの天井に取り付けられた換気システム、いわゆる「浴室乾燥機」を交換しました。

 

交換の動機とかはこのあたり。

2020free.com

 

実際の作業は・・・このあたり。

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交換作業にあわせてダクト掃除とか色々やってるのでそこらは(その114-123)を。

 

今回は交換後に気付いた点を、アフターフォロー的なメモとして残しておきます。

 

 

BS-133HMの騒音問題(自動調整機能がアレで手動調整範囲が狭い)

あくまで一ユーザーの使用感ですが、

・交換後、24時間換気のファンの音が大きくなっているんじゃね?という印象

があります。

この問題はどこかのレビューでも(複数)見かけたので、おそらく我が家の個体の故障ではなく、そういう仕様なんだと思います。

 

新品に交換して騒々しくなったって、どゆこと? って感じなんですが・・・

 

どうしてそうなったのか、正確なことは実はわかりせん。

 

何かしら法令等の基準が変わって換気量を増やさなければならなかったのかもしれないし、よくあるメーカーの責任回避行動(換気がじゅうぶんに行えないことに対するそれ)なのかもしれない・・・(あるいは回転数を早めることでファンの劣化を早まらせて買い換えを促すとか? ソニータイマー的な・・・)

 

BS-133HMの騒音問題対策(とりあえず)

この騒音大きい問題、とりあえずの対応として

・冬期モードにすることで風量を20%下げられる

・手動で風量を調整できる(カタログ上±10までらしい)

となっているのですが、実際にやってみた感じだと

・元のファンノイズが大きすぎて、最小まで絞ってもまだ騒々しいな~

という状況です。

 

幸いウチは洗面所やトイレから生活空間がそれなりに離れた場所にあるので、

・「上記のとおり最小まで絞った上で途中経路にある扉を閉める」といった対応で、日常生活ではほとんど気にならないレベルに軽減できる

のですが、扉がない開放的な造りだったりすると結構気になるかもしれません。

 

本体の仕様からBS-133HMの騒音問題を考える

今回の133HM、公開されている仕様を確認をすると、一応最低風量での運転だと24dbと、かなり低騒音ということになっているんですよね。24dBってかなり静かです。

仕様だと40㎥/hで24dbという低騒音のハズだが・・・

 

なのに実際は騒々しいのはどうしてなのか。

 

製品は電源入れた際に(時刻設定したタイミングで)、自動風量測定するという機能がついていて、どうやらこれが「足りないから風量を増やすべし」という測定結果を出しているっぽいんです。

圧力損失を計測して調整するらしい

この説明のとおり20秒くらい「ゴォォォー」と全力回ししたあと、「ヒューン・・・」という感じで一時停止し、再度計測結果に基づいた回転数で回り始めるという感じの作業を全自動でやってくれます。

この計測機能がおかしいんじゃないか、と。そういう話です。

 

口コミではだいぶ前からこれらの指摘は見かけるものの、メーカー側で対応・改善はされていない模様。(もしかしたらJTCあるあるで、問題はわかっているのに設計者が会社を去ったあと誰もマイコンのプログラムを修正できないのかもしれない・・・)

 

上のメーカー公式仕様のほか、風量測定時の挙動を見る限り、本体そのものはもっと静かな運転ができるようになっているようなんですけどね。

 

一応、いつもどおりこぴ君に聞いてみたのですがよくわからない回答でした。

こぴ君回答がよくわからない

「最低風量を維持するために強く回る」のが「逆説的」っていうのは意味不明ですね。風量を調整するっていう本来の意図通りだし、もっと強い風量を維持するためにはもっと強く回る(騒音が大きくなる)ので、それを言うなら計測が誤っているか、閾値がおかしいかどっちかのはず。

 

「特定保守製品からの除外でコストダウンができるようになった、その影響」みたいな指摘はなるほどと思ったのですが、今回の製品は制度改正前つまり2021年以前からの継続品なのでこれも違いそう。

(継続品といっても厳密には型番変更はしている。けど、特定保守の登録ハガキや「特定保守から除外されたというパンフレット」なんかも入っていたので、影響を受けて明確にコストダウンした後の製品とも思えない・・・)。

あとはDCモーターで騒音が大きく・・・という点ですが、これは想定してなかった内容とはいえ、実は旧型もDCモーターだったんですよね・・・うーん。モーター種別はともかく、個々の製品としてのモーター性能が落ちた?

 

回答内で触れられていないということは、おそらくですが法令の基準みたいなのはない(少なくとも変更はされていない=その影響で騒音が大きくなったというこはない)ということでしょう。

なんか、室内の空気を24時間あたり何回入れ換えなさい、みたいな基準があったような気がするけど・・・まぁいいか。

 

というわけで、

・「たとえ騒々しくなろうとも風量を増やさざるを得ない」という明確な理由はなさそう

ってことで。

 

一応、製品仕様をもう少し確認してみます。

 

新旧モデルのカタログ値(風量と騒音)比較

今回の新型BS-HM133では風量は40㎥/hまで下げられるし、冬期モードでは32㎥/hまで下がるとなっています。

 

浴室15+洗面所12.5+トイレ12.5=40という計算

従前モデル763の最低風量60㎥/h(40㎥/hの設定がない)からすると、24時間換気の風量は半分近くまで下げられるようになっているはずです。

こちらは浴室30+洗面所15+トイレ15=60という計算

 

風量が半分近いのにも関わらず、騒音が大きくなっているというのでは話になりません。

どう考えてもおかしいでしょう(というか騒音が大きくなっているということは、実際の風量は半分になっていないし、もしかしたら増えているかもしれない。)

 

メーカーの想定と我が家の実環境が違い過ぎるのかな?という疑問もあったので確認してみたのですが、

・スパイラルダクト25m相当

・副吸込口は5mダクト4曲がり

ということで、いずれも実測こそしていないものの、明らかに我が家の環境のほうが良い(ダクトが短い)ハズ。

ダクト環境は想定より好条件のはずだけど・・・

あとはダクトの汚れや劣化も原因として想定されますが、ここ数回でみてきたとおり、そこそこキレイに掃除したので、新品時とそう大差はないはずです。(内壁表面の汚れは残っているものの風量に影響を与えるような障害物はない)

 

うーん、こうしてみると仕様上は結構イイ感じだと思うのですが、実際がそうじゃないのは、やっぱり自動調整機能が疑われてもしかたない気がします。

 

-10とあるのに-7までしか下げられない問題

手動設定の24時間換気風量については、±10の設定ができると書きましたが、、、これです。

自動調整機能とどういう関係があるのか不明

ただ、実際やってみるとなぜか±7までしか設定できないんです。
なんだこれ?って感じ・・・

いくらボタンを押してもこれ以上数字が動かない

-1で-2%だとすると、-7だと-14%ということになります。

これまた自動調整機能や冬期モードとの関係がよくわからないんですよね。冬期モードで-20%にした状態からさらに-14%なのか、両者は併用できず通常モードと冬期モード(-20%)の間の調整にすぎないのか、みたいな・・・

 

これはMAX社に問い合わせればすぐわかるかな? と思ったのですが、なんかサイトの問い合わせに入力項目が多すぎて頓挫しました。(住所まで必須項目とか・・・)

 

最後の騒音対策

以上のような状況から、

・苦労して交換してカビなどが一掃されキレイになったのはよいものの、騒音についてだけはやや不満が残る

状況になっています。

(騒々しいぶん、空気の入れ換えがパワフルに行われていて室内環境が良くなっている、という意味では良いことなので一概にこんなんじゃダメダメだ! 我慢ならない! とまでは言えないんだけど・・・)

 

あと取れる騒音対策としては、本体のマイコン(自動測定)をごまかすため、

・ダクトを取り外した状態で自動測定を実行させ、圧力損失がゼロだと誤認させる

という方法があります。

 

これは実際にやっていないので思いつきに過ぎませんが、ダクトレスの状態で圧力損失はナシになるので、本当に最低限の風量になるはずです。もしこれをやってダメならもうどうにもならないでしょう。

 

このワザの問題点としては

・ダクトを取り外すには本体を枠から取り外さなければならない

・電源が入った状態で本体の取付を行わなくてはならない(電源再投入で再測定が入るため)

・停電などで再起動したら、そのたびに本体を取り外して再測定しなければならない

ということで、これはこれで結構大変で一般家庭の運用としては現実的ではないですね。(停電の際に、ついでに掃除をするというテイで対応することはできなくはないが・・・)

 

※取付についてはこれまで見てきたとおり、持ち上げ+ネジ固定で結果的にダクトと密着するようになっていて、ダクトだけを気軽に取り付けたり取り外したりができません

 

リモコンにはディップスイッチがついているので、できれば

・完全に自動測定機能をOFFにして手動運転にするモードでもつけてくれればよかった

んですけどねぇ。

ネットにつながってソフトウェアのアップデートができるような製品でもないので、ウチのこれはこのまま使うしかなさそうです。

 

ちなみに、MAXの製品は昔のモデルから自動調整機能はついており、最近のモデルになって新たに加わったおかしな機能ってワケではないようです。

ヒントらしきものが載っているが、そもそも「ダクト配管後に電源の再投入を行わない」なんてコトがあまり現実的ではない・・・

こうなってくると

・昔からついているのなら、どうして最近のモデルの自動調整機能だけがおかしいのか?

という疑問も生じてきて、正直わけがわからない感じなんですよね。

 

もしかしたら

・自動調整機能はちゃんと機能しているけど、単純にコストダウンでモーターが安いものになって騒音が大きくなった

のかもしれません。でもそうすると24dBという騒音値が正しくないってことになりますね・・・

 

何にしても、騒音だけを考えると交換しないほうがよかったと言えます。

古いモノを大切に使った方がいいよね、みたいなことになってくるので、社会的にはいいことなんでしょうが、(交換してしまった身としては)それはイヤだなぁという感情が・・・