ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

クレジットカードのご利用がご本人によるものか確認したいとの連絡(本物)があってビビった

出回っている詐欺メールの実例

今日はどうでもいい話ですが、こんなことがあったという参考まで。

 

先日、東京の知らない電話番号(03xxxxxxxx)からの不在着信が入っていました。

あまり電話を受けることのない私的な携帯への着信だったので気になって着信番号を検索して調べてみたところ、クレジットカード会社Aのセキュリティ部門との口コミが見つかりました。

確かに自分はA社のクレジットカードを持っていて、時々使っています。

とはいえ、昨今は色々セキュリティをかたった詐欺っぽい話も多いので、慌てて動くとロクなことにならないよな・・・と少々思案。

「無視しないでちゃんと対応したほうがいいよ」といった内容の口コミもあったので、とりあえず会社に連絡を取ってみることにしました。

 

カードの裏面の番号に電話した

「その口コミ自体もサクラ」という可能性がないともいえないので(文面からはその可能性は低そうでしたが)、着信番号への折り返しではなくそのクレジットカードの裏側にプリントされた一般の問い合わせ窓口に電話しました。

 

最初に話したのは、「御社の番号らしきところから着信のあったのだけど、間違いないか?を確認して欲しい」ということ。

(ここまでの話は一般情報ということで自分のカード番号などは関係がないので、個人情報のやりとりも必要なく、いきなり聞いてしまっても答えてくれます。)

 

ここで「それは当社の番号ではありません」ということであれば話はこれで終わり。詐欺電話で確定ということになります。

口コミ自体も嵌め込みに用意された嘘っぱちということで、無視することができます。

 

しかし、着信番号を読み上げて確認してもらったところ、間違いなくA社の持っている電話番号だということでした。

 

何かヤバいことが起きているのか・・・??

しょうがないので次の段階に進みます。

 

「ご本人の利用かどうか確認したい」が本当にあった

ここからは個人、個別の話なので、本人確認ののちセキュリティ部門に転送され、どのような用件だったのか確認してもらう感じに。

すると「ご本人の利用かどうか確認したい内容があり電話をした。○月x日xx時に・・・というサイトでご利用になりましたか?」とのこと。

聞いたこともない(あからさまにあやしいアドレスの)サイトでした。

記憶にない旨伝えると、今回は不正な利用が試みられた可能性が高いと判断して確認の電話をしたとの話。

うーん、これ、よく見ます。

どこで見たかというと、メールボックスの迷惑メールフォルダに大量にぶち込まれているやつだ。

長いこと使っているメールアドレスにワラワラ来ている

それの詐欺版ではなくて本物版(?)でした。

まさかよく来るスパムメールの内容が本当に自分の身に降りかかるとは・・・

 

対応は即座に向こうから申し出があり

このままカードを使用するのは危険なので、カードの番号変更手続きをとる

とのことでした。

 

カードの利用停止と再発行に至る

手元のカードは即時利用停止、2~3週間で新しい番号のカードを送るので今後はそれを使って欲しいということでした。(よろしいか?的な感じで了解は求められてOKした)

正直、こうした不正利用の試みのたびにカードを再発行していてはキリがないのでは?という感じでしたが、こういう経験もしておいたほうがいいだろうということで再発行してもらうことにしました。

(「不正利用の試み」というのは、今回カードは実際には決済に至っておらず、損害額は発生していないとのことだったのでそう表現しました)

 

このカードは携帯料金やプロバイダのような毎月の定期払い的な支払いに使われておらず、利用停止のあいだ生活に影響はなく、実害といえるようなものはありませんでした。

 

リスクを考えると不要なカードは不要である(進次郎話法

今回は特段トラブルには至らなかったのですが、ちょっとヒヤッとしました。いろいろ複雑な世の中で何があるかわかったものではないですからね。

クレジットカードはセオリーどおり「勤め人の間に多めに作っておいてからフリーランスに移行」しましたが、多数保有していても管理の手間とこういうリスクが増えるだけなので、これをきっかけとして少し減らしていきたいと思いました。

 

本当に困ったときにカードで資金繰りをなんとかする、場合によってはキャッシングで資金を借りる、という次元まで考えセーフティーネットとして作ったわけですが、そんなことになった場合には生活をまるごと見直すべきであって、カードに頼ってなんとかするというのはあまり良い結果が得られそうにはないんですよね。

というわけで、解約解約!