ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

引きこもりたいソロもんが家探しをする(その7 壁紙を見に品川のサンゲツショールームを訪問 1)

国土交通省サイトより

家探しの話の続き。今回が7回目。

 

最初のほうで

・一人だけど家の中で色々やりたいので広い家に住みたい

・家の中で快適に過ごしたいけど、好きに加工するには所有するしかない

・戸建は能力的に難しいのでマンションにするが新築を買うのは無理なので中古

・マンションはとにかく暖かいのがイイ

みたいな自分の考えを書いてきました。

 

で、今は(今さらながら)マンションのイマイチなところを整理している段階。

 

 

・・・なのですが、今回はちょっと横道に。

 

というのも、別の用事があって東京まで行ったので、品川にあるサンゲツのショールームを見てきたのでその話。

 

こんなところ。

サンゲツ公式より

サンゲツは壁紙をメインにしたメーカーで、住宅を購入したあとに行うリフォームで使う壁紙等はちゃんと見ておく必要があるな~と思っていて、いずれ行くつもりでした。(あれ? そういえばリフォーム前提の住居購入というのは書いてなかったかな?)

 

というわけで、ちょっと話としては飛ぶわけですが、忘れないうちに書いておいたほうがよいと思うので。

(家を買うというのは自分にとって単なる「お買い物」ではなく、こういうのを調べてどうするか考え、自分でどこまでできるか試行錯誤するプロジェクト的なものの一環・・・という認識)

 

品川駅が平日なのに人大杉

場所はこちら。

東京都港区港南2丁目16−4 品川グランドセントラルタワー4階

JR品川駅からはこんな感じで4分ほど歩きます。

サンゲツ

 

とはいえ、実際は電車を降りてから改札にたどり着くまでで既に5分以上経過。

迷子になったわけではありません。

ビジネス街だけあってか、平日の日中にもかかわらずメチャクチャ人が多くてエスカレーターもエレベーターも大渋滞だったのです。(階段は見あたらなかった)

田舎者の感覚だと信じられないですが、これが大都会の常識なのか・・・

 

 

ド田舎モン、なんとかサンゲツまでたどり着く

滅多に都会に出ない田舎者にはかなりハードルが高かったので、一応メモ。

 

ストリートビューだと地面(1F道路)に沿った情報しか出てこなくてよくわからないのですが、だいたいこの赤字に沿った感じで2Fの屋外通路(デッキ)を通ってサンゲツまで行く感じ。

Start->Goalで移動
青点のgoogle案内はおそらく地面(1F)に降りてのルート

 

つたない説明ですが文字にすると、、、

・品川駅中央改札を出て、駅構内を南へ少し歩いて「港南口」から外へ出る

・右折してしばらく2F屋外通路を歩く

・また右折して少し歩いてビルに入る

・エレベーターを登って4Fへ

みたいな感じだったと思います。(エレベーターにサンゲツの案内表示があったと思う)

「南へ少し歩いて」とか言われても方角なんて良くわからないよ、という感じかもしれませんが、あちこちの看板に「港南口」の文字があるので、それを参考に移動します。

 

外に出て、、、外といっても屋根がついてたりして、これまたどこまでが外でどこからが中だかよくわからないんですよね。まぁ壁がなければ外という感じで、ずっと2Fを移動します。

ここのデッキはサンゲツのあるビルまで全部屋根付きだったと思います。

 

似たような色のビルがいくつもあって非常に混乱しますが、入り口とかに名前が書いてあるのでそれを参考に「品川グランドセントラルタワー」というところに入ります。(ビルの名前も、カタカナとかアルファベットで調子こいたオシャレ系の似たような名前になっているのでイラッとするかもしれませんが、、、)

 

余談ですが、、、ここ、オフィスと商業が一体化したようなビルで、百貨店やルミネのような完全商業ビルとか、お役所のような完全オフィスビルしか知らない自分のような田舎者だと、なんか入ってはいけない場所に迷い込んだような錯覚を受けます。

 

が、都会にはこういうタイプが結構あるんですよね。

 

とはいえ完全なオフィスビルで部外者が入ってはいけない場所であれば、今どきは入り口に警備員がいたりゲートがあったりしてそもそも入れないので、「迷い込んだあとに怒られる」みたいなことは基本ないので心配はいらないです。

 

 

サンゲツとショールーム

この会社、壁紙とかの開発、製造会社で、ものすごい種類の壁紙を作っています。

もちろん住宅建築の業者(壁紙を貼る業者)が直接の顧客なのですが、個人でもホームセンターやネットで普通に購入することができて、DIYで壁紙を貼り付けることもできます。

なので、このショールームも業者と一般人、それから両者がペアで来ているパターンとが入り乱れています。

 

自分は珪藻土などを塗る感じの「塗り壁リフォーム」をメインにイメージしているのですが、そのやり方はややマイナーで、大半の住宅でメインで使われるのはビニールの壁紙なので一応見ておくことにしました。

 

他にリリカラとかいくつか壁紙メーカーがありますが、サンゲツが一番メジャーなのかな?

 

壁紙という名のビニル紙のメリット・デメリット

壁紙は紙とついてますが、実際は大半がビニル素材なんですよね。(一部、本物の紙を使っているものもあるけどメチャ高くて「特殊な製品ライン」という感じの扱い)

 

まぁこんなメリットデメリットがありますということで簡単に。

 

メリット

・本体価格、施工費ともに安い

・痛んだときの張替も容易

・とにかく種類が多くて多様な色、デザインから選べる

・ビニル素材なので耐水性も期待できる

・大量に使用されるため開発費も投入され、機能面も進化している(消臭機能とか)

・各種リフォーム情報も「元が壁紙」を前提にしている例が多い

 

この中で重要なのはビニル素材だということで、たとえば洗濯機の周りとか洗面所、トイレなんかは壁紙のほうがいいかなと思っています。

コストの安さも魅力なので「最初はとりあえず壁紙にしておく」という選択肢も頭に入れてあります。

 

デメリット

・機能的には弱い(調湿、消臭などの能力が低い)

・ビニル素材なので触ると安っぽい

 

こうして数だけ比べてみると、メリットのほうが圧倒的に多いですね。

DIYで貼る場合は、塗り壁に比べてさほど手間がかからないというのもメリットかなという感じがします。

・・・というか、素人にとってはどっちも手間がかかるので五十歩百歩なのだけど、たぶん慣れてしまえば壁紙のほうが手間が軽くて速く進められて、塗り壁はいくら慣れてもさほど手間が軽くならない、みたいな違いでしょうか。

 

なお、新築の場合は「壁紙のほうが固定資産税が安くなる」というのも選ばれる理由のようです。(おそらく、たいした額の差ではないと推測するのだけど)

 

というわけで、ウンチク話はこのくらいにして実際にサンゲツショールーム内を見学します。

・・・書いてて疲れたので次回。