ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その122 DIY日記 浴室乾燥機交換 MAX BS-133HM 取付完了編)

撮影角度がだいぶ違うが同じ場所で同じサイズ・・・

【これまでのお話】

築20年以上の中古マンションを購入。

当初から一度も更新されていなかったユニットバスの天井に取り付けられた換気システム、いわゆる「浴室乾燥機」を交換することにして本体を購入。

その際に、汚れたダクトも一緒に交換しようと思ったものの、亜鉛のスパイラルダクトという結構ゴツいもので、気軽に交換するのは難しいという判断に。

せめて更新前にそのスパイラルダクト内を掃除しておこう、というコトになりました。

掃除が終わって本体の交換作業に入っています。

 

全体の段取りとしては

1.ダクトの出入り口を掃除

2.ダクト内を掃除

3.既存の浴室乾燥機を撤去

4.新しい浴室乾燥機を取り付け

5.漏れがないか確認

といった感じ。

 

前回、新しい乾燥機を取り付けようと新旧の本体を並べたら

・穴の位置が全然違うじゃんナニコレ?

みたいなことになって、どうしたらいいのかわからなくなって固まりました。

2020free.com

 

今回は急いで仕切り直しして、なんとか無事に取付まで終えられたのでその話。

 

対策案を考える

困ったなァ・・・などと嘆いていても何も進まないので、いくつか対策というか方策を考えてみます。

 

1.諦めて元の浴室乾燥機に戻す

何も考えずにひたすら作業だけすれば終わる案です。自分で取り外したばかりなので組み立ても容易です。

ただ、ただねぇ・・・

ダクトや枠の周囲を掃除をしてキレイになったという点では無意味とまではいえないのですが、せっかく買った新しい浴室乾燥機が無駄になってしまいます。また、「動いているものはいじるな」という格言じゃないですが、一度取り外して再取付をしたものは寿命が短くなるのが一般的なので、近い将来いずれ交換する羽目になりかねません。

 

 

2.ダクトの一部をアルミの蛇腹ダクトに交換して取付

ダクトの位置を動かせれば問題なく作業が進められるので、蛇腹のアルミダクトを使ってみようという方法。

蛇腹ダクトというのはこんなやつです。よく曲がります。

洗面所、トイレの吸込み口周辺に使用されている蛇腹ダクト

上の写真のとおり、そもそも今回の我が家のダクトの先端、洗面所やトイレの吸込み口周辺は数十センチにわたってこの蛇腹ダクトが使われているんですよね(途中まで亜鉛)。

なので、別に本体と接続する端の部分もこれにしてしまっても問題ないんじゃなかろーかと。

 

このように、そもそもダクトの先端はエルボ(曲がった)ダクトでツギハギだらけになっています。

赤いところを蛇腹にすれば本体側の穴位置が変わっても追従できる

この写真で言えば、赤で囲ったところをよく曲がる蛇腹ダクトに交換してしまえば、前回みたような本体側の穴位置とのズレは問題なく解消できます。

 

位置ズレ問題(再掲)

蛇腹ダクトならこれくらいのズレは難なく対応できる

もちろん蛇腹ダクトにすることで強度が下がるので、将来的に故障(穴があいて空気が漏れるなど)が生じるリスクは高まりますが、なにしろ自分で設置したわけなので、トラブルがあっても自分で容易に対応できます。(自分が元気ならね・・・)

 

3.スパイラルダクトを加工調整して取り付け

ややハードルが高いですが、亜鉛ダクトのまま取り付ける方法もあります。

そのままでは無理なので、延長したり短くカットしたりという加工作業が必要になります。

 

3案考えたわけですが、今回は掃除したダクト内がどうなっているのか(せかくやった掃除の汚れ落ち具合を)目視してみたかった、亜鉛のダクトって実際どういう感じ?というのを知りたかったこともあり、3.の亜鉛ダクト加工の方向でやってみることにしました。

うまくいかなかったら2.に切り替えます・・・

 

追加で必要な部材、加工の必要なサイズなどを確認

とりあえず、ダクトのどこをどれくらい延長したりカットしたり角度を変えたりすればいいのかを確認するため、ダクトを仮接続します。

 

ちょっとの加工ではどうにもならない(大幅に動かさなくてならない)ダクトは一度取り外します・・・

なんとか手の届くギリギリの位置で取り外し

 

長さが足りないところは廃材を利用して仮延長してみたり・・・

VU管の端材で仮延長・・・

養生テープで仮固定してみたり・・・

枠との接続ポイントは動かないので、このように仮固定してみます。

テープで仮固定する

 

届かなくなってしまったところは、隙間がどれくらいあるのか確認しておきます。

足りないところの長さを測ってみたり


とまぁ,こんな感じでアレコレやって

・ダクトに強い負荷がかからないようにしつつ、全体を接続する

という、現場設計というか現物調整というか、そういう感じの作業をして必要な部材や加工する場所をピックアップしていきます。

 

意外に、といってはあれですが、元のダクトの位置があまりよくないんじゃね?(一定方向に強い負荷がかかっている)って場所も見つかったりしますので、そういうところもついでに修正していく感じで。

(当初の施工段階からそうだったのか、経年で建物が歪んだりしてそうなったのかは不明)

 

必要部材と入手方法

通常こういう特殊な部材はmonotaroや商社の小売サイトなどで買うことが多いのですが、今回は時間がなかった(ダクト加工は想定外だった)ので、近所のホームセンターで購入しました。

 

たとえば、延長しなければならないところはこういう部材を入手。

接続用ニップル

ただ、色々探していてわかった・・・というか困ったのが、亜鉛ダクトの場合って数センチの短距離を延長する専用部材ってないみたいだ、ってこと。

上の写真のニップルも、両側がフルサイズ直径のダクト同士を接続するためのもので、片方がフルサイズ、もう一方がニップルサイズ(一回り直径が小さい)になっている、いわゆる「ソケット」とか「継ぎ手」などと呼ばれる延長パーツは見つけられませんでした。

 

どうも、そういう部材は

・店にないのではなく世の中に存在しない

っぽいです。(コーナンの店員も見たことないと言っていた)

 

例えばフカガワのサイトを見ると、様々な継ぎ手があることが示されていますが、角度を変えるものだったりダクト同士を接続するものだったりして、ダクトそのものを少しだけ延長する、みたいな気の利いた(?)パーツはないようです。

 

プラスチック系の配管材だと、こういう感じのがよくあるんですけどね。

 

イメージ的にはこんな感じのやつの亜鉛ダクト版が欲しかった

もしかすると亜鉛ダクトって超長期の耐用性があって、当初の施工(現場にあわせて適切なサイズをその場で生成)はあるけど、あとからルート変更や加工といったリフォーム系の作業はまったく想定されていないのかもしれません。

 

ついでにダクトの通常施工に必要なもの(気密テープ、シーラー、アルミテープなど)も手元になければ入手。

シーラーなど

シーラー類は生産メーカーの数が少ないので、ホームセンターによっては(会社との取引自体がなくて)置いてないことが結構あるみたいです。

 

今回、自分はダクトシーラーは買わずにブチルテープで対応しました(適当)

 

 

亜鉛ダクトはメチャクチャ硬くて加工が大変

えーと、これは中タイトルどおりなのですが、亜鉛ダクトってメチャクチャ硬質なんですよね。なので、今回カットしなきゃならないところがあったのですが、えらい大変でした。

 

当初ダイソーの100円金ノコで作業を開始したのですが、まったく切り進む気配がなく、しかたなく電動ノコを出してきてひたすら注油しながらゆっくり作業しました。

青い金のこ(手動)では全然進まない

それでもかなり時間かかったし、振動がひどくてとても疲れました・・・

 

固いといえば、、、これらスパイラルダクト、抜け防止のためか、ネジで固定されているんですが・・・。

スパイラルダクト同士はネジで固定されている

このネジがまたくせ者で

・見えない位置(奥側)にネジがあって取り外すのが大変(変な格好で身を乗り出したうえ、見えない位置に手を回してネジを外す)

・再度固定する際に、新たなねじ穴をあけようとすると固くて大変

といった具合で、散々な目に遭いました。

 

ダクト接続(調整)が完了した

というわけで、亜鉛のスパイラルダクトを切ったり貼ったり差し込み深さを変更したりしてなんとか調整が終わり、取付が完了しました。

赤のところは、差し込み角度と差し込み深さを調整したことがわかる(ねじ穴の位置から)

 

挿入が浅くなる部分については、こんな感じで接続部にブチルテープを入れ、気密性を高めるようにしました。経年劣化が気になったのですが、取り外した際に見た元のテープの状況からすると、余裕で30年くらいはもちそうです(やっぱ紫外線がないところだからかなぁ?)

挿入が浅くなる部分は内側でブチった

 

最終的にはなんとかなったものの、この亜鉛のスパイラルダクトの加工、固定作業はかなり技術(というかパワー?)が必要で、できれば次はやりたくないな~と思ったのでした。

 

はいこれが出来上がりです。

アルミテープが新しくてテカってるところが今回調整した部分(ほぼ全部か・・・)

 

うーん、よくわからないか。

比較写真を作ってみると、こんな感じです。

左が作業前の状態、右が作業後の状態

この写真右側のダクト、排気ダクトですが、前回みたとおりこのズレが非常に大きくて調整に苦労しました。

 

ダクトの汚れは想定どおり・・・

冒頭で書いた亜鉛ダクトの掃除具合ですが・・・場所によりますが、だいたいこんな感じでした。

回転ブラシが擦ったような跡ができている

浮いたような汚れは落ちているのですが、やっぱり壁面にうっすら張り付くような汚れは残ったままですね。あの煙突ブラシの形状を考えるとやむを得ないところかもしれませんが・・・

 

実際に内面を拭き掃除してみると、砂っぽい汚れが落ちてきます。

残っていたのは砂のようなジャリっとした粒子状の汚れ

想定通りではありますが、砂っぽいというか粒子っぽい汚れはどうしても残ってしまうようです。

 

 

本体は持ち上げて取付、動作チェックして作業を終える

ダクトさえちゃんと取り付けられれば、あとは配線をして下から本体を持ち上げてネジ固定するだけです。

本体を下から持ち上げる

旧型取り外しの時と同様、気密パッキンがあって摩擦が強いため、下からスッと持ち上がるのではなく、右左右左みたいな感じで少しずつ押し上げていく感じになります。

 

このあたりは取説の通りやればいいので特に何もないです・・・押し上げた後、ネジで固定するまで他の固定手段が一切ないのが気になりましたが・・・(旧モデルも同様)

たとえば押し上げた後、ツメをスライドさせて落ちないようにする、みたいな仮固定のためのギミックがあってもいいんじゃなかろーかと思ったのですが、そういうのはなかったです。(まぁ前述の通り、摩擦が強いのでそうそう落ちはしないんだけど・・・)

なので、一応片手で軽く本体を(落ちないように)下から押し上げつつ、もう一方の手でネジ止めをするという感じの作業になりました。

 

あ、一箇所だけ、なんかネジの位置を間違ってアレ?みたいになったところがあります。

ココ。

ネジが途中から入らない?と思ったら違う場所だった!

・見えているねじ穴ではなく、天吊専用シールで隠されている●部分にねじ込むのが正解

というトラップがありました。

なんだこれ?って感じですが・・・まぁ施工方法が天吊りだけじゃないってことなので、そのための配慮のようです。(天吊り施工する側からするとナンダコリャ?的な対応・・・)

 

※もちろん「ちゃんと取説読みましょう」という話ではある・・・

 

設置が全部終わったらリモコンつけて、ブレーカーONして動作確認します。

リモコン接続して動作確認->ok

無事に動作しました。

はぁ、疲れたー。ダクトでこんなに苦労するとは思わなかったー。

 

 

とりあえず作業はこれで完了です。

あとはリモコンの壁取付とか、気密確認とかあるのですが・・・疲れたのでまた次回にでも。

(なお翌日と翌々日、全身が筋肉痛になりかなりキツかった・・・)