ふれふり!

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20年選手の空気清浄機はまだ使えるの? その1(ナノイー部)

お手入れランプに加え、水満タンでも水補給ランプが点灯

自分は子供の頃にあまりよろしくない環境で暮らしていたこともあり、大人になってハウスダストアレルギーなどが発症してしまい、やむなく自宅では空気清浄機を利用しています。

(押し入れの隅の埃を食べたりしていた、、、らしい)

 

これまで諸々書いてきたとおりかなり物持ちがいい(貧乏性)ほうで、この空気清浄機も定期的に掃除をしつつ使っていたのですが、気付いたら新年あけましてちょうど20年選手になっていました。

 

 

2003年モデルのEH3000/3500だけどまだ使える

 

EH3000は2003年9月発売らしい

うちのはこれの家電量販店(Joshin)カスタマイズモデルEH3500です。

3000と3500との違いは

【EH3500のオリジナルポイント】
●リモコン付き
●風量アップ(適用畳数26畳、オリジナルは24畳)
●おやすみタイマー(1.2時間後切)、おはようタイマー(6.9時間後入)搭載
●本体色変更(ハイテク感のあるカラーリング)

とのこと。

 

EH3500の情報はパナソニック公式も含めてほとんど出てこないので、以下EH3000として話を進めます。

それにしても2003年のこととはいえ「ハイテク感」ってセンスがすごい・・・

 

ナノイーが出ないのでユニットを洗ってみた・・・

普通にファンは回って空気清浄(ホコリ取り)はできているようなのですが、しばらく前からナノイーランプ点滅のまま、ナノイー発生部がまったく動作してる気配がない状態になってしまいました。

「気配」っていうのはナノイーは目に見えないので、出ているのか? 出ていないのか? がよくわからないからです。

ただ、ちゃんと動いているときはジージーと音がしてナノイー発生部の先端が少し光っていたんですよね。

 

ナノイー部は蓋付きのコップみたいな形状の取り外しユニットなのですが、見ると接点部分がかなりヤられた感じになっています。

黒い接点部にかなり深い凸凹が・・・

うーん、カビなんかの腐食があったのだろうか・・・と思って、この接点部分をよく洗ってから接点復活剤などを塗布してみたのですが効果ナシ。

 

ナノイーユニットの接点を滑らかにしてみた

一応ナノイーユニット内のメインパーツ、ナノイー発生棒を確認をすると・・・

新型(白いタイプ)になっており、カルシウム付着もなさそう

この下の説明書のイラストのように、ナノイー棒の先端に「カルシウムなどの汚れ」がこびり付いている風ではないんですよね。

ここに書かれているようなクエン酸洗浄やぬるま湯への浸け置きなどはもちろん何回かやっているのですが、まったく効果はない状態です。

 

しかたないので、試しに凸凹の多かった接点部分を滑らかにしてみます。

接点部を紙やすりで削ってある程度滑らかに・・・


完全ではないもののかなり凸凹が減った状態になり、本体にセットして電源ON!

 

・・・だがしかし!

 

しばらく待つも、うーん、、、症状変わらず!

 

これも効果無しか・・・

ナノイーユニットそのものを交換するしかないのかな。

他のサイトでも「ユニット交換したらあっさり直った」という話が多いし。。。

 

ナノイーユニットは販売終了で手に入らない模様

説明書には記載がありませんがナノイーユニット部はパーツとして販売されていて、以前は普通に手に入りました。(ただしあくまでパーツ扱いで、何年使ったら交換しろといった消耗品としての扱いではない)

 

実際、うちも予備を買ってあったハズなのですが・・・探してもなんか見あたらない。もしかしたら、今使っているのが既に予備なのかも。(以前のナノイーユニットはカルキがこびりついてダメになったような、かすかな記憶がある)

 

探すけど、公式サイトはダメ。

公式サイト(あまり頼りにならないが)でも販売はしていない模様

もっとも、パナソニックストアは直営なのに自社製品のオプションすらマトモに扱えない店なのでしょうがない。(別の品で、取り寄せすらできないと断られて楽天で買ったことがある。ただ、ナノイーユニットに関しては以前は扱っていた記憶があるので調べてみた次第)

 

こういうときに頼みのヨドバシ・・・なのですが

情報が残っていたのはヨドバシくらいだけど・・・

残念ながら現在では販売が終了しているらしく、手に入りそうにありません。残念。

 

 

本体側の接点部分は金属製

ユニットが交換できないけどどうにかしたい、、、となると、とりあえず手持ちのユニットが正常だという想定で他の部分の故障を考えるしかありません。

なので、本体側を確認します。

本体側の、ナノイーユニットがスポッと入る部分がこちら。

年季の入った汚れっぷり

左右に2カ所の金属接点があり、ここからナノイーユニットに電圧をかけてナノイーを発生させる仕組みになっています。

実はこちらは以前ヨゴレが目立ったため、ヤスリで削って金属接点部分をピカピカにしたことがあります。

上の写真では黒ずみがあって汚れているように見えますが、先端の接点部分については銀色の地がちゃんと露出しています。

なので、こっちは大丈夫だと思うんだけど・・・ただ、接点は大丈夫でも、内部の回路がちゃんと動いているのかはよくわからないですね。電圧が下がってたり、もしかしたら断線してゼロになっているなんてこともあるかもしれない。

ただ、何ボルトなのかわからないところにテスターあてるのもコワイ。

フタを閉めると本体のランプが反応はするので、スイッチ部分は壊れてないと想定。

 

そもそもナノイーに効果はあるのだろうか?

ちなみに何ボルトかわからないかな?と思って調べてたときに見つけたナノイーの話はこちら。

jbpress.ismedia.jp

上記リンク先によれば、今のナノイーXはうちの機種(2003年モデル)の10倍出るらしい。(まぁプロモーション記事なので話半分ではありますが)

 

具体的な機種名は載ってないけど記事内の2003年の空気清浄機ってたぶんEH3000のことですよね。

これを読んでも自分の知識不足のせいか、具体的な構造が理解できない。。。

霧化電極というのは白い棒?

「霧化電極を冷やす」のが水なのかな?

「マイナスの高電圧をかける」のはなんとなくわかるが何ボルトくらいなんだろう?

「対極板をゼロ」とはどういう意味?

などなど。

(まぁ「放電は・・・放出する」みたいにテニヲハがアレな記事で構造を理解しようというのは無理があるのかもしれない。ごかますためにわざとそういう書き方にしている?)

 

その他あちこち見たのですが結局、どれくらいの電圧がかかっているかもわからず、ちょっとコワイのでテスターをあてるのはあきらめました。家庭用製品なのでそんなに高い電圧ではないのではないかと思うのだけど・・・

 

ナノイーなしのただの空気清浄機として活用していくことになりそう。

 

次回は使い続けるためのクリーニングをします。