ふれふり!

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マンション和室はこうなっていた その1 畳の下

よくあるマンションの中の和室

なんか自分のマンション探しの話が続いていて、演説っぽい感じになってしまって面白くないので(自分にとっては重要な内容なんだけど・・・)少し余談を。

 

上の写真のように、ファミリー向けの3LDKくらいの分譲マンションにはどういうわけか和室っぽい部屋があります。(ぽいというのは、「それっぽい」だけで壁紙とか全体を見ると洋室に近いのでは?と思うから)

 

間取りとしてはこんな感じです。

よくあるリビングの一角に和室が配置されているパターン

どうして和室があるのかよくわからないし自分としても必要性は感じないのですが、やはり「日本人は和室だと落ちつく」みたいな話なんですかね。

コンクリに囲まれているのに・・・。

 

というわけで、あちこちのサイトを見ているとマンションの和室について書かれたページはあるのですが、なんか本格的にリフォームしてスケルトンみたいにしちゃってるのと、妄想だけで書いているようなところしか見あたらなかったので、実際に自分の住んでいる建物で「現物がどうなのか?」を見てみました。

 

・・・と言っても、うちも冒頭の写真と似たような感じで、ただ、スプリングマットとか衣装棚とか段ボールとかいろいろ置かれてしまってキタナイ感じで、、、恥ずかしいので全景は勘弁していただいて、、、和室の象徴ともいえる畳がどうなっているか、ってこところだけ。

 

和室の畳は・・・

この和室の畳という存在。。。たぶん入居時に交換していると思うのですがはや10年以上経過して青っぽさはなくなり、完全に茶色というか白っぽくなっています。

この写真はリビングとの境目あたりで、古い建物なのでバリアフリーではなく段差があります。

右下にある青いやつはクッションシートで、以前キャリーバッグのキャスターに巻いて使おうか? みたいな話で紹介して使わなかったほうのヤツ。

2020free.com

 

もともとはこのように足が角にぶつかっても痛くないように貼り付ける用途で買ったんですよね。何度もここに足の指をぶつけて痛い目にあった実績があり、貼り付けました。

ただ、こんなの貼るより、周囲になにかモノを置いて足が付近に近づかないようにしたほうが効果あった・・・(ただ、それをやると部屋がモノでゴチャッとしてくるわけですが)

 


さて、話を畳に戻してめくってみると・・・

 

 

どん。

 

畳をあげると下は白い緩衝シートの上にかなりおが屑のようなものが・・・

畳をめくってみたところ、下はこのようになっていました。

青い「ン畳」の文字があるほうが畳らしきもので、建材で有名な会社ダイケンの「畳ボード」というもの。

 

下の白いほうは、なんか最初についていたとおぼしき白い緩衝シート。これが下地との間に挟まっています。これはこうやって施工するものなのかな? それとも工事の人がテキトウで放置していった??

 

畳ボードは畳ではなく専用の建材

さて、畳ボードのほうですが、、、

畳ボードは結構ぶ厚い

このように厚みが5cm以上あり、結構ぶ厚い感じです。この厚さのおかげか、この畳の部屋は冬でもまったく底冷えしません。

ボードという名前のとおり完全に1枚の板になっていて、それが並べて敷いてあるだけ。複雑な構造にはなっていません。

 

ただ、畳ボードって畳そのものではないんですよね。表面に畳っぽいものが貼ってあるだけで、中身はまったくの別素材。

糸で縛ってまとめ上げている

このようにいくつかの素材を重ね、糸のようなもので縛って固定する感じの構造になっていました。

こういうのを「建材畳床」と呼ぶらしいです。防虫、長寿命、低コストといった目的に従って研究開発された成果とのこと。

興味があればダイケンのサイトで確認してみてください。人々の畳への関心が失われていく(要は売れなくなる=作れなくなる)中で、どうやって残していくか、というのを考えて研究開発されたものとのことです。

 

これを畳モドキと言うのは簡単ですが、洋室の壁紙だって石膏ボードの表面にペラペラのビニールシートを貼っただけなので、和室の畳が本当に表面だけだったとしても別に驚きはありません。

むしろ、これだけ長い期間、ほとんどトラブルもなくもっているというのは優れものの建材なんだろうなと。自分としてはポジティブな評価をしています。

もう記憶が薄れてしまっていますが、入居時はそれなりに草の香りがしたような記憶があります。(それも香料だったりして?)

 

下はただのコンクリートだった

こちらもですね、見てもらったほうがいいと思いますが、白い緩衝シートをめくったらその下はこんな感じ。

真ん中のグレーのところが(たぶん)コンクリート

白い緩衝シートはただ乗っているだけでまったく固定されておらず、手でスッと持ち上げられます。

下は単なるコンクリートでした。さすがにコンクリートの下がどうなっているのかまではわかりませんが・・・なんか、表面をフラットにするためにコンクリート(固まる前は液体なので表面が平らになる)を流し込んでいるだけで、その下は別の素材っぽいですね。なんだろうこれ? おが屑? それっぽい板の建材があるのかな?

 

続いて外周の木の部分。

さきほどの青いクッションが貼られた角の部分ですが、畳ボードを取り外した下はこのようになっていました。

和室の角の部分

縁の木の部分はL型アングルで固定されているだけのようです。L型アングルが邪魔にならないように入り込む凹加工はされていますが、最近は便利な道具もあるのでこれくらいであれば自分でもなんとかできそうな感じです。(もちろんプロの数倍の時間がかかると思いますが)

 

施工会社や建物の構造によって作り方は違うのかもしれませんが、マンションの和室(の畳)ってこうなっているんだという一例でした。