ふれふり!

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引ソロ家探し(その98 HC日記 24時間換気装置のカビ退治 続)

 

24時間換気装置のカビ退治をしたのは前回書いたとおり。

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数日後、外したプラ部品はキレイにして乾いたのでそろそろ取り付けるか・・・みたいになったのですが、本体側を目視したところやはり落ちきっていない汚れがあるように思えます。

洗面所で乾かしてすっかりキレイになったプラ部品

うーん、せっかくこんなにキレイにしたのに本体側にカビが残ったままだともったいないな~。

というわけで、気になったので、スチームクリーナーをかけてみました。

 

結局カビまみれだった本体

前回カビハイターなどをゴッテリかけて、かなりキレイにしたつもりではあったのですが、、、やはり勢いよくスチームをかけると隙間からはカビが出てきますねぇ。

 

下の写真は換気システムと天井との間の細い隙間に,横からスチームをあてていったところ。

横から一周、スチームをあてていったところ

 

直下にある湯船にボロボロとカビが落ちてくる

やはりこういう立体物は表面だけキレイにしてもダメで、分解して立体的に積層した汚れを取っていかなくてはならないようです。

 

加熱(ヒーターカバー)部分のカビのヒドさ

ほかにもスチームをあてていくと、黒いプラ部品はそれなりに掃除できるのですが、このステンレスメッシュのヒーター部分からは次々と、それこそ果てしない感じでカビが落ちてきます。(このヒーター部分が暖房機能を担っている)

 

たまにあるんですよね、こういういつ終わるでもないくらいゴミが出てくるパターン。

手前がヒーター部分、奥はシロッコファン

何度スチームをあててもどうにもならない(カビの濃度が下がらない)のでネジを取り外してみたところ、メッシュの裏側はこんな感じになっていました。

かなり除去された後でもこの有り様

すでにスチームでかなりのカビが吹き飛ばされたり溶かされたりして下落しているはずなのですが、それでもまだこれだけの残りカビ(?)があります。

 

そりゃこれだけ3次元的、立体的なカタマリの様なカビがあったら、いくら落としても落としきれるものではありません。(ちなみに取り外してここに置くまでの間にもポロポロとかなりカビっぽい小片が落下している)

 

本体側もしかり、でして、、、

取り外せない?

エアコンのフィンみたいな形状の金属がみられますが、見ての通り端のほうを中心に黒いものが目立ちます。たぶん全部黒カビでしょう。

うーんこれ、取るのが難しそう・・・もういいや、ここまでやったら十分ということで諦めるか。

 

・・・と思ってウンザリしていたのですが、翌日、起きてまだフレッシュな頭の状態で改めてよく見てみると、ネジがあって取り外しができそうです。

(上のスチームクリーナーの作業は,夜、お風呂に入る前にやりました。多少カビが飛び散って身体に付着してもすぐに洗い流せるように、です。もちろん上部の掃除なのでゴーグルをし、カビの飛散が考えられるのでマスクをして作業をしています)

 

ヒーター部分のカビを取る

もうここまで来たらやるしかないなぁということで、ヒーターフィンも取り外してみました。

ネジを4つ外すとフィンを覆うプラスチックのカバーが外れ、、、

ものすごいカビ

このように、さんざん洗ったにもかかわらず、そんなこと一切関係ないかのようにカビ(のようなもの)のカタマリがボコボコ落ちてきます。

こういう凹んだところにこびり付いている汚れって、少し外から洗ったくらいではビクともせず固着してて、なかなか取れないんですよね。

凹みにこびり付いているのが見える

 

続いてフィンを支えるネジ(ほぼ錆び付いている)を4つ外しますと、、、フィンが「でろ~ん」と垂れ下がってきます(電線で吊り下げられている感じ)

活性炭っぽくも見えるが・・・

いやー、ひどい。

これ、もしかしてカビじゃなくて活性炭みたいな、カビ対策に導入されたステキ素材なんじゃないの? 実は除去しちゃダメなヤツじゃないの? という期待をしてしまいそうなほどびっしりと。

 

その他のカビを諦める

シロッコファンの部分など、他にもカビが多そうなところはあるのですが、そこまでやっていくともはや全部まるまる分解することになってしまいそうなので、今回はココで終わりにすることにしました。

 

一応、見える範囲ではカビキラーでカビ退治をしつつも・・・

 

 

錆びまくっているネジを交換したいがマイナーなネジだと入手も一苦労・・・

金具や部品がこれだけカビだらけだと、固定しているネジもものすごい錆び具合です。

装置の各パーツは金属とプラスチックが混在しているため、通常のネジのほかにタップタイトネジと呼ばれる、プラスチックを固定するネジが使われていました。

 

当然交換するべきなのですが・・・これまでさんざんネジをいろんなネジを買ってきた経験からすると、タップタイトネジっていうのはそこらのお店ではあんまり売ってないんですよね。(巨大なホームセンターに行ったところ、あったけどサイズが限られていた。すごく小さいのとか・・・リモコン用とかかな?)

ステンレスも選べないし、頭も種類がなくて選べない

錆びやすいところにマイナーなネジを使うのはやめてほしい・・・

 

ちなみに、タップタイトネジには金属用とプラスチック用があり、両者はネジのピッチが全然違ってまったく互換性がありません。

金属用はSタイプ、プラスチック用はPタイプなどと書かれているようです。

試しに手持ちの4x8サイズのタッピングビスで代用できないか試してみたのですが・・・なんかナナメに入っていく・・・。よく見たらネジのピッチというか、凸凹の角度が微妙に違っています。

 

ただでも品物がないのに、錆び対策でステンレスを求めるとなるとほとんど選択肢がなく、、、

もっとも、タッピングビス2種B1よりはマシで、ステンレスでさえなければモノタロウ、ヨドバシ(取り寄せ)で可能なようです。

モノタロウは大阪魂というブランドでステンレスがありましたが、量がメチャクチャ多い・・・

結局、ステン処理されていない普通のタップタイトネジを使うことに・・・

 

カビ退治のためだけにユニットバスを交換するのもアリかもしれない

このように、カビというのは結局ユニットバスのあちらこちらにいっぱいあって、なかなか掃除していくだけで全部除去するというのは難しそうです。

こんな状態でもお風呂には入れるし,実際に世の中の多くの風呂場はこれよりもさらにキタナイであろう(そんな状態でも住人は気にせずに風呂に入って暮らしているのだろう)から、気にしなければそれでいいのかもしれませんが・・・

 

もしこれ以上気にするならユニットバスそのものをマルッと交換するのも要検討かなぁと思いました。

以前検討した際には「お風呂1回当たり300円近くかかって高杉でしょ」とそのまま使うことにしたのですが、ユニットバスのグレードを下げて半額くらいのものにして、値引きなども含めてトータル1/3くらいに抑えられれば、「1回当たり100円で、カビのほとんどない衛生的な環境で風呂に入れる」という可能性もあるわけです。

 

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上記の記事で書いたのは

ソロもんの場合・・・今後20年ずっと毎日がんばってお風呂に入っても7000回、

・ソロもんが200万円のユニットバスを20年間使うと1回あたり300円弱

くらい。

という、コスパの悪さを嘆く内容でした。(4人家族なら1/4なのにね、という)

 

1/3だと70万くらいですが、それで買えるユニットバスってたぶん最下位グレードの安いヤツなんですよねぇ。うーん、悩ましい。

 

高いところのカビ退治は飛び散り注意

上でも少し触れましたが、天井付近をスチームクリーナーでカビ退治すると、このようにカビ粉があちこちに飛び散りますので、やるときはこうした小物は別の場所に移してからやりましょう。