10年近く使用しているIDEAインターナショナル(現社名:BRUNO)のハンディシーラーが数年前に壊れ、そのまま騙しだまし使っていたのですが、ついに大破したので修理しました。
・・・というのが前回の話で、手持ちの2個とも修理してそのうち1個がイマイチ、もう一個はちゃんと使えるようになったのでまぁいいか、、、という感じで終わりました、、、
が、そのときにイマイチだった2個目のほうも今回パッキンを変更してみたところ、良さげな感じになったので書いておきます。
今回は水道用13Aパッキンを使用
前回使用したパッキンはこれでした。
パッキンって種類がたくさんあってワケがわからないのですが、このときはハンディシーラーの実測した穴のサイズをベースに、店頭で合いそうなサイズのものをチョイスしました。
ただ、本体側の穴にはフィットしたものの、そのフィット感そのままのサイズでは袋側バルブ部分には小さすぎて(ピッタリ密着しすぎて)イマイチだったのでは?というのが前回の感触です。
なので、同じく水道用のパッキンなのですが、今回はもっと大きな、標準的な水道パッキンである13Aというサイズのモノを使ってみました。(別の目的で買ったものを流用したのですが)
これです。
このパッキン、家庭内の水道系のパッキンはだいたいこのサイズで統一されているようなので、家にストックしておきましょう、と。
ポタポタ漏水みたいなのは、このパッキンが劣化してることが多いみたいで、定期的に交換する必要があるとのこと。
自分は水道業者でもないのに50個入のを買ってしまった・・・さすがに多すぎるので、こういうふうに何かに使っていきます。(3個100円、50個300円、、、って感じの世界。製造コストより流通コストのほうが遙かに高いからどうしてもそうなってしまう)
というわけで、パッケージには「本来の用途以外には使用しないでください」などとありますが、気にせずに使っていきます。
パッキンの追加作業(接着剤でつけるだけ)
前回取り付けたSANEIのユニオンパッキンをそのままに、13Aを取り付けます。
サイズが22mmくらいと前回のものより直径が倍くらいあるので、SANEIのパッキンには干渉せず、その外側にピッタリと張り付く感じに取り付けられました。
平らなほうを多少紙やすりで研磨し、二重に重ねてベトベトと接着剤で貼り付け。
2つのパッキンのあいだに隙間があるように見えますが、リブ(凸部)があるためで、それがあるため多少接着剤の付き具合もよいのではないか?と。
あまりキレイじゃないないですが、仕上がりはこんな感じです。
修理完了、問題なし、使い方次第
というわけで、パッキンを交換したところ、きちんと吸えるようになりました。
前回のような
・2~3秒で吸引が終わりすぐモーターが止まってしまう
ということもなくなり・・・。
あの小さいパッキンだとバルブ(というか反対側、裏側のビニール)とピッタリ吸い付きすぎて、吸引すべき空気すらバルブに届かない、という状態になっていたんですね。
ただ、今回のパッキンも水道用だけあってピッタリしていて余裕がなく、かなりペタッと吸い付いてしまうため、数秒で止まってしまうことがありました。
これはもともと使われていたシリコンパッキンより固い、というのが理由かもしれませんが、シリコンのときも似たような状態はあったんですよね。
結局、中の空気を吸い取るためにバルブ(内側)周辺に多少隙間をつくってやらないと空気は吸えない、ということになります。
というわけで、袋の外側はピッタリしつつも、内側に強制的に隙間をつくるにはどうすればいいか。
ウチの場合は、このよう電子レンジの扉を開いた状態で、その上に袋で吸引作業をしています。外周付近にあるパッキンの凸凹を利用し、その上にバルブ部を乗せて吸い取る,という方法をとっています。
本来はバルブの内側に空気を吸うための横穴を開けたリブ的なものがあってしかるべきって感じもするのですが、コストや保管のこと(バルブ部が凸になる)を考えてこのようなツルペタな状態になってしまったのかな?という感じがしますね。
ちと残念ですが、工夫で乗り切れるレベルなので今後もうまく使っていきたい所存です。