ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

ウエルシアで抗原検査も受けてきた

 

前回のPCR検査の話がこちら。

2020free.com

 

で。

今回はその続きで抗原検査の話です。

 

 

水曜日出発の旅行と相性の悪いウエルシアのPCR検査

旅行に行くためウエルシア薬局で新型コロナウィルスのPCR検査というのを受けたわけですが、実は予約のとれた検査日の都合で「検査結果が手元に届くのが旅行中」ということになってしまいました。

 

具体的には、

・月曜日に検査をする

・結果が届くのは水曜日の午後になる

・水曜日夜の宿に提示するのにはギリギリ間に合う

けど

・水曜日の朝に出発する段階では検査結果がわからない

という感じです。

 

じゃあ1日前にズラせばいいのでは?という感じですが、以前書いたとおりウエルシアは土日に検査をやっていないようなので予約が取れません(少なくとも自分の行ける範囲では土日は予約枠がなかった)。

じゃあ前の週の金曜に検査をするか、となると有効期限が火曜日までとなり、水曜日の宿に提示しようと思ってもすでに期限切れで無効です。

 

というわけで、ウエルシアのPCR検査と水曜出発の旅行との相性は最悪です。

 

検査日と有効期限の関係はこちら

2020free.com

 

上記リンク先でも書いたとおり提示する書類は電子データ(PDFの画面表示)でもいいらしいので、結果が陰性であれば旅行中に端末に届いたPDFであっても支障はありません。

しかし、、、万一陽性だったら旅行どころではありませんよ! という話なので、結構なリスクがあるのは確かで、想定は必要です。

 

本当に陽性だったら旅行を中止して戻ってくる? でも戻ってくる手段は? 陽性でもマスクすれば飛行機乗せてくれるの? 救急車で運んでくれるの? 知らない土地で隔離なの? 入院なの? 馬鹿なの?死ぬの? などと考え出すと不安(というか対応策を考えるのが手間)になってきたので、旅行出発前日に抗原検査も受けることにしました。

 

(自分はかなりのリスクテイカーではあるのですが、明示されたルールには従うつもりなので検査で陽性の場合は見なかったことにして出発するようなことはせず、すべての行程を(結構なキャンセル料を払ってでも)中止するつもりでした。そもそも検査をまったく受けずに出立するという選択肢は排除しませんが・・・)

 

 

抗原検査も30分ほど

さて、ウエルシアの抗原検査ですが、予約自体はPCR検査と同じ仕組み。1枠30分というのも同じ。

ただ、予約受付日を調べていると、同じ店舗でも受付日時はPCR検査とは違うようでした。

 

PCR検査はのときは、申請や郵送用の書類にあれこれ記入する手間が多かったのですが、抗原検査の場合はその場で結果が出て終了するので記入書類はピラ1枚だけ。

それと免許証などの本人確認書類を渡して間違いないか確認のうえ、その場で証明書を作ってもらいます。

これを書いて出すだけ

PCR検査と違って木下グループは関係なく、すぐに結果の出る簡易検査キットの結果をもとにウエルシア薬局の名入り証明書を発行するため、その場で完結します。

スマホも要らないし、アナログな普通の検査というイメージです。

コンビニの宅急便受付みたいだったPCR検査と異なり、こちらは薬局らしい(薬局でないとできない)検査という感じですね。

 

とはいえ、キットの検査結果が出るまでの時間が結構かかるので、トータルするとやはり同じように30分くらいかかりました。

 

 

検査で使われたのはロシュの簡易検査キット

渡されたキットはこれ。

SARS-CoV-2ラピッド抗原テスト(一般用)【ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社】

 

簡易型ですが研究用ではなく、厚労省でも承認されているとのこと。

www.mhlw.go.jp

 

作業そのものはPCR検査のときと同じように全部自分でやります。(薬局の人はやってくれません。)

 

 

検査は30分かかり半分くらいはキットの結果表示待ち

検査キットの説明は薬局の人はしてくれず、PCR検査の時と同じようにタブレット動画を見ます。

歌舞伎役者みたいなのが出てきて説明してくれました。

 

実際の作業はこんな感じ。

1.綿棒みたいなのを鼻に2cmくらい突っ込んでグリグリやって検体をとる

2.綿棒を溶液のようなものに浸して揉む

3.検査バーに2.で揉み溶かした検体(溶液)を垂らして反応を待つ

 

事前のイメージでは綿棒を結構鼻の奥深くまで突っ込んで痛いのかな? と思っていたのですが、2cmであれば痛いところまでは行かない感じですね。

 

検査バーはこういうやつです。

白かった窓の部分に2/3くらいまで検体が浸透したところ

右側に丸い穴が見えますが、そこに検体を垂らします。

すると中央のCとかTとか書かれた窓の部分に右から浸透していき、じょじょに色が変わっていくという仕組みです。

 

Cのトコロに縦線が出ているがこれは陽性ではなく検査がちゃんと行われているという証

10分くらい待つとこのようにクッキリと線が見えるようになります。

Cに縦線がありTに縦線がないのが陰性の証明

公式説明だとこんな感じになってますね。

ロシュの公式説明

まったく反応しないほうがいいのでは?と思い込んでいましたが、Cの方は反応しないと「検査がちゃんと行われていない」ということで無効になってしまいます。

当たり前ですが無効の場合は陰性の証明書というのは出ないので、意味がなくなってしまいます。

 

これで陰性証明書が出たので、旅行に出発できます。あぁよかった。

 

ちなみに上の検査バーの待ち時間中ですが、検査バーを目の前にして何もやることがなく、薬局の人も別のトコロに行ってしまい、完全に放置プレイでした。(なので上のようにのんびり写真を撮ったりできた)

 

 

薬局は本当に高齢者が多いなどと実感したのは誤認だった?

この日は朝一の検査だったので9時くらいには店舗に到着していたのですが、お客はほとんどおらず。

その後、検査している30分間の間に処方箋窓口のほうには他のお客は一人しか来ませんでした。(食品や化粧品売り場などは来客あり)

 

前回PCR検査の際には「ひっきりなしに高齢者が来て・・・」と書きましたが、思い込みによるものだったのかも。

店舗や時間帯によるのか、近くの病院の営業時間によるのかわかりませんが,必ずしもウエルシア薬局が繁盛しているわけではないのかな?と思ったのでした。

(PCR検査のときは郊外の大きな店舗、今回の抗原検査は駅前の小さな店舗でした)