ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

ベーキングパウダーの古い/新しいで膨らみがどれくらい違うか比較した

今回あらたに買ってきたのはこちら

前回、クロテッドクリームを食べてみよう、という話で

・ベーキングパウダー(BP)が古かったことが原因でスコーンが膨らまなかったのでは? 

という問題?がありました。

2020free.com

 

そのときのBPの発泡はこんな感じで、まったく泡が出ず。

お湯を入れてもこの有り様でそば湯みたいな色になるだけ・・・

 

スコーン、せっかくつくったのにペタッとした感じに仕上がってしまったんですよね。ちょっとガッカリしました。

 

今回は新しいBPを買ってみたので、改めてそれでスコーンを作ってみます。

 

購入したBPはこれ。

なんかリンクだと6個セット?になっていますが、もちろんスーパーなどでは1個単位で売られてます。そこらのスーパーでよく売られている共立の品で、個梱包されている10gx10個入りのものです。近所のスーパーで300円くらいだったかと。

 

自分の過去話をすると、製菓をはじめた当初はアイコクの缶入りの100gのやつで、その後はラムフォードの缶入り113gを使っていました。

 

よって、共立も個梱包も初めてです。

 

ただ、自分のように「そんなに頻繁には製菓しない」というタイプだと、量が多くて安い缶タイプより、グラム単価は割高でも鮮度が長期的に保てる個梱包のほうがいいかも?と判断して今回はコレを買ってみました。

 

なおアイコクのはこちら。地元のスーパーでは200円ちょいくらい。

 

ラムフォードのは近所のスーパーにはなくて、製菓材料の店やカルディなどで買ってました。ちょっとお値段がよくて、300円とか、400円くらいだったかと。

ただ、製菓の人はこれを使っている人が多くて、自分も一度使ってみたら「膨らみがいいんじゃね?」という感じがしたので、それ以降はコレばかり買うようになりました。

 

鮮度の良いBPならまともなスコーンができあがる

さっそく共立の新しいBPで作ってみたところ・・・はいできましたー(早っ

卵57gで仕上がりは14個

今回は前回のようにカカオニブを混ぜたりせず、プレーンなスコーンを作りました。不純物?がないおかげか生地のまとまりもよく、作るのが非常に楽です。

 

前回のものと焼き上がりを比べてみるとこんな感じです。

上が今回の、下が古いBPを使った前回のもの

前回の、あまり膨らまなかったものはガッカリして横からの撮影をしていなかったので、ちょっとわかりづらいかもしれませんが、全部横に広くペタッとしてますね。(クッキーみたいで、これはこれで嫌いじゃないんですが・・・)

それに比べて今回のものは、個々の違いはあれど全部モコッとして、カサが高くなっているのがわかるかと思います。(ただ、これでも従前作っていたものよりは膨らみは控えめな印象です)

 

レシピも他材料も同じなので、

・BPの古い新しいだけで、生地の膨らみ具合が全然違う

ということが確認できました。

 

BPの発泡具合を確認してみる

やっぱ古いBPはダメやな~新しいのはちゃんと膨らむな~っていうのはわかったのですが、あくまで仕上がりをみただけです。

せっかくなのでどれくらい発泡具合が違うのか、素材そのものの比較してみました。

 

こんな感じで、少しBPを入れたところにお湯を注いで発泡具合をみます。

日付を見ればわかるとおり、上が鮮度の良い共立BP、下が古いラムフォードBP

同じ製品じゃないので厳密な比較にはなりませんが、もはやそんなこと関係ないレベルで一目瞭然かと思います。

(ちなみに発泡といってもモッコモッコと泡が出続けるわけではなく、出た泡がそのまま残ってしばらく消えない・・・みたいな感じの発泡のしかた)

 

さすがにこれだけ違えば、お菓子の仕上がりがあれだけ違うというのも納得です。

(白い粉の状態で目視しても違いはわからない)

 

新たに入手したBPは期限がまだ1年以上あるので、ゆっくりと使っていきたいと思います。(やはりそんなにガツガツと製造はしないつもり・・・)