【これまでのお話】
築20年以上の中古マンションを購入。
当初から一度も更新されていなかったユニットバスの天井に取り付けられた換気システム、いわゆる「浴室乾燥機」を交換することにして本体を購入。
その際に、汚れたダクトも一緒に交換しようと思ったものの、亜鉛のスパイラルダクトという結構ゴツいもので、気軽に交換するのは難しいという判断に。
せめて更新前にそのスパイラルダクト内を掃除しておこう、というコトになりました。
全体の段取りとしては
1.ダクトの出入り口を掃除
2.ダクト内を掃除
3.既存の浴室乾燥機を撤去
4.新しい浴室乾燥機を取り付け
5.漏れがないか確認
といった感じ。
前回までで1.2.のダクトの掃除は終えたので、、、
今回はその際に利用したブラシについて追記しておきます。
なお、ダクト専用ブラシが見あたらず、類似品の煙突用ブラシを買った話はこちらです。
ブラシがAmazonから届くもパッケージサイズがやたら小さい・・・アッ、ア”-ッッ!!
製品はAmazonでアヤシげな60cmものを購入しました。
で、届いたパッケージがこちら。
目視感覚でもちょっと小さくない?とは思ったのですが、こうしてメジャーをあててみると明らかに長さが足りません。
中で曲げて収納されてるんですかね。送料の関係でこのサイズにパッキングしているとか?
・・・と思ってパッケージを開封してみるも、、、
あれ? あれ? いやー、これは・・・ヒドい。60cmちゃうやん。
わざわざ数ある商品の中から60cm長のものを選択して購入しているのに、届いたのは41cmという。しかもこの41cmというのはAmazonラインナップ中最短のものです。
43cmですらない、41cmですよ。これはない。。。
その41cmも「ねじ込み部込み」の長さなので、実質的には1本あたり40cmしかありません。
本数は表示通り9本あったのですが、40cmx9本では3.6mにしかなりません。60cmx9本だと5.4mなので、全然足りませんねぇ。
困りました。
Amazonにおける返品処理とAmazonでの商品選びと
幸いなことにAmazonPrimeで購入しているため、Amazonルール&判断で返品処理が可能です。
「商品説明と明らかに違う長さの商品が届いた」というのは返品理由としてはじゅうぶんなので、Amazonにその旨連絡すると、ヤマト宅急便の人が回収にやってきて後日返金されます。
余談ですが、Amazonでは返品はできるけど交換という仕組みはないようで、こういう場合は別の商品を自分で探して、新たに注文するかたちになります。
Amazonも含め通常返品なり交換なりの手続きにはそれなりの手間暇がかかるところ、それを待たずに並行して新しいものの発注ができるのはよいのですが、資金的に厳しいとか、代替品が見当たらない場合は結構面倒なことになります。
というわけで、Amazonではこういうことがまれにあるのでアヤシゲな商品を購入する際は注意しましょう、って話でした。
ちなみにもう少し書いておくと、以前紹介したリンク先のページそのものが悪いわけではなく、Amazonの場合は
・同じページ(同じ商品説明)なのに、販売元によって出荷される商品が違う(ことがある)
ということです。
なので、こういう製品の場合、商品説明もさることながら「どこから買うか」も重要になってきます。
このあたり、大手メーカーが型番を振って製品を生産、出荷している家電品などとは違うってことですね。(この煙突ブラシには型番らしきものが存在しないし、そもそもメーカーがどこかすらわからない)
問題なのは「どこで買うか」の「どこ」が知らないトコばかりで、その情報集めが苦手な人にはコストが高すぎ、リスクを取り慣れていない人にはハードルが高すぎてバランスが取れないってことのようです・・・。
自分が子供の頃は「これからは経験が役に立たなかったり、むしろ障害になる時代が来る」などと言われていてその通りだなと思いながら生きてきましたが、唯一こういう「リスクの許容度」についてはまだ経験の有無が生かせる部分ではないかなと感じます。
煙突ブラシでダクト掃除をするにあたっての準備
さて、前回書いた掃除作業の中でほとんど触れなかった煙突ブラシそのものと、その利用方法について書いておきます。
といっても、セッティングは
・電動ドリルの先にビットの代替として下の金具を取り付ける
・金具の先にロッド(白いやつ)をねじ込み連結していく
・ロッドの最先端にブラシをねじ込む
だけです。
ただし、商品の取捨選択をしている記事(その116)で書いたとおりこのロッドは
・ねじ込み式なので、掃除の最中にドリルを逆回転させるとダクト内でロッドの連結が外れてしまう
という悲惨な事故が生じる可能性があります。
そこで、それを防ぐために接続部をねじ込んだあと、テープで固定します。
今回は手元にあったとアルミガラステープ(アルミシートにガラス繊維が入っているもの=伸縮せず、切れづらい)というものを使いました。
これをやることで、電動ドリルのパワーで逆回転のチカラがかかっても、そう簡単には外れないはずです。(実際に作業をした際には、逆回転させることは一度もなかった)
ブラシのサイズと掃除感
ブラシはこんな感じでした。
これも商品によって違う可能性はありますが、煙突ブラシで直径50mmってことはないでしょう。
以前お店で見たダクトはΦ100mmとか125mmだったので、たぶん煙突だってそれくらいのサイズ感ではないかと。
我が家のダクトに突っ込んだ感じでは、ちょうどいいサイズ感で、前回の通りそれなりに掃除ができたかな、と思います。