先日、東京電力のアンペア数変更をした話と、アンペア数に連動して基本料金が変わってくる契約形態に対する疑問(不満?)を書き殴ってきたところ。
そんなことがアタマに残っていた時期に、新電力の勧誘を受けたので乗ってしまいました。
自分のこれまでの新電力変遷
これまで、何回か電気料金の契約見直しをやってきました。
主に新電力同士の乗り換えです。
エネオスでんき、ソフトバンクでんき、auでんきetc・・・あと東京ガスのでんきも契約してた時期あったかな?
使用量や料金を把握、管理したい(データを吐き出したい)とか、時間単位の使用量を見たいとか、単価の安いプランにしたいとか、ガスと一緒にすると安くなるんじゃね?とか、毎回違った見直し理由はあったように思うのですが、主要な動機はやはりスーパーの店頭とか自宅訪問で勧誘されての「キャンペーン乗り」が多かった気がします。
(あまりコロコロ変更するのは面倒さが勝るため「ガツガツはいかないんだけど、ときどきは見直す」みたいなスタンス)
それで実質料金を下げていく、ってくらいしか安くする方法がないんだもの・・・
まぁこれ、しかたないんです。わからなくはないんですよね、電気って産出したエネルギーとほぼイコールなので、相場に左右されるし地政的なものにも左右されるし、それ以上になにかしようがない。ひたすら振り回されるだけ。それを安定的に欲しい、しかもリーズナブルに、というのがもともと間違っているのかもしれません。(極めてリスキーなものだということ)
科学の力で電気エネルギーはどうにかならないのか?
このときに少し触れたとおり・・・
得られる熱って投入エネルギーとイコールなんですよね。
このときは加湿量ですが、これは水を沸騰させている熱エネルギーとイコールだし、電気も熱エネルギーとほぼイコールですからね(超おおざっぱにいうと熱で空気を動かして、空気がタービン≒羽を回して電気をつくる)
直近の電気契約見直しはおうちでんき、そして出戻り
というわけで少し与太話になったので、ワタクシの涙ぐましいコスト削減話に戻すと・・・
アンペア数の変更など、純粋にプラン変更でコストを削減したりということもありますが、微々たるもの・・・やはり会社を変えなくては!
ここで最後に書いた、契約見直しはソフトバンクのおうちでんきの話で、、、
このときはポイントゲットのあと2ヶ月無料だったものの、その後はYモバイルの料金割引の適用を受けたくらいでさほどのメリットはなかった気がします。(最初のキャンペーンがメリットなんだけど・・・)
その後、例の2022年?の電気代騒動があって、SBとしても契約解除をしてほしかったのでしょう、違約金的なものを免除するという荒技に出てくれて、それに乗って自分もかなり短期間で解約、東京電力の規制料金「従量電灯B」に切り替えてしばらく雌伏のときを過ごしてきました。(その間、引っ越しなど色々あって手つかずだった)
厳冬を迎える前のタイミングで、冬期の電気使用量増大に向け、久々にキャンペーンに乗って電気会社の切り替えを行いました。
どこにしたかというと、今回もソフトバンクの「おうちでんき(T)」でした。
確か解約の時に「またよろしくお願いします。」みたいなことを言われた気がするので、よろしくしてみることにしました。
あ、言われてた。
おうちでんきに2024年11月から市場連動度の低いTプランができた
しばらくソフトバンクのおうちでんきは「市場連動型」という、変動リスクを契約者が引き受けるタイプ(A)だったのですが、2024年11月からそのリスク転嫁をしないタイプのプラン(T)ができました。(あるいは調達方法が変わって、そもそもリスクがなくなっただけかも知れない。そのあたりは調べていない)
加えて、店頭で契約キャンペーンがあったので乗ってみた次第です。
キャンペーン内容は一ヶ月全無料とYM1回線5千円
以前もやっていた月額無料キャンペーンです。
以前は2~3ヶ月無料だったわけですが・・・まぁしょうがないです。かわりに、以前同じようなキャンペーンを受けていたとしてもおかわりOKと公式に認めています。(プランが違うからね・・・というSBがよくやるパターン)
他の会社が「初月基本料無料」(数百円レベル)などとやっているときに、全額無料なので相対的に条件は良い方かと。
今回は携帯回線の移動にあわせて店頭で契約をしました。
キャッシュバック的なキャンペーンの内容は、単品契約で5千円+YM契約1回線につき5千円(同一契約者NGただしMNPの場合に限っては利用者登録でOK)みたいな・・・なんかまぁ、MNP&家族優遇策の残りカスみたいなかほりのするやつ。
こういうのは週末とか年度末(引っ越しシーズン)だと増額とかあるので、興味のある人はこの時期、お店で聞いてみてもいいかもしれません。
今回のこれ、キャンペーン内容的には並の5千円/1回線で、契約期間が2年と長い上、違約金がモリモリなのが気になるところだったのですが・・・その場でごにょごにょ交渉して多少なりupしてもらったので契約をしてしまいました。
紹介キャンペーンWとトラップ
ところで、でんきとは直接関係がないのですが、この時期Yモバイルは「紹介キャンペーンW」という謎の「既存回線のプラン変更やおうち割などのオプション追加も被紹介扱い」(店員談)というのをやっていたので、それが通ればさらに上乗せが・・・(自分はかなり懐疑的ですが、ソフトバンクはときどきこういうことをやるので半信くらいはしている・・・)
ちなみに契約月を含めて5ヶ月後末らしいので、12月に契約をしたら翌年4月末に結果がわかります。
ちなみに、店員の話とは裏腹に公式を見る限り、
・既存契約も対象ではあるものの新たに設定された「シンプル2」プランへの変更とデータ増量オプションへの同時加入が必須っぽい
です。
というわけで、店員の「オプション一つでもいいから何か契約変更が入ればそれは被紹介対象になる」というのは誤認っぽいですね。まぁこれは「対象になればいいなぁ」くらいの感じで。
久々にSBのトラップに体重をかけてみた
さて、本筋に戻ってでんきの話・・・前回のおうちでんき契約はほとんど罠らしきものがなかったのですが、前述の通り今回は縛りが厳しく、最大で
解約事務手数料550円(純粋に解約事務に関するもの)
1年以内の解約金3000円(初月無料に対するもの)
2年以内の違約金5000円(2年契約に対するもの)
の合計8550円の解約手数料がかかるようです。
1年以上契約すると、初月無料に対するペナルティ解約金3千円がなくなって残り5550円になるので、そのタイミングで解約するかどうかって感じでしょうか。
2年契約については自動更新のようですが、この違約金5000円については「初回の」と条件が付いているため、25ヶ月目以降は発生しないようです。昔の携帯契約のように2年に1回しか解約タイミングがない、その時期を逃すとまた2年後みたいな不条理な感じにはなっていません。
供給地点特定番号以外に、前の契約のお客さま番号も必要だった
契約にあたり、供給地点特定番号だけで大丈夫かと思っていたのですが、前契約のお客さま番号も必要でした。
スムーズに手続きを進めるためにはこういうのは忘れないでメモっていきたいところ。
というわけで、12月末に契約し、1月から利用開始となり、2月上旬までの一ヶ月間「でんき使い放題」みたいな状態になったので、次回は、この結果がどうだったかを確認したいなと・・・