また3月11日がやってきます。
自分の場合はまったくもってロクデナシ人生なもので何もできることはないのですが、せめて自分の身の回りだけでもなんとかしておこうと防災グッズの確保や備蓄は最低限やっています。
と言っても普段はどっちかというと意識低い系です。
ただ、3月になるとニュースなどで「3月11日を忘れないようにしよう」みたいな話が出てくるので、自分はそのアナウンスを目覚まし時計のように実用的、実利的に捉え、備蓄の確認と更新をしています。(自分のなかでそういうルール=条件付けをすることで意識低い系でもなんとかやれる)
水と熱源と
最終的に生命維持に必要なのは水分と熱エネルギーだと思っているので、まずは水と熱源の管理をしています。
水は2Lペットボトル6本を2箱。賞味期限を確認し、近いようなら箱ごとキッチンに移動させておき順次消化していきます。毎年1箱だけ消費して、あとで1箱補充する感じのサイクル。
ビビリということもあり以前は10箱くらい床からドーンと積んであったのですが(ビビりすぎ!)、実は普段からスーパーの無料配布水やBRITAなどを利用していて、ほとんどペットボトルは使わず非常に回転が悪かったんですよね。
なので、現在は水を減らして代替に炭酸水とかジュースっぽいものをそこら辺に置いておくことにしています。
熱源はカセットコンロです。
各所の停電を見てもわかるとおり、大規模でない災害でも電気が止まることは普通にあるので、そういうときの電気はあまりアテにしていません(電気は備蓄が難しい)。カセットコンロであれば単体で動作可能なため頼りになります。
・・・というふうに結構深刻に思い至ってカセットコンロを備蓄に加え、本格的に管理を始めたのはここ3年くらいのことです。確か千葉とかいろいろ停電が長く続いたことがあったので、それを見てヤバいなと思い至りました。(水の備蓄は10年以上前からやっている)
コンロは本体の動作確認とカセットボンベの更新を行う
コンロ本体の動作確認とカセットボンベの消費(更新)を兼ねて、3月に入ったらキッチンに移動させ、古いボンベから順番に消費していきます。(ボンベがなくなるまではキッチンの据え付けコンロには小休止していてもらう)
ボンベ1個で何分くらい持つのか?みたいなのは以前調べた気がするのですが忘れてしまいました。現在ボンベは250g×3本パックが6パック、合計18本あります。足りるかな?
今回はそのうち6本を使うことにしました。6本は2019年製造だったためで、残り12本は2020年製造でした。
カセットボンベは消費期限が7年らしい
自分の買っているニチネンのボンベのパッケージには、使用期限として7年が目安と表記されています。
ちなみに上のものは2020年1月製造のボンベですが、実は2019年製造のパッケージまではこの使用期限の記載がありませんでした。
7年持つけど早めに使い切ってしまう理由
家にあるもっとも古いカセットボンベでも上記の2019年製造のものだったので、7年ってことだと2026年まで更新しなくても大丈夫な感じもします。
それに、そもそも3年前まで使用期限も書かずに堂々と売っていたワケで、本当は7年どころか20年くらい持つんじゃないの?正直なとこどうなのよ?ねぇメーカーさん?みたいに思っているワケですが、その間、じょじょに中身が漏れて減っている可能性もあるので、早く使うに越したことはないでしょう。
また、本体が壊れてしまうとカセットがあってもしかたないので、定期的に本体側の動作確認をしなくてはならず、こうした機会に両者を1回で消費していくことにしています。
災害がいつやってくるかはわからないので、本当は年に1回の動作確認では心許ないのですが、、、このあたりは面倒さとのトレードオフですね。心配しだすとじゃあ毎日使えば、という話になってくるのですが、カセットコンロは都市ガスに比べたらずっと単価が高いし、そもそもガス契約の意味がなくなってしまいます。
本体の動作確保という意味では本当はコンロ2台欲しいところなのですが、コストや置き場所を考えるとなかなか悩ましいところです・・・
その他の備蓄についての与太話
電池とかLEDライト、携帯用トイレなどいろいろあります。
何から始めたらいいかわからない場合は防災用10点セットみたいなのを買うのもいいですが、なんというか・・・割高感が否めないので、自分の場合は市の広報誌や防災パンフレットなどを見ながら必要そうなものを揃えていきました。
自分が買った中では、消費期限が10年くらいの超ロングライフの電池はちょっと高いですが安心感がありオススメです。
また、携帯用トイレはいろいろ揃えてほぼ最後に買いましたが、Monotaroが安かった気がします。安いといっても割安なものは量が多いので、たとえば半分は実家に送る、といった使い方が良いのではないかと思います。
ちなみに、自分の防災グッズの入った段ボール箱はこんな感じで結構適当に突っ込んであります。