ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

電気代高騰の解決策はありませんか?(規制料金に移行して少し安くなったけど東電の体質を感じる)

 

電気契約の話。とりあえず今回で一段落です。

 

まず最初に電気代高くなって困るよね~という話から、どうしてそうなったの?を経由して

「燃料費調整額の上昇を削ってなんとか費用を抑えよう!」

という話までがこちら。

2020free.com

 

「削って」というのは具体的には東京電力の規制料金(従量電灯B)への切替するわけですが、実際の手続きを行ったのが2022も終わろうとしている年末で、そのあたりの話はこちら。

2020free.com

 

今回は年明けて、実際に東京電力の規制料金に移行したあとの後始末と、料金はどうなったか(どうなりそうか)という話です。

 

東京電力からのアヤシイSMSが来て仕方なく支払い情報を登録した

東京電力の契約システムって電話とSMS認証だけのシンプルな仕組みなっていていいよね、みたいな話を前回書いたのですが、よく考えたらSMSってやれアダルトサイトがなんちゃら、裁判がどうの、未払い金が、といった風にアヤシイ通知が跋扈している世界でした。

支払い情報の登録もSMS経由でやると聞いて、最初はシンプルですばらしいと思ってしまったのですが、よく考えたらアヤシイSMSと間違えそうで結構ヤバい感じも。

実際届いたのがこんなの。

う、うーん。

こういうの、よくあるよね。詐欺っぽいSMSで。

実はこの画像自体も悪意ある人が詐欺SMSメッセージを作成するのに文面を利用される可能性があるので載せないほうがいいのか?と思ったのですが、契約すれば誰でもわかることなのでそのまま載せてます。

 

このリンク先は支払い先の登録というよりは今回の支払いをしてくださいってだけの話なのですが、カード払いをしたときは「継続払い」にするか否かのチェックボタンがあり、それをONにして更新することで次回以降は自動請求になるようです。

 

なぜか初回は一ヶ月ではなく3日分の請求になっており、26kWh887円という請求額になっていました。

ざっくりですが、一ヶ月30日で260kWhを利用すると8870円ということになりますね。

1万超えの今からすれば、多少安くなっています。

 

くらしTEPCO登録の面倒くささから東電の本当の体質を知る

支払いに続いて、東京電力の電力使用量/請求額などを見られるサイト「くらしTEPCO」に登録します。

前回書いたとおりこれは必須ではなく希望制のうえ、自分から申し込まないとIDやパスワードも手に入らない(勝手に送ってきたりはしない)ので、サイトに行って登録作業をします。

 

サイト見たらいきなり自由化プランへの誘導が表示されて笑えます・・・(笑い事ではないんだけど)

 

デメリットがまったく書いてない

そりゃ毎月5000ポイントとかくれるならメリットなんでしょうけど、今はそういう時期じゃないですよねぇ~

 

さて。

新規登録ボタンを探してを開始すると・・・いきなりフリー記入がスタートしました。

 

まじか。全部記入か。(住所だけは郵便番号から途中まで自動入力できるけど)

支払いはあんなに楽にできるシステムだったのに、このアカウント登録はヒドすぎないか。

 

しょうがないのでポチポチと入力して、メール認証(なぜかココはSMSではない)をしてアカウントを作成しました。

 

だがしかし!

ログインしてもすぐには情報が見られず、、、

なんだこれ

データがないと言われて、次に契約者情報の登録というのを求められます。

なんだこれ。また全部手入力か。

さっきの入力はなんだったのか・・・

 

えーっ、えーっ?

 

・・・どうやら、最初のくらしTEPCOへの(アカウント)っていうのはメールアドレスさえあれば誰でも登録できて、そこには電気契約との関連づけがないらしいです。

なので、ここで改めて関連づけをしてやらなければならない、と。

 

で、でもさぁ、、、最初のアカウント登録のときに住所氏名から入れてるのに、ここでもう一度ポチポチぜんぶ手で入力しなければならないっていうのはどうなの?

もしかしたら、アパート下宿の学生の電気代を親が払ってる、みたいなパターンだと1アカウントで2契約、みたいな管理ができていいのかもしれないけど・・・

 

なんという面倒くささ・・・

給付金や還付金などは遅いのに、請求書だけは光の速さで送ってくる地元の役所と同じや!w

東京電力、全然体質変わってなかった! カネ取る方面がガメツくなっただけだった!

 

東電さん、ガッカリですわ~

 

 

ちなみに、ここでも認証があります。今度はまたSMS認証。

認証

うーん、なんだろうこれ。

クレジットカードの登録とか支払いがSMS認証で終わるのだから、アカウントや契約者情報の登録もSMSスタートで良くない? 東電のデータベースの中では携帯番号に住所や契約者氏名の情報を紐付けて管理しているんでしょう?

わけがわからないよ。

 

上記の通り電話番号「分からない」を選択すると、お客様番号と事業所コードでの登録ができるようになっています。この程度の扱いなのに、どうしてあれこれ入力させるのだろうか・・・(しかも入力情報は、何かと突き合わせをしてチェックしているわけでもなさそう)

 

なお、さすがに電話番号すらも「分からない」ような状態で登録できるのはマズいだろうということか、今後はできなくなるようです。

まぁそんなわけで、かなりダメダメな印象を受けつつもとりあえず登録は終了したのでした。

 

Q.結局電気代は安くなったの? A.公費のパワーで少しだけ・・・

問題の電気代ですが、実際の一ヶ月分の請求はまだ来ていないので不明です。

ただ、冒頭のとおり3日間の利用で26kWh887円ですからね。30日で8870円。今よりは安くなっている感じです。

単価についてもこのとおり、燃料費調整額単価は+5.13円という規制料金のものが適用されていて、おうちでんきの最高額12.99円よりはかなり低いです。

今のところ東電の規制料金は撤廃されないようだが・・・

ちなみに2月の差額-7.00円は公費で、どこの会社で契約しても同額が補助として入るようです。(なので、おうちでんきでも同じように2月から-7.00円が入り、元が12.99円だったとすれば5.99円になる)

 

260kWh利用の場合は260*7円=1,820円となりますので、これを上記の8870円から差引して、2月の電気代の最終的な負担額は7千円/月程度にになりそうです。

 

 

よくわからない節電プランに申し込み

くらしTEPCOのサイトで節電チャレンジなるイベントがあったので一応申し込み。国のキャンペーンで節電したらポイントがつくらしい。

ただ、今回の自分のように会社の変更を伴う人ってどうなるのかよくわからないんですよね。

もうよくわからなくなっている節電チャレンジ

以前も書いたのですが「対前年度何%削減」みたいな基準で節電したかどうか? みたいな話は、会社変更している人には鬼門。

(そもそも自由化の目的は会社を選べるようにして効率化を促す、みたいな話だったと認識しているのだけど、その政策に乗った人を取りこぼすような制度はねぇ・・・)

 

ソフトバンクのおうちでんきのときにも何か申し込みをした気がするのだけど、それとコレが同じなのか違うのかもよくわからないんですよね。

去年のキャンペーンが期間延長されたものらしいが・・・

最初に申し込んで2000pもらったのとはまた違うのか・・・違うならまた申し込まなくてはならないのか、もしくは自動延長されているのか、自動延長でも会社が変わったら再申し込みが必要なのか? みたいな疑問が次から次へと出てくる・・・。

 

新規契約の場合の対前年は謎の「当社が任意で設定する使用電力量」に基づいて計算するらしいが、任意とはいったい・・・(「任意だから任意なんだよ」と言われそう)

 

まぁこれについてはあまり調べる気力も起きないので、とりあえず申し込みだけしておいて、仮に適用があればラッキーくらいに考えておきます。(一応Q&Aのページも見たけど同じようなことしか書いてなかった)

 

おうちでんきはしばらくアプリで見られる模様

もう過去の話でどうでもいいのですが、おうちでんきのほうのアプリはこのような契約終了メッセージが出る状態になっていました。

さよならおうちでんき

最終日の料金ですが、しかたないとはいえ1kWhあたり42円とかなりの高額になっています。

 

結構な

1月の東京電力の請求26kWh887円と単純比較できるように26倍すると

42円x26kWh=1,092円

となるので、20%くらい差があることになります。

 

全然関係ないですが、上記の節電キャンペーン、規約を見るとSBパワーが食い込んでいてさすがだなと思いますw

とにかく食らいつくパワーが強いソフトバンク