使わない家電のコンセントを引っこ抜いておく人は結構多いと思います。特にACアダプタは、本体の電源を切ってもほんのり暖かいコトが多く、素人感覚でもこれは電気消費してるんじゃね?という感じがします。
今日は、節電以外にも役立つので、使わない家電のコンセントは引っこ抜いておいた方がいいぞ、という話です。
数ヶ月ぶりにWiiUを立ち上げようと思ったら音が出ない悲しさよ
うちにはいわゆるテレビがなくて、といってもパソコン用のモニタはあるので、それに任天堂WiiUを映して、別途オーディオ用のアンプから音を出してゲームをします。面倒な人ですね。でもしょうがないのです。
このオーディオ用アンプへの接続は、WirelessHD(HDMI)というすでに廃れてしまった面倒なワイヤレス規格を使っているのですが、このワイヤレスユニットがどうもうまく動かない。まず電源のLEDがつかない。壊れてしまったのかなぁ。
え、SWITCH? なんですかそれ?(時間停止
青カビがひどい
ふと見たら、WirelessHDユニットのACアダプタ部分がおかしい。モゾモゾとホコリのようなものがいっぱいついている。
あっ、これどっかで見たぞ。
青カビの原因は微弱な電気なのか?
腐食を「サルフェーション」というらしいですが、どうもACアダプタを指したまま長いことちゃんと電力を流さなかったことが原因で、こうなってしまったようです。確かに、忙しくなってWiiUができなくなってから、大掃除をしてWiiUを片付けるまでの数ヶ月間、コンセント指したままほったらかしにしてました。
それでも綿棒でなんとかカビをとるぜ
カビを取る画期的な方法はないらしく、ググっても重曹ペーストで浮かび上がってくるのを待とう!みたいな説明しか見つけられませんでした。もっとこう、液体かけるとすごい刺激臭がしてペカーッ!とキレイになるようなものはないんですかね。
え、ない? ないですか。そうですか。。。
しょうがないので、重曹ペーストつくります。変な刺激臭もなくて安全だもんね。。。
このペーストを、ほぐした綿棒の先にからませ、浸透させ、とりたいカビのあたりにペトペトとつけていきます。細い穴の中や、くぼみはすごく難しい。今回そんなやりづらいトコばっかり。
ACアダプタの受け口(本体側のDCジャック)とか・・・
ACアダプタの電気出す方(DCプラグ)とか・・・
ちなみにこのDCプラグの中央の穴ですが、モノによって大きいのから小さいのまでバリエーション豊かです。
かなり大柄なものもあるのですが、今回の製品はやたらサイズが小さくて、綿棒の芯よりも細いし、爪楊枝も少ししか入らない有様でした。なので、綿棒の先をほぐして、こよって、重曹ペーストをつける(水分多め)。それをそっと差し込んでグリグリ回してなんとか重曹ペーストをカビの近くに入れ込んだ感じ。
しばらく待ってから、もう一度新しい綿棒先端(水分少なめ)を差し込んでペーストを拭き取る・・・という感じの手順だったのですが、なにぶん中はよく見えないため、最終的に、ペーストそのものをどれだけ除去できたのかわからないところもあります。
とにかく使わないACアダプタは引っこ抜いておくべき
このようなわけで、今回はなんとか無事にカビをある程度は除去することができて、ちゃんと使えるようになりました。
ただね。この作業、無駄なんですよ。やらなくていい作業なんですよ。下手すれば本体壊れるし、修理するとか言って本体分解しだすと面倒なことになります。
やはり省エネだと言って全部引っこ抜くのは、違う意味でも正しかったんや・・・!