うちではずっと自炊をしています。
理由は店で食べるより美味しいのと、店まで行くのが面倒なのと、安いのと、あとは、、、作るのが好きだからでしょうか。
普通にご飯を炊くのも良いのですが、ちょっと違うのが食べたいということで、ときどき雑穀やら混ぜて炊いています。
今回は「もち麦」を混ぜて炊いてみました。
もち麦って?
麦の一種です。小麦大麦・・・といった種類のうち、大麦に分類されるそうです。
「大麦は食物繊維が豊富な健康機能性食材」とあります。
形状はご飯粒に似ているので,混ぜて食べてもそんなに違和感はありません。(食感はプチプチしていて、だいぶ違う)
どうしてもち麦を選んだのか?
いや~,実は特に理由はないんです。
これ、他のものを買ったときに通販の送料無料の基準額に満たず、調整のためについで買いしたものです。
一応国内産の大麦ということになっています。
残念ながら産地までは書いていないですが、キラリモチは四国が国内作付面積50%超のシェアだそうです。
このもち麦のメーカー「マエダ」も愛媛の会社なので、四国産のものを使っているのではないかと推測しています。
ダイシモチっていうのも同じようなものかなと思います。
どういった意図で2種類がブレンドされているのかわかりません(書いてありません)ので、ここでは特に触れないことにします。
通販でなくスーパーでも、こういったものは米コーナーの端っことかに置いてあります。
健康好きな変わった人たちが買う高い混ぜモノ、という先入観があって普段は目に入らないかもしれませんが、、、自分はそんなに高くはないと思ってるんですよね。おかずの値段を考えたら・・・。本当に米は安すぎると思います。
とりあえず説明書き通りに作ってみる
うちでは「ご飯鍋」(丸形の土鍋)を使って、ガスで炊いて炊飯しています。
最小サイズ1合用のご飯鍋で、いつも計量カップ山盛り200gの米、180gの水です。
ちなみに米1合は150gとされていますのでちょっと米は多くなってます。
また、米1合=150gに対して一般的には水200gとされているようですが、自分の場合はカップ9割くらいを目安に入れています。だいぶ少ないです。
今日はそこにパッケージ説明通りもち麦80g、水100gを追加して炊いてみます。
浸水は1時間ほどでかなり吸水されてしまい、当初上部にあった水の部分が炊飯前にはほとんどなくなってしまいました。
また、炊飯時間はよくわからなかったので通常の炊飯と同様のタイミングにしつつ、キッチンで様子をうかがっていました。すると、弱火で炊飯する際に通常の3/4くらいの時間が経過した頃、ちょっと焦げたような微妙な香りがしてきたため火を止めました。
炊きあげてみると量が多過ぎたが、焦げてはいなかった
1合用のご飯鍋を使って、もち麦を含めて1.5合くらいのボリュームを炊いたため、炊きあがったご飯鍋はパンパン。8割以上ご飯で埋まっていました。
ちょっとここまで埋まってしまうと、しゃもじで混ぜるのもムズカシイ状態です。(ご飯があふれてしまう)
焦げた香りが・・・と書きましたが、実際はまったく焦げてませんでした。というかむしろ少し炊飯時間が短かった感じ(水分が多めに残っていた)。なので、炊飯時間は通常と同じでいいのかなと思います。パッケージにも特に書いてないですし。
しゃもじで少しかき混ぜてみましたが、今回は少し時間が足りなかったように思います。あの焦げたような香りはなんだったんだろう・・・
食味はどうか?
土台となる白米は新潟の真之介です。そこにもち麦を混ぜた形になります。
当たり前ですが、全然違う食感になります。もち麦は白米より堅く、かといって固形物というほでもなく、その中間のプチプチした食感が得られます。
また、甘みもほとんどないので、白米と一体化することでご飯全体があっさりした味になります。
もともと、あっさりした食味が好きな自分には合っているかなという印象です。
ネックはコストか
食物繊維が多く身体にいいらしいのですが、ネックはコストかと思います。
これ、確か250gで300円くらい。説明通り1回80g使ってしまうとたった3回でなくなってしまい、1回あたり100円となります。
「白米に2~3割程度混ぜて炊くだけで、もちもち・プチプチとした食感の甘味・旨味が増したごはんに!」なんて書いてあるサイトもあるので、1回あたり半分の40gとかでもいいかもしれません。
というわけで積極的に買おうとは思いませんが(たぶん選ぶならもっと安い雑穀米にすると思う)、今あるのを食べきるまでは時々ローテーションに混ぜていきたいと思います。