ふれふり!

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防災用簡易トイレを使ってみたが、固まる=カチカチではないらしい

Monotaroプライベードブランド

 

以前買って防災グッズの一つとして保管してあったMonotaroの防災用簡易トイレ袋を実際に使ってみたのでその感想などを。

 

買ったのはこれです。

www.monotaro.com

 

スペックとしては

・使用期限の目安15年

・30個入り2千円程度

・同梱の凝固剤で固めて燃えるゴミとして処分可能

と手軽なもので、数年前に1セット購入しました。

 

購入当時に箱の蓋は開けてパッと見たものの、中を取り出して具体的に確認して使ったことはなかったため、今回やってみた次第。

 

 

タダのゴミ袋やんけ!!

そうです、開いてみてビックリしたのですが、30枚の袋は45Lの黒いゴミ袋でした。四角いカタチのよくあるやつ。

45L10枚入りが3パック

今では黒いゴミ袋で燃えるゴミなどを出せる地域はないと思いますが、昔はこういうのがゴミの集積所にいっぱいありましたね。

 

まぁいいんですが、素材はともかく、もう少し「便器の形に添った形状の袋」になっているものかと思い込んでいたので、まんま四角いビニル袋でかなりビックリしました。

 

ただ、冷静に考えてみれば災害時にあの白い便器が使えるとも限らず、段ボールや木材などで仮の便器をつくって用を足すとなると、便器に合った形状の袋である必要は薄いのかもしれません。

 

どっちかというと、こっちの凝固剤のほうがこの簡易トイレの本体? 主要パーツ?といっていいのかも。

吸水ポリマーが主原料の凝固剤

 

設置、施行(?)

さっそく取り付けて使ってみます。

45Lとはいえ便器に乗せると結構デカい

 

一応、便器のある場所で使うという前提のもと、

・便器にかぶせて便座で外周を押さえる

という設置方法が示されています。(だったら丸い便器にフィットする形状の袋であってほしいような気もするが・・・)

 

というわけでそのとおりにやってみまして・・・

便器にかぶせたのち、便座で外周を固定する

座って、大小あわせていたしてみます。。。

 

 

使用後、意外に固まらない・・・

使用後は凝固剤を入れて袋の口をしばって廃棄する、となっています。

実際、凝固剤をつかったあとどうなるのか気になったので、袋の外から触ってみました。

凝固剤を投入後、口をしばってしばらく放置

なかなか感触を言葉で伝えるのは難しいのですが、、、

・投入後、1分程度で「なんかじょじょにモゾモゾ固くなっているな・・・」と感じられる感触

があったものの、

・2時間後くらいに触ったところ、全体的にブヨブヨした感じ

になりました。

 

なんだろうこれ、うまく固まってないような気が・・・このまま捨てて大丈夫なんだろうか・・・

 

固まらない結果にやや不安が残ったが実はそれでOKらしい・・・

時間がたてばもっとカッチカチのレンガみたいな固形物になるのかと思っていたので、これまた袋の形状と同様に、意外というか、想定外の結果でした。

尿に異常があると固まらない、という不安を煽る説明が気になりますが・・・

まぁただ、吸水ポリマーを使ってるモロモロの商品を思い起こすと、だいたいブヨブヨした感じだったと思うので、これで正常なのかもしれません。(尿に異常があると固まらない、などと書かれるとメッチャ不安になるのですが・・・)

 

他のサイト、他の人が試行した結果でも「ジェル状」(それで正常な反応)という表現をされているのを見かけたので、コッチコチのカッチカチになるわけではなく、これで大丈夫なようです。

(ただ、袋の外からの触感ではジェル状に凝固しているのか、うまく凝固せず液状なのかは判断が難しい感じもする)

 

一度はやってみたほうがいいと感じた

そんなわけで、たいした内容ではありませんがそれでも「思ってたのと違う」ということはあったので、やっておいてよかったと思います。

これで何かあったときにもスムーズに簡易トイレで致すことができそうです。

何事も、一度もやったことがないのと、一度でも使ったことがあるのとではだいぶ違うんですよね。