2021年も半ばになろうという現在、果たしてどれくらいの人が(もともとあまり売れていなかった)WiiUで遊んでいるかわかりませんが、うちではいまだWiiUが最新型という状態です。
(いまブイブイ言わせている流行の任天堂SWITCHを持っていない)
ところでこのWiiUですが、コントロールパッドのバッテリーの持ちが悪くて長い時間遊べません。任天堂の「長時間連続して遊ばないように」という配慮かもしれませんが(PTAに魂を売り渡した?)、「そんなの関係ねぇ!!」という大人にとっては不便なだけでいいことは全然ありません。
そんなわけで交換用の互換バッテリーを購入してみましたが、大容量という割にやっぱり持続時間が短い気がするので、実際どれくらい持つんだろう?という記録をとってみました。
比較したバッテリーは3種(のうち2種)
標準添付されていた純正バッテリーのほかに2種類購入し次の通り合計3つが手元にあります。
あらかじめ断っておくと、このうち真ん中のGAMETECHのメガバッテリーパックUは購入後数ヶ月の間に猛烈な勢いで最大容量が減っていき、1年たたないうちに全く充電しなくなりました(電源ケーブルを接続しても充電ランプがすぐに消える)。何がリチウムポリマーだ、という感じで非常にガッカリでした。
なので、棄ててはいないものの今はもう使っていません。
そんなわけで、今回は今でも使えている
任天堂純正 WUP-012(2014年製?)
と
ROWAJAPAN製 WUP-013(2021年製?)
との2種類を比較しました。
比較方法
WiiFitUを1日1時間ほどプレイして、電源をオンにした時間、オフにした時間を記録し、バッテリーがなくなるまでの時間を計測していく、という作業を繰り返します。
使っているとゲームパッド右下のBATTERYランプがオレンジに点灯、点滅、消滅という段階を経てバッテリー切れを起こします。ゲームプレイ中にバッテリー切れを起こして中断を余儀なくされることがあります。
そこで、ランプが点灯したときは、その段階で(その日のプレイ後)もう一方のバッテリーを充電し、実際にバッテリーが完全に切れた段階で交換するサイクルで使っています。
ちなみにバッテリーはゲームパッド裏側のネジを外して行いますが、ゲーム中にポーズしてその作業をしなければならないのは結構面倒でした。
なので、普通の使い方としてはランプが点滅したら充電ケーブルを接続して使い、キリのいいところでゲームを切り上げてそのまま満充電まで放置、という感じかなと思います。(今回は計測のためにバッテリーがカラになるまで使った)
記録(結果)
集計結果はこんな感じになりました。
純正が3時間、ROWAが5時間弱ということで、おおむね1.5倍強という感じです。
5日とか9日といった日数は、バッテリーがカラになるまでにかかった日数で、これは毎日ゲームしてたわけではないからです。(1回のゲーム時間は1時間前後で固定されていますが、体調や時間の都合でプレイしていない日があります)
これを見る限り、ROWAの3サイクル目9日間のように均して(少しずつ)使用した方が長持ちする、という感じもする一方、純正の3サイクル目6日間のように日数をかけると持続時間が減ってしまい自然放電しているのではないか?と感じられるものもあり、よくわかりません。
なお、ここに現れていない内容としては、ランプ点灯or点滅状態でゲームを終了した場合に、翌日以降ゲームパッドに電源が入らない(なのでその段階でバッテリーを交換する)ということがほとんどだったので、残容量が低下すると電圧も低下して(電池残量はあるものの)起動に必要な電圧を確保できない、ということかもしれません。
プレイした時間帯も内容もバラバラだし、計測も手作業なのですがだいたいの目安としてはこれでいいかなと。
表示容量に合わせてもう少し持ってもらいたいROWAバッテリー
一応、数字上はROWAのバッテリーは3000mAhということで任天堂純正(1500mAh)の2倍の容量があることになっていますが、実際には1.5倍程度の時間しか持ちませんでした。
任天堂自身もオプションとして大容量バッテリーパックを出しているのですが、こちらは容量2550mAhにもかかわらず5-8時間と、ROWAの3000mAhのものより長時間持続するようです。
価格差は多少ありますが(ROWAは2千円ほど)、純正の安心感もありもし手に入るようであればこちらの方が良いのではないかと思います。
2021年5月現在では、残念ながらすでに販売が終了したのか、入手は困難なようです。(任天堂直販でも表示なし)